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大谷幸輝「無失点で勝利し、天皇杯初戦を制す」

12日(土)、浦和レッズは等々力陸上競技場で行われる、第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) 川崎フロンターレ戦に臨む。今シーズン、公式戦初出場となったルヴァンカップにて、準々決勝と準決勝でGKとしてチームの勝利に貢献した大谷幸輝。熊本地震の被災者の方々に、熊本出身の自分ががんばっている姿を見せたいと闘志を燃やす背番号15が、明日の試合に向けた意気込みを語った。

「明日は、無失点でいくという強い気持ちを持って勝つだけです。ルヴァンカップの準々決勝と準決勝で試合に出た教訓を、日々の練習に落とし込んでトレーニングを積んできました。例えば、想定外のことが起こらないような準備をしていくことや、後ろでのパス回しでは、どこでサポートに行くのかを事前に確認するよう意識することなどです。そして、ボールを奪った後のプレーでも、あらかじめボールを出せる場所を確認してすぐにボールを出せるようにすることなどは、普段の練習から意識していなければ、本番で実践することは難しいと思います。

自分がピッチに立ったルヴァンカップで、最終的にタイトルを獲れたことはうれしかったです。ただ、自分としては周りに助けてもらったという感覚を持っています。助けてもらうだけでなく、逆に自分がみんなをカバーできるようになりたいです。チームには質の高い選手が何人もいます。技術が高くて、ハードワークして、闘志を前面に出して闘う選手が多いので、そこで自分だけ置いて行かれるわけにはいきません。

川崎の攻撃に対しては、チームとしてディフェンスラインを高くして、相手にスペースを使わせないようにしたいです。ラインの裏のスペースは、自分がしっかりカバーしなければいけません。前に出るときと出ないときの判断をしっかりやりたいです。

また、天皇杯の公式球は、Jリーグのボールよりも無回転シュートが打ちやすい印象があるので、GKにとっては少し難しいボールかもしれません。川崎にも遠目から強いシュートを打ってくる選手がいるので、そこはしっかりと警戒していきたいです。

年明け最初の試合を優勝でスタートできたら、1年の始まりとしては最高だと思います。前回は決勝で負けて悔しい思いをしました。リベンジではないですが、来年の元日も決勝に行って、その悔しさを晴らしたいです。応援してくれるファン・サポーターのみなさんにも悔しい思いをさせてしまったので、まずは次の川崎戦にしっかり勝って、一つずつ勝利を積み重ねていきたいです。

そして、熊本地震の被災者の方々にうれしいニュースを届けたいという思いもあります。熊本出身の選手ががんばっている姿を見てもらいたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】​

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