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天皇杯3回戦 vs 相模原「キャスパーが決勝ゴール! ラウンド16へ進出!」

7日、浦和レッズは浦和駒場スタジアムで天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 3回戦 SC相模原戦に臨んだ。

レッズは、主導権を握り続けると、終盤に途中出場のキャスパー ユンカーがゴールを決め、1-0で勝利した。

レッズは立ち上がりからチャンスを迎える。1分、右サイドでテンポ良くワンタッチパスをつなぐと、関根貴大の横パスを中央で受けた武藤雄樹が相手のプレッシャーを受けながらスルーパス。相手を追い越して裏に抜け出した興梠慎三がペナルティーエリア内の右から飛び出してきたGKを越えるクロスを上げたが、味方にはつながらなかった。

その後もボールを支配したレッズは、12分にもチャンス。柴戸 海が左サイドへ展開すると、山中亮輔が前方へ送り、大久保智明がクロス。これを興梠が頭で捉えたが、GKがセーブ。こぼれ球を武藤が押し込もうとしたが、GKの正面を突いた。

その後は相模原がボールをまわす時間帯もあったが、レッズはボールを失った直後の素早い切り替え、または岩波拓也と槙野智章のセンターバックコンビが前に出ながら敵陣でボールを奪うなど、相模原のカウンターを防ぎながら、ゴール前への侵入も許さなかった。

34分には山中亮輔が負傷するアクシデントもあったが、チームは動揺することなく、急きょピッチに入った明本考浩もスムーズに試合に入り、優位に試合を進めた。

後半開始早々にもチャンスを迎える。後方から長短のパスを織り交ぜボールを動かし、関根のスルーパスをペナルティーエリア内で受けた興梠が切り返して左足でシュート。しかし相手DFのブロックに阻まれてしまった。

さらに48分にはドリブルでペナルティーエリア内の左に侵入した大久保がクロスを入れると、ファーサイドの興梠が左足でボレーシュートを狙うが、ミートすることはできなかった。

58分には右サイドの関根が鋭い切り返しで相手をかわして左足でクロスを上げると、相手のクリアボールに反応した興梠がミドルシュート。GKが弾いたこぼれ球に武藤が反応したが、これもゴールに押し込むことはできなかった。

前半以上にボールを支配し、押し込み、攻撃を仕掛け続けるレッズの選手たち。66分には武藤、興梠に代わって小泉佳穂、キャスパー ユンカーがピッチに入った。

74分にはカウンターからペナルティーエリアに侵入されたものの、圧倒的に攻勢を仕掛ける展開で相手ゴール前に顔を出すこともあった槙野がユーリのシュートをスライディングでブロックし、失点を許さない。

その後の87分だった。キャスパーが敵陣で相手のパスを奪うと、スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアに侵入。そして相手GKの位置を確認しつつ、左足でニアサイドの狭いコースを抜く絶妙なシュート。これがゴール左に決まり、レッズが先制に成功した。

その後も集中を切らさずに失点を許すことなく試合を終え、ラウンド16(4回戦)に進出を決めた。

次戦は7月10日(土)19時からアウェイの昭和電工ドーム大分で行われる、明治安田生命J1リーグ 第22節 大分トリニータ戦となる。

【関根貴大】
(我慢強くボールをまわしながら相手の守備を崩すタイミングを考えていたと思うが、率直な感想は?)
「前半はあまりうまくいきませんでしたので、後半は立ち位置だったり、さらに焦れずに揺さぶろうということを確認していました。その中でタイミングを見ながらクロスやくさびのボールを当てようということは、後半は全員が共通してやれたと思います」

(攻撃の緩急についてはどう考えていたか?)
「サイドでいい形でボールを受けられれば仕掛けようと思っていましたし、そうじゃないところは簡単にはたきながらコンビネーションをするといった使い分けは意識してやっていました」

(次のラウンドに向けての意気込みは?)
「内容どうこうではなく結果が全てですので、次の試合も勝利にこだわって戦いたいです」

(前週の金曜日の会見でリカルド ロドリゲス監督が、相手が5枚で守ってくることも想定しながらトレーニングしていたと言っていたが、実際に5バックを相手にした際に良くなったと感じることやもっと良くしたいと思うことは?)
「5枚の相手に対して自分たちが用意していたことが、思い通りになりませんでした。相手が思い通りに動いてくれませんでしたし、ワイドの選手を引き出しながら空いたスペースを狙いにいきたかったですが、5枚がきれいに並んだまま我慢強く守っていました。それが前半うまくいかなかった原因だと思います」

(次のJ1リーグで対戦する大分トリニータも5バックが予想されるが、5バックに対してチームの中で大事にしようと話していることはあるか?)
「今日のようなゲーム展開にはならないと思いますし、5枚のチームほど前に押し出してプレッシャーを受けることが多いと思います。今日ほどフラットに守ってくる相手にはサイドから行くしかありませんでしたが、次の相手はギャップが生まれると思いますし、中央でのコンビネーションがより生きると思っています」

(大分戦後には中断期間に入るが、取り組みたいことやレベルアップしたいことはあるか?)
「今年に入ってチャレンジしているのは中央でのプレーのクオリティーを上げることですので、そこをうまく味方とも合わせながら、ゴールに絡めるプレーを中央でしたいと思います」

(今年は試合によってメンバーが変わることが多いが、ポジション争いの激しさについてどう感じているか?)
「今の状況には満足していませんが、結果を残せば使ってもらえると思ってやっていますので、結果を残したいと毎試合思っています。最近は途中出場が多いですが、それでもゴールに絡むシーンが次の試合に直結します。やっている選手はやりがいがあると思いますし、全員に出場のチャンスがありますので、出ている選手も気が抜けませんし、出ていない選手もトレーニングからゲームとすぐにチャンスが来ます。そこでアピールすることにみんなが必死になり、チームとしていい形でレベルアップできていると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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