14日(土)、浦和レッズはモンテディオ山形と明治安田生命J1リーグ 1stステージ第2節のゲームを戦う。正確なキックで攻撃のリズムを作り、セットプレーで得点につなげる存在でもあるのが柏木陽介だ。リーグ開幕戦となった前節の湘南ベルマーレは疲労もあり欠場したが、コンディションは向上している。レッズにとってのリーグ戦ホーム開幕に向け、意気込みを語った。

「明日の試合は、前節の湘南戦のように立ち上がりは相手の様子をうかがう時間帯もあると思います。山形はロングボールも多く使うでしょうし、中盤の上をボールが越えていく時間帯もあると思います。昇格してきたチームに対して難しい試合になるとは思いますが、僕たちのやることは変わりません。

個人としては疲労が抜けてきて、コンディションはだいぶ上がってきました。良い動きはできていますし、身体もキレてきています。とにかく、試合に向けて良い準備をするだけです。ここからまた3連戦ですし、自分はどこで出ても大丈夫だという気持ちで準備をしています。

今季からリーグが2ステージ制になりましたが、そんなに強く意識はしていません。毎試合が大切なのは今までと変わらないと思います。自分としては、年間優勝と共に、シーズンの勝ち点でトップになりたい気持ちがあります。もちろん両ステージで優勝して、最後も勝つというのが一番です。ただ、まだ実感がないというのが正直なところでもあります。

ギシさん(山岸選手)には、浦和ですごくお世話になったという思いがある先輩です。昨年のJ1昇格プレーオフでの活躍に鳥肌も立ちましたし、楽しみな対戦です。セービングが素晴らしいGKだというのは、誰もが知っていると思います。ただ、ギシさんとだけ対戦するわけではありません。山形と対戦して、最終的にギシさんと勝負になる場面があれば、シュートを決めたいと思います。

チームとしては、前節の勝利で良い雰囲気になったと思います。勝利が必要でしたし、チームとして必要なことをやってのポジティブな勝利でした。そこに自分がいなかったからと言って、崩すわけにはいきません。チームとしてやるべきことをまっとうします。たくさんのサポーターの方が見ている中でサッカーをできることは、幸せなことですし、みなさんと一緒に勝利する喜びを感じたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】