リーグ終盤のサンフレッチェ広島戦・サガン鳥栖戦と、左足を痛めて連続で欠場したものの、今シーズンもチームの主力として、大車輪の活躍を見せている柏木陽介。「自分がここに来てから、まだタイトルが取れていない」と、常々、「優勝」へのこだわりを見せている。
今シーズンの戦いも、天皇杯を残すのみ。田中達也と、ポポと、ともに頂点を目指し、最後まで戦うことを選手たちは誓っている。まずは15日(土)の横浜Ｆ・マリノス戦。柏木が記念すべき日の決戦に向けて意気込みを語った。

柏木陽介
「堀さんのもとで、みんなでこの試合に向けてしっかり準備をやってきたつもりですし、自信を持って、ミシャとやってきたサッカーを信じて出していけたらいいと思います。
大切なのは先に点を取られないこと、立ち上がり、自分たちの守備から入って良いリズムを作るということです。焦って、前に前にと行くのではなく、しっかりと守備をした中から、自分たちの攻撃を出せるようにしていけたらいいと思います。
F・マリノスは守備が堅くてあまり点を取られないチームだという印象があります。ただ、僕たちは、そういうチームを相手にしても点を取れているという自信もあります。自分たちがやっているサッカーを貫いていって、どこかで相手の隙を見つけて、自分たちのアクションから点を取ることもできると思います。
個人的にはリーグ戦の終盤にかけて、自分のプレーの質も落ちてきたりして、自分としても情けないところがありました。ただ、またコンディションも良くなりつつあります。あとは達也さんとできる時間というのを少しでも長くしていけたらいいと思います。15日は僕の誕生日？そうですね、バースデーゴール、というよりは、みんなが、バースデー勝利を僕にプレゼントしてくれたらいいな、と思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】