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ミシャ監督 松本山雅FC戦前日会見

明治安田生命J1リーグ1stステージ第4節 vs松本山雅FC 試合前日コメント

「明日の松本山雅FC戦ですが、我々の第3節までの戦いと似ていると思います。相手は同じようなシステムで戦ってきますので、展開的にも似たようなものになるでしょう。松本はセットプレーやロングボール、あるいはロングスローで多くの得点を重ねています。アグレッシブで、泥臭く戦ってくるチームです。J1のチームとの対戦は、どのゲームも決して簡単なものではありませんから、明日のゲームも同じでしょう。

そういった相手に対し、我々も走り、戦い、しっかりと相手を叩きにいくという強い気持ちを持ってプレーする必要があります。とにかく、我々としては自分たちのすべてを出して、勝利しなければいけません」

【質疑応答】
(サッカーに対する思想が正反対のチーム同士の戦いという印象だが?)
「私は長年、いかに攻撃的に戦って勝利するかを常に考えてきました。私が日本に来た2006年当時は、3バックを採用するチームは少なかったと記憶しています。それから長い時間が過ぎる中で、多くのチームが3バックを採用してきています。

私は攻撃的なものとして、同じようなやり方を採用してほしいと思っていましたが、残念ながら、現在はほとんどが真逆のような、守備的な戦いをするチームばかりではないかと思います。現代のサッカーでは、3バックは攻撃的なやり方としてヨーロッパ、例えばイタリアなどでも採用しているチームが多いですが、日本を見渡してみると、守備的なやり方として優れているからという理由で採用しているチームが多いと思います。

日本の多くのチームが、私が以前からやっていたやり方を採用することには、嬉しい思いがあります。反面、非常に守備的なやり方になってしまったことに関しては、残念に思うところもあります。私自身、57歳になって、さらに新しいアイデアを持ってその守備を崩すことになるとは思っていませんでした。ただ、私はそうした守備的なやり方のチームに対し、アイデアを持って崩していくことへチャレンジしていくモチベーションは非常に高いです。

我々は日頃のトレーニングやミーティングで、いかに守備を固めた相手を崩していくかに取り組んでいます。簡単ではないですが、我々はそうしたことにチャレンジし続けたいですし、必ずそうした相手に打ち勝っていきたいと思います。

自陣に引きこもってゴール前を固める相手に対しては、ドリブルも必要な要素です。ダイレクトのパスだけではなかなか崩すことが難しいです。相手の守備組織をドリブルで1枚、2枚と剥がし、そのほころびから崩すことが有効ではないかと感じています。

コンピュータープログラムのようにオーガナイズされた守備組織を崩していくためには、ドリブルを上手く取り入れていくことが、重要な要素だと思います。もちろん、選手たちがそうしたことをやるのは簡単ではありません」

(公式戦が2週間空いたが、戦術の確認などの手応えは?)
「この2週間の中断で連戦の疲労回復と、トレーニングはよくできたと思っています。ただ、ケガ明けの選手が、もう少しトレーニングマッチなどでプレーができた状態で明日のゲームを迎えられれば良かったのですが、その部分はこの2週間で思っていたほどの状態には持ってこられませんでした。ただ、他の選手に関してはしっかりと疲労回復し、トレーニングを積めたと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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