MENU

NEWS

ミシャ監督 アビスパ福岡戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第1節 vsアビスパ福岡 試合後のコメント

「今日は気温と湿度が高く、選手たちも決して簡単なゲームではなかったと思います。その中で、最後の力の一滴までふり絞って闘い、素晴らしいプレーをした選手たちを賞賛したいです。

相手はモチベーションが高く、強い気持ちで我々に臨んできました。前半の22分に槙野がレッドカードをもらって退場となり、PKで1点をリードされて厳しい展開の中で試合を進めなければいけませんでした。ただ、一人少ない状況でしたが、十分に得点できるチャンスを作れると自信を持っていましたし、前半の内に追いつけたことは良かったです。

一人少ない状況でしたが、ボールを持って仕掛けてくる福岡に対して、それほど大きな問題は抱えないと思っていました。唯一我々が危ない状況を作られるとすれば、福岡は高さがあるので、長いボールを放り込まれて、そのセカンドボールを拾われると、我々にとって厳しい展開になると思っていました。

後半に入って2トップにしましたが、ボールを奪ってから攻撃に行ける布陣でもありますし、相手ボールのときには比較的前からプレッシャーにも行けます。相手に簡単にロングボールを蹴らせない、あるいはボールの出所に行くことができれば、ラインも下げすぎなくて済むという意図を持って、後半は選手たちを送り出しました。

我々が狙ったように、非常にいい形で得点して逆転できましたし、2トップという戦術がうまく機能した後半でした」

【質疑応答】
(2ndステージ初戦で勝利したことについては?)
「2ndステージの第1節を勝利で終えられたことはうれしいことです。ただ、私にとっては18節目だと捉えています。昨シーズンは、17節を終えて1stステージを優勝という結果で終わり、そのことを賞賛されました。ただ、最後にチャンピオンシップでガンバ大阪に負けたことで、年間勝ち点2位でもシーズンを3位という結果で評価されてしまいました。私はこういったレギュレーションでのリーグは昨シーズンしか経験がありませんが、そこから学んだことを言わせてもらえば、最終的にチャンピオンシップで優勝することが、シーズンの本当のチャンピオンという扱いをされます。だからこそ、2ndステージは、チャンピオンシップの出場権を得る戦いであり、最終的にチャンピオンシップで優勝することが大切だと思っています。だからこそ、目の前の1試合1試合を大切に戦い、ポイントを積み上げていくことが大切なのです。

昨シーズンは1stステージで41ポイントを取って無敗で優勝をして、みなさんに賞賛もされました。ただ、日本人のチームは、多くの賞賛を得てしまうと間違いを生んでしまう傾向にあることを、私は目の当たりにしています。今日も鹿島がガンバに負けましたが、鹿島の選手の気が緩んでいるかどうかは別の話ですが、そういう傾向があるのかなという部分も私は見てきています。

特にサッカーという競技は、地に足を付けて、常に集中力を切らさずに目の前の相手を倒していくことをコンスタントにやっていかなければいけません。1stステージ終了後、選手たちはメディアに取り上げられて、インタビューに答える時間が非常に長かったと思います。そういう時間の中で、どれだけの選手が2ndステージに向けて、気持ちを切り替えて新たな思いを持ってサッカーの話しをして、うまく準備ができていたのか、そういった疑問が残ります。サッカーは浮かれたらすぐに足元をすくわれるスポーツです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ミシャ監督 アビスパ福岡戦試合後会見

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ