7日(日)、浦和レッズは埼玉スタジアムにて、明治安田生命J1リーグ1stステージ 第15節、清水エスパルス戦を迎える。勝てば優勝の可能性もある一戦だが、選手たちはあくまで目の前の一戦に勝つことに集中している。チームの司令塔・柏木陽介が、ここまでのチームの戦いぶりや自身のプレー、翌日の清水戦に向けた意気込みを語った。

「清水は若いチームで、すごく走り、がんばってくるチームだと思います。そこでこちらが落ち着いたサッカーをして、相手を走らせ、疲れさせるような展開にできれば、試合をより優位に進められると思います。それと、柏戦のようにミスから失点しないようにして、相手をゼロで抑えていければ、相手が疲れてきた中で、自分たちがよりチャンスを作れると思います。

清水の試合を見ましたが、つないで、中に入れてくることも多いです。そこでボールを奪い、相手の高いラインの裏を狙っていきたいです。柏戦でも、個人的には久しぶりに、パスをより多く前に出せました。(興梠)慎三との呼吸も合ってきているので、そういうシーンを増やし、点につなげていきたいです。

最近は自分が高い位置にいけていることもあるので、その分、後ろに守備の負担を掛けている部分も少しあるかもしれませんが、守備をするところと前に出て行くところのメリハリをつけて、前に絡んでいけば、よりチャンスは増えると思います。相手のラインが高ければ、2列目から出て行くことが一番チャンスになると考えているので、前に出して出て行って、3人目で受けられるような状態を作っていきたいと思います。

今は監督のサッカーをやりながら、自分たちがピッチの中で判断し、方向性を共有できています。昨シーズンまではうまくいかないときにイライラすることが多かったですが、今は自分がチームを落ち着かせるくらいの気持ちでやっています。それがいい方向に進んでいるのだと思います。

1stステージの優勝は、全く意識していないです。優勝すれば、また気持ち的に楽な試合運びができるようになるとは思いますが、明日で決めようとは思っていません。1年間を通しての、15試合目という感覚で試合に臨みたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】