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ミシャ監督 ヴァンフォーレ甲府戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第6節 vsヴァンフォーレ甲府 試合後のコメント

「まずは、90分戦った両チームの選手たちを褒めたいと思います。今日のゲームは、非常に気温が上がり、立っているだけでも簡単ではないような状況の中で、選手たちは最後まで自分たちの力を出し切ってくれたと思います。そうしたゲームをしてくれた、両チームの選手を褒めたいです。

浦和レッズとしては、今日は非常にプレッシャーのかかるゲームでした。なぜなら、我々が勝利しなければいけないゲームだったからです。それに加え、甲府は特別な守備戦術を採ってくるチームですので、それに対して自分たちが戦い、勝利するのは、決して簡単なことではないと考えています。

甲府は特に、ペナルティーエリアの幅のところで、重点的に中を固めてくると分析していました。なかなかそこを突破していくのは簡単ではないと思っていました。だからこそ、サイドでいかに崩していくかを、自分たちの狙いとして考えていました。

サイドからの攻撃を狙いとすることを、今日の試合での第一のポイントとするならば、2つめのポイントとしては、相手の10番のドゥドゥ選手をしっかりと抑えることを狙いとしていました。攻撃を仕掛ける中で、相手が奪ったボールをドゥドゥ選手に入れてくる、あるいはスペースに蹴ってくるという中で、彼に落ち着いた形でボールをキープされてしまったら、相手のカウンターを食らいます。相手には、13番、14番、23番と、後ろからスピードを持って飛び出してくる選手がいましたので、そうした選手が飛び出してくるようなカウンターの機会を与えてしまったら危険だと考えていました。だからこそ、攻撃を仕掛けているときも、しっかりと相手の残っている選手をケアするということを練習で求めましたし、攻めている中でセカンドボールをしっかりと拾っていくことを、2つめのポイントとしていました。

今日のゲームに関しては、サイドからの攻撃で得点できましたし、相手に危険なカウンターのチャンスを多く与えなかったという点に関して、我々が狙いを持った戦いの中で勝利できたという試合だったと思います。内容的に見れば、浦和レッズはもっと内容を上げられるチームだと思っていますけど、こういった気温の、非常に厳しい状況の中で、選手たちは集中力と規律を持って、勝利するというミッションを成し遂げてくれたと思います」

【質疑応答】
(武藤は昨シーズンからずっと左シャドーでプレーしていたが、今日の試合で、右シャドーでプレーさせていた意図は?)
「今日のゲームで、高木選手を先発で起用したことによる狙いが、武藤選手が右にまわったひとつの理由です。高木選手は、ドリブル、シュートと、パワーとスピードがあるというのが特長です。引いた相手に対し、彼のように特長のある選手は効果的だと思っていました。パスだけでは崩せないような場面で、彼のスペースへの飛び出しや、ドリブル突破、シュートというものが、効果を発揮するのではないかという狙いがあって、彼を起用しました。そのことによって、今日は武藤選手が右にまわりました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ミシャ監督 ヴァンフォーレ甲府戦試合後会見

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