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ミシャ監督 新潟戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 第18節 アルビレックス新潟戦 試合前日のコメント

「我々の置かれている状況を考えれば、どんな相手でも簡単なゲームではないと思います。明日対戦する新潟も我々と同じようにポイントが必要で、必死で戦ってくると思います。ただ我々も勝ち点を欲していますし、一丸となって勝利を目指すだけだと考えています」

【質疑応答】
(槙野選手が、主力と思われるチームではない方でプレーしていたが?)
「今日のビブス組とそうではない方と別れていましたが、明日のスタメンはビブスがない方かもしれません(笑)。世の中でみなさんの興味を引くのはセンセーショナルなことだと思います。今日のことは、みなさんにとってセンセーショナルなことだったかもしれませんので、見て思ったことを書かれればよいと思います。明日のスポーツ新聞に槙野はセカンドチームでプレーしていたと書くことは人の興味を引くかも知れませんし、新聞を売るためのよい機会かもしれません。残念ながら、すごく話題性のある特別なニュースが世の中の興味を引くというのが現実にはありますし、ノーマルなことというのは多く語られないのが今の世の中です。

マキに関しては、一つのトレーニングとして行っただけです。明日どうなるかというのは、私が判断することになります」

(川崎戦の後に、明日の試合で勝てなければ、辞任するということをサポーターに伝えていたが、その意志に変わりはないか?)
「その質問は、試合前にするノーマルな質問でしょうか。

サポーターの前に自ら私は出て行きましたが、そういう状況の中で私はいろいろなものを見ていました。みなさんがそうだったかはわかりませんが、多くのメディアの方が見ていたのを私は知っていますし、その方たちの多くが笑って見ていたのを私は知っています。

ここにいらっしゃる方の多くは浦和レッズを後押ししてくださっている方だと思っていますが、そうではない方もいるのではないかとも思っています。

私の浦和への愛は非常に大きい。私自身、他のクラブから6億円のオファーを受けました。ただ私は浦和で仕事をしたいと思っているため、ここに残っています。私は浦和をさらに前に導きたいと考えています。

船には必ずキャプテンがいます。もし船が沈没しそうになったら、最後に船を下りるのはキャプテンである船長です。周りは騒がしいですが、私自身はチームが置かれている状況、首位と10ポイント差でACL、ルヴァンカップ、天皇杯が残っている状況は、必要以上に悲観するものではないと考えています。しかし、世の中の方たちは、実際の状況よりもひどいようなプレゼンテーションをしていると思っています。今、船は小さな穴があいているのは確かですが、それをふさいで航海を続けられると私は考えています。

私はもちろんサポーターの方との話し合いで質問にあったような話をしました。私が言いたかったのは、私が出て行くというのは最も小さなことであり、決めるのはクラブであるということです。クラブのトップには代表がいて、その下に取締役の方たちがいて、その方たちが我々の船の航海が難しい、舵取りをしている人間を替えなければならないと判断するならば、いつでも私は船を下りようと、それは大きな問題ではないと、私は言いたかったのです。

クラブの決断すべき立場の人が、クラブのために私が離れた方がいいと判断するのであれば、浦和を大切にする気持ちがある私からすれば、それを実行することは大きな問題ではありません。いつでも受け入れます。

私は5年半の中で、このクラブの人間とも多くのことを話してきました。サッカークラブはこうあるべきだということも伝えてきました。クラブの大事なことは、見ている人たちが決めることではありません。そしてメディアが決めることでもありません。クラブの決めるべき立場にいる人たち、クラブを率いる人たちが決めなければなりません。

クラブの人たちが私の仕事を非常に評価してくれていることを私は知っています。私とクラブの方たちは2012年から非常に大きな仕事をしてきていると考えています。ここ数年でこれだけ大きく変わり、大きく進歩したクラブは、浦和レッズ以外にないと思います。クラブの方たちは非常に努力をされたと思います。増築しているクラブハウスの外観もようやく見え始めていますが、その建設が始まったのはいつからだと思いますか。またレッズランドで、ハイブリッド芝が新設されて環境が整ってきていますし、大原の人工芝も張り替えられています。

私、ミハイロ ペトロヴィッチは、浦和の戦士です。私は18歳のとき、ユーゴスラビアの徴兵制で軍隊に行きました。そのときユーゴスラビアの旗の前で、必要であればこの命を捧げてでもこの国のために戦うと誓いました。私はこのクラブに来たときに同じことを心に誓っています。浦和のためなら命を捨てでも戦う、と。私はそのくらいの気持ちで常に戦い、明日の試合もその気持ちで戦うということをみなさんに伝えたかったのです。その気持ちがああいう言葉になりました。

私が今後どうするかというのは、クラブが決めることです。クラブが必要とする限り、クラブに尽くし、戦います。私がもうこのクラブを助けられないというのなら、それはクラブが判断をすればよいでしょう。私は、ファイターです。人生のほとんどを海外で過ごし、生き残ってきました。明日のゲームも戦い、必ず勝ちます。ですから、そうした質問はする必要はないでしょう。

みなさんに知って欲しいのは、私がいなくなってこのクラブがよくなるならば、私はいまこの瞬間でも出て行く。ただ、このクラブを率いるのは、みなさんが思っている以上に難しいということです。今シーズンも含めて、我々が悪いというのであれば、言ってもらって構いません。

私が辞任するとかしないというのは、明日の試合を終わるまで待っていてもよいのではないですか。多くの人は、私がここを去ることを望んでいると思いますが、私自身はこのクラブのために最後の一滴まで振り絞って、戦います。それをみなさんも知っておいた方がいい。そして我々は明日勝つということを信じた方が良いでしょう。

川崎戦の後、私がサポーターの方たちと話す中で、心配されている方もいましたが、その姿を見て笑っている方も多かった、それを私は見ていましたよ。

みなさん、そんなに心配しないでください。我々は必ず這い上がる」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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