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槙野がレッズユース選手たちに経験伝える講義を実施

30日、槙野智章がさいたま市内の練習場で浦和レッズユースの選手たちにこれまでのサッカー人生で培ってきた経験や思いを伝える講義を行い、育成選手たちに成長を促す機会を提供した。

この取り組みは、浦和レッズ理念の根本的な活動方針の一つである「浦和レッズは、社会の一員として、青少年の健全な育成に寄与する」活動として行われ、浦和レッズユースの選手42人が参加した。

槙野は講義の中で、サッカーだけではなく、高校生年代から、いかに人間力を高められるかがプロになってから活躍を継続できるかどうかの大切な要素と伝えたほか、「みんなの年代は一番伸びる時期。目に見えるところに目標を書いて、それを達成したいと意識することが大切。恥ずかしいけど、僕はプロになってからもそれをやっていて、31歳になっても、『日本代表になる』『ワールドカップに出る』ということを家の玄関を開けると見える位置に貼って、それを達成した」と、目標を視覚化することの大切さを説いた。

また自身が影響を受けた言葉として「チャンス行きの列車に飛び乗れ!!」というメッセージを紹介し、「みんなが生活している中で、練習で、試合で、グラウンドで、チャンスはどこにでもたくさん転がっている。でも、転がっているチャンスをつかめるかは自分次第。チャンスをつかむためには、自分が今まで努力してきた自信だったり、準備だったりがなければ、その列車には飛び乗れない」と話し、大切な局面が来たときに、しっかりとチャンスをつかめるように日々の準備を怠らないよう訴えていた。

質疑応答の時間では、ボールボーイをしたことのあるユース選手から槙野が試合中に常にポジティブな声掛けをしているのを見ているが、それはなぜか、と聞かれ、「チームは生き物だから、ネガティブな発言を一人がすると、それがチーム全体に浸透してしまう。だからポジティブな声掛けをしている」と回答した上で、「ワールドカップでもそのことをあらためて学んだ。試合に出ている選手たちだけが戦っているわけじゃない。試合に出ていない選手たちも同じように戦って欲しい。今は、阿部選手、森脇選手、李選手、福島選手たちがリザーブに回ることがある。でも彼らはネガティブな発言は一切しない。後ろから僕たちの背中をバーンと押してくれる。がんばろうぜ!やろうぜ!勝とう!そう言ってくれる。そういうポジティブな空気がチームを強くしてくれるし、そういう空気があるから今は強い。ワールドカップでも日本代表にはそういう空気があった。みんなも当たり前にポジティブな発言をするようになって欲しい」と選手それぞれの前向きな姿勢が強いチームを作ることを伝え、ユース選手たちにもそうした振る舞いをすることの大切を伝えていた。

講義は1時間20分あまりに渡って行われ、槙野の熱い語り口調に、ユースの選手たちもしっかりと顔を上げ、熱心にメモを取っていた。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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