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李らが食料支援の寄付団体の取り組みをスタート

4日、プロサッカー選手を中心とするアスリートの、貧困地域などへの食料支援などの寄付団体設立記者会見が東京の日本記者クラブで行われ、浦和レッズから李 忠成、梅崎 司、柏木陽介、宇賀神友弥、長澤和輝、遠藤 航、関根貴大が出席し、世界の子供たちへの食糧支援への思いを語った。

会見では、同団体の代表理事を務める前国連大使の吉川元偉(もとひで)氏より、李、柏木、宇賀神、遠藤へのアンバサダー任命授与が行われたほか、全出席選手より今回の取り組みへの賛同への思いが語られた。

また、同団体の初めての活動として、李が昨シーズン獲得した、JリーグYBCルヴァンカップMVPの賞金100万円を寄付することが発表され、国際連合の食糧支援機関であるWFP(World Food Project)国連世界食糧計画の鈴木邦夫事務局長に、ルヴァンカップのMVP賞金ボードを手渡した。

李は「僕が寄付をするルヴァンカップのMVPの賞金は、日本一を目指して共に走り、戦い、守り、攻めた、チームのみんな、スタッフのみんな、ファン・サポーター一人一人のみんなの思いが詰まったお金だと思います。そうした寄付金が、子供たちの笑顔につながるものになればいいと思います」と活動への思いを述べ、「これから、みなさんの応援が必要です。ぜひ、みなさん、応援してください。よろしくお願いいたします」と同活動への理解を求めた。

同団体のアンバサダーには、上記の4選手を含め、サンフレッチェ広島の青山敏弘選手、柏レイソルの大谷秀和選手など11チーム15人の選手が任命されているほか、J1リーグの多数の選手が同団体のプロジェクトに賛同している。

出席選手コメント
【李忠成】
「みなさん、こんにちは。李忠成です。まずはこのプロジェクトに関して、本当に数多くのプロサッカー選手の仲間たちが協力してくれ、スタートすることができました。本当に誇りに思いますし、光栄に思います。そして、このプロジェクトに関わってくださった多くの方々に感謝いたします。僕は日ごろから、プロサッカー選手としてスポーツの素晴らしさというのを感じています。幼い頃、僕はプロサッカー選手に憧れていました。僕の憧れていたプロサッカー選手は、ただ単にサッカーがうまいだけではなく、人として社会に貢献し、そして人に夢や希望や勇気、そして目標を与える選手たちでした。今回のプロジェクトを通じて、選手の思い、スポーツの持つ力が、給食として発展途上や貧困地域の子供たちの未来を切り開くことにつながります。それは本当に素晴らしいことだと思います。僕は、サッカー選手としていろいろなゴールを決めてきました。僕のゴール一つで、一気に5万人のスタジアムが歓声に包まれたり、1万人、10万人、100万人、そして1億人、10億人の人が手を上げて喜びを分かち合える、それがスポーツの素晴らしさだと考えています。この素晴らしさをどうにか、横に広げていけないかと日々考えていました。こうしたプロジェクトをきっかけに、僕らの世代が中心となって、100年後、500年後にも続けられるような、そして愛に包まれるプロジェクトになっていけばいいと思います。僕が寄付をするルヴァンカップのMVPの賞金は多くの人の思いが詰まった100万円だと思っています。日本一を目指して共に走り、戦い、守り、攻め、チームのみんな、スタッフのみんな、ファン・サポーター一人一人のみんなの思いが詰まったお金だと思います。そうした寄付金が、子供たちの笑顔につながるものになればいいと思います。これから、みなさんの応援が必要です。ぜひ、みなさん、応援ください。よろしくお願いいたします」

【梅崎 司】
「最初に李選手にこの話をいただいたときに、素晴らしい活動だなと率直に思いました。僕個人としても、東日本大震災で被災地となった仙台への支援や、昨年は熊本の地震で被災した子供たちを、佐賀で行われたサガン鳥栖との試合に林彰洋選手(当時鳥栖所属/現FC東京)と一緒に招待してきたんですが、このプロジェクトはもっと大きな活動ができるな、プロサッカー選手という枠を大きく使っていくことができる、また他のスポーツのアスリートの方たちも巻き込んで取り組んでいきたいという思いも聞いて、この活動に大きく賛同させていただきました。日本スポーツ界が世界に向けて、いろいろな支援をしていければ、未来の子供たちにもプロスポーツ選手というのはすごいというのを伝えられると思います。頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

【柏木陽介】
「このプロジェクトに参加させていただいたのは、子供たちが僕たちのサッカーというもので、助けられる、元気づけられるということにつながるということで参加させて頂きました。これからも、自分がもっと活躍すること、それが子供たちを助けることにつながると信じています。スポーツを通じて、世界の子供たちが幸せになることを夢見て、活動に取り組んでいきたいと思います」

【宇賀神友弥】
「私がこの活動に賛同した理由は、この活動を通じて、社会貢献活動に一歩踏み出したいと思ったこと、サッカー選手としてこのプロジェクトを広めて、一人でも多くの飢餓に苦しむ子供たちを助けたいと思ったからです。柏木選手も伝えていましたが、自分たちがサッカー選手として活躍することが、一番の貢献につながると思いますので、まずはサッカーで活躍をして貢献していきたいと思います」

【長澤和輝】
「今回、李選手からこうした支援の話をいただいて賛同した経緯としては、僕自身海外でプレーしたときの経験がきっかけとなっています。海外でプレーしていたときには、特に裕福ではない国や地域から来ていた選手は率先して、他の選手からスパイクをもらってそれを提供したり、オフシーズンに国に帰ったときに、学校を設立したりと、個人でさまざまな貢献活動を行っていました。僕たち日本人の選手もそうした貢献ができないかと考えたときに、こうした素晴らしいプロジェクトの話をいただいたので、少ない力だとは思いますけど、それが集まれば、大きな力になると思い、協力したいと思いました」

【遠藤 航】
「今回、アンバサダーを務めることになりました。もともとサッカー選手として社会貢献活動をできないかと考えていたのですが、なかなか一人ではそうしたものを実現できないですし、何をしたらいいのかわからない状態でした。そうした中で李選手からこうした活動を始めるので、協力してくれないかという話をいただいて、本当に光栄に思いましたし、賛同させていただきました。この活動は一からのスタートですから、これからどうなっていくかは、まだわかりませんが、アンバサダーとして何ができるかを考え、行動していくことで、この活動に意味が出てくると思います。サッカー選手として子供たちのためになることをしていきたいと思います」

【関根貴大】
「今回、このプロジェクトに賛同した理由は、僕のような若い選手がこうした活動に取り組むことで他の若い選手にもこうした活動を知ってもらえると思いましたし、一アスリートとしてこういった形で社会貢献をしたいと思ったからです。本当にこれから自分が個人の結果もそうですし、そうした部分でも結果を残していくことで、こうした活動にもつながっていくと思うので、頑張っていきたいと思います」

※寄付団体について
【名称】NPO法人 SPOON FOUNDATION
【寄付先】国連WFP(World Food Project)国連世界食糧計画
【目的】プロサッカー選手を中心に、寄付を募り、特に発展途上国や貧困地域などのへの食料支援を目的としている。
*詳細はこちら→http://spoon.gives/

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