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宇賀神友弥「相手のことよりも自分たちがやってきたサッカーを出す」

18日(土)、浦和レッズはベガルタ仙台とJリーグ第28節のアウェイゲームを戦う。昨年も優勝を争うリーグ終盤で手痛い引き分けを喫した難敵だが、今季のレッズはそうしたジンクスをいくつも打ち破ってきた。その中で運動量が要求される左サイドのポジションを担い、周囲をよく見て自らの良さだけでなくチームメートの良さも引き出すプレーヤーが宇賀神友弥だ。リーグ終盤戦に入る中、背番号3はミシャ監督のバースデーゲームでもある仙台戦での活躍を誓った。

「ベガルタ仙台戦というと、昨年のアウェイゲームで試合終了直前に追いつかれて首位に立つチャンスを逃し、そこからズルズルといってしまった印象が強いです。難しいゲームになると思いますし、難しい対戦相手だと思います。今年のホームゲームでは勝利しましたが、そのときとは監督が変わっていますし別のチームになっています。そのイメージは持たずにゲームに臨みたいと思います。

明日のゲームも、基本となる相手より多く走って戦うことがベースになります。仙台はロングボールやクロスを早めに入れるチームなので、セカンドボールを相手より多く拾うことが大切です。それは、運動量や球際での戦いにつながります。自分の仕事としては、試合の流れや展開を読んで相手のサイドの選手に素早く良いプレスをかけることを意識します。そして、相手のことを考えるよりも自分たちがやってきたサッカーを出したいです。

今までの積み重ねがあってこその今の順位や勝ち点だと思いますが、自分としては『やっとリーグが始まった』というくらいの気持ちでいます。ここで勝てなければ、今までやってきたことが無意味になってしまいますから、これでこそリーグ戦という試合が始まったなという気持ちです。プレッシャーはどんどん強くなると思いますが、それを楽しめるくらいにやっていきたいと思っています。

この2年間、『あと何試合勝てば優勝だ』などと先ばかりを見て失敗しています。今は本当に、次の仙台戦しか見えていません。優勝を経験した選手たちからも、勝ち点の計算をしてはいけないと聞いています。去年は気持ちが強くなりすぎて『優勝』という言葉をみんなが口に出していましたが、今年はそれを内に秘めながら、ピッチ上でその気持ちを出して戦うことができています。自分たちのそういう部分も、サポーターの皆さんに見てもらいたいです。

アウェイですがほぼ満員のスタジアムになりそうだと聞いているので、それも楽しみです。今まで相性が良くないのはありますが、それを打ち破ってこそ強いチームになれたと言えるはずです。今年は、『さいたまダービー』や、徳島との厳しい環境でのゲームも乗り越えてきました。今回もしっかりと乗り越えていきたいと思います。

仙台戦はミシャ監督の誕生日のゲームですし、勝つしかありません。ゴールを決めて、ベンチのミシャ監督に駆け寄って『おめでとう』と言いたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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