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ミシャ監督と槙野が、シドニーFC戦前日の公式会見に出席
19日、オーストラリア・シドニーのシドニー・フットボールスタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ2016 グループステージ MD5、シドニーFCvs浦和レッズの試合前日公式会見が行われた。レッズからはミシャ監督と槙野智章が出席し、意気込みを語った。
ミシャ監督
「皆さん、こんにちは。日本から来られた報道の皆さん、お疲れ様です。私はご存じのように腰のヘルニアの問題で杖をついています。オーストラリアの皆さんはどうしたのだろうと思うでしょう。腰の影響で、若干、足に力が入らないので杖をつかせてもらっていますが、監督としての指揮に問題はないことをお伝えします。
選手は走り、戦わなければいけないですけど、監督は考えなければいけません。私は20年間選手として走ってきたので、監督としてもう走る必要はないでしょう(笑)。
冗談はここまでとして、明日のゲームの話です。シドニーはACL初戦、アウェイで我々に敗戦してから、3連勝と良い結果を残していますし、初戦は負けましたが、その後に非常に良い試合をしました。初戦で彼らが見せたクオリティーから、非常に良いチームだと思っていますし、明日は非常に難しい試合になるでしょう。
相手のシドニーFCは3連勝で、グループステージ突破をほぼ手中に収めていると言って良いでしょう。ただ、反対に我々にとっては、グループステージ突破を決めるにはポイントが必要な試合になります。一丸となって戦わなければいけないですし、勝利を目指して戦います。
そしてご承知のように、日本の熊本という地域で大きな地震が発生し、そこでたくさんの方が亡くなり、たくさんの方が今も避難生活をしています。日本を代表するチームとして、明日の試合で良い戦いをして、勝利し、その方々に少しでも勇気と希望を持ってもらえるような試合にしたいと思っています。暗いニュースが多いですけど、少しでも明るいニュースを日本の皆さんに届けたいと思っています」
槙野智章
「オーストラリアに来たのは5回目ですけど、シドニーに来たのは初めてです。初めてこのスタジアムに来ましたが、非常にきれいな街、スタジアムだと思います。明日はこの街よりも素晴らしいゲームをして、オーストラリアの皆さん、シドニーの皆さんに浦和レッズという素晴らしいチームを知ってもらいたいです」
【質疑応答】
(シドニーFCは浦和に負けた後に3連勝したが、どのように見ている？)
ミシャ監督
「まずは、シドニーFCが非常に強いチームだということです。我々との対戦では負けましたけど、試合の中では、彼らの得点チャンスはいくつかありましたし、我々にもチャンスがあった中で、我々が勝利することができました。その後のシドニーFCの試合は、映像でチェックしましたけど、非常に良い試合をして、勝利したと思います。
彼らがこのグループで強いチームだということは間違いありません。ただ、このグループの4チームは、力が非常に拮抗していると思っています。中国の広州恒大は、最も大きな投資をして選手を獲得し、このグループステージを突破するだろうと見られていたのは間違いないでしょう。しかし蓋を開けてみたら、シドニーFCがグループステージ首位通過に一番近い位置にいます。浦項も非常に強いチームですし、我々も、他のチームには劣っていません。
グループステージの4チーム中3チームが、かつてアジアチャンピオンになったことがあります。それが意味している通り、非常に力が拮抗したグループです。だからこそ、どのチームが上に来るか、下にいくかは、非常に細かい部分が影響していると思います。強いチーム同士の対戦では、細かいミス、あるいは運で結果が出るものです。
シドニーFCは、自国のAリーグでは、残念ながら6位以内に入れませんでした。もしかしたら、リーグとACLで、どのようにターンオーバーしながら戦っていくかというところもあったと思いますし、どちらに比重をおいているのか、ということもあるのかもしれません。そういう意味では、シドニーFCはACLに少し比重を置いて戦ったのかも知れません。我々もそうですけど、ACLでは長距離移動もありますから、どちらに比重を置くかということもあると思います」
(4チームで差がないとおっしゃったが、浦和は広州に勝ったことで、自信を持っているのでは？)
ミシャ監督
「我々だけでなく、シドニーFCも広州恒大に勝っていますよね。シドニーFCも、チームとしていかに相手に対して勝利するかを考えて戦ったと思います。我々もそうです。我々のチームには、広州にいるようなスター選手はいませんし、あれほど大きな投資をすることはできません。ただ、我々は自分たちの努力とチームワークで、勝利することができました。そのことは自信になりますし、サッカーの世界で、お金で全てを解決できるわけではないということを証明できたことは、サッカー界にとって良い出来事だったのではないかと思います」
(アジア杯でオーストラリアが優勝したことがAリーグのレベルを上げるのに影響していると思うか？)
ミシャ監督
「オーストラリアはラグビーが国民的にも一番人気があり、その状況の中でサッカーがあると思います。日本も似たような状況で、一番が野球であり、二番がサッカーです。そういう中でオーストラリア代表がアジアチャンピオンになったことは、オーストラリアサッカーが国の人々に注目されることになるという、素晴らしい影響を与えていると思います。ただ日本もそうですけど、その国のナンバー1のスポーツに肩を並べ、追い越していくことは、決して簡単なことではないでしょう」
(昨日、ラグビーの試合がここであって、ピッチ状態が悪いようだが、気をつけるべき点は？)
ミシャ監督
「気をつけることは、明日、もし我々がラグビーをするなら、そのピッチでも問題ないでしょう。ゴールはまだラグビーのままですか？今日ラグビーのトレーニングをして、明日もラグビーをするなら問題はないでしょう(笑)」
(槙野選手に質問です。Aリーグのプレーを考えたことは？)
槙野智章
「過去に三浦知良選手がシドニーFCでプレーされましたし、僕が以前一緒にプレーした日本人がウェスタンシドニー・ワンダラーズでプレーするなど、近年では日本人がオーストラリアでプレーしていると聞いています。よりレベルが高くなったという印象はありますけど、僕の手元には、まだオファーは来ていません(笑)」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
ミシャ監督
「皆さん、こんにちは。日本から来られた報道の皆さん、お疲れ様です。私はご存じのように腰のヘルニアの問題で杖をついています。オーストラリアの皆さんはどうしたのだろうと思うでしょう。腰の影響で、若干、足に力が入らないので杖をつかせてもらっていますが、監督としての指揮に問題はないことをお伝えします。
選手は走り、戦わなければいけないですけど、監督は考えなければいけません。私は20年間選手として走ってきたので、監督としてもう走る必要はないでしょう(笑)。
冗談はここまでとして、明日のゲームの話です。シドニーはACL初戦、アウェイで我々に敗戦してから、3連勝と良い結果を残していますし、初戦は負けましたが、その後に非常に良い試合をしました。初戦で彼らが見せたクオリティーから、非常に良いチームだと思っていますし、明日は非常に難しい試合になるでしょう。
相手のシドニーFCは3連勝で、グループステージ突破をほぼ手中に収めていると言って良いでしょう。ただ、反対に我々にとっては、グループステージ突破を決めるにはポイントが必要な試合になります。一丸となって戦わなければいけないですし、勝利を目指して戦います。
そしてご承知のように、日本の熊本という地域で大きな地震が発生し、そこでたくさんの方が亡くなり、たくさんの方が今も避難生活をしています。日本を代表するチームとして、明日の試合で良い戦いをして、勝利し、その方々に少しでも勇気と希望を持ってもらえるような試合にしたいと思っています。暗いニュースが多いですけど、少しでも明るいニュースを日本の皆さんに届けたいと思っています」
槙野智章
「オーストラリアに来たのは5回目ですけど、シドニーに来たのは初めてです。初めてこのスタジアムに来ましたが、非常にきれいな街、スタジアムだと思います。明日はこの街よりも素晴らしいゲームをして、オーストラリアの皆さん、シドニーの皆さんに浦和レッズという素晴らしいチームを知ってもらいたいです」
【質疑応答】
(シドニーFCは浦和に負けた後に3連勝したが、どのように見ている？)
ミシャ監督
「まずは、シドニーFCが非常に強いチームだということです。我々との対戦では負けましたけど、試合の中では、彼らの得点チャンスはいくつかありましたし、我々にもチャンスがあった中で、我々が勝利することができました。その後のシドニーFCの試合は、映像でチェックしましたけど、非常に良い試合をして、勝利したと思います。
彼らがこのグループで強いチームだということは間違いありません。ただ、このグループの4チームは、力が非常に拮抗していると思っています。中国の広州恒大は、最も大きな投資をして選手を獲得し、このグループステージを突破するだろうと見られていたのは間違いないでしょう。しかし蓋を開けてみたら、シドニーFCがグループステージ首位通過に一番近い位置にいます。浦項も非常に強いチームですし、我々も、他のチームには劣っていません。
グループステージの4チーム中3チームが、かつてアジアチャンピオンになったことがあります。それが意味している通り、非常に力が拮抗したグループです。だからこそ、どのチームが上に来るか、下にいくかは、非常に細かい部分が影響していると思います。強いチーム同士の対戦では、細かいミス、あるいは運で結果が出るものです。
シドニーFCは、自国のAリーグでは、残念ながら6位以内に入れませんでした。もしかしたら、リーグとACLで、どのようにターンオーバーしながら戦っていくかというところもあったと思いますし、どちらに比重をおいているのか、ということもあるのかもしれません。そういう意味では、シドニーFCはACLに少し比重を置いて戦ったのかも知れません。我々もそうですけど、ACLでは長距離移動もありますから、どちらに比重を置くかということもあると思います」
(4チームで差がないとおっしゃったが、浦和は広州に勝ったことで、自信を持っているのでは？)
ミシャ監督
「我々だけでなく、シドニーFCも広州恒大に勝っていますよね。シドニーFCも、チームとしていかに相手に対して勝利するかを考えて戦ったと思います。我々もそうです。我々のチームには、広州にいるようなスター選手はいませんし、あれほど大きな投資をすることはできません。ただ、我々は自分たちの努力とチームワークで、勝利することができました。そのことは自信になりますし、サッカーの世界で、お金で全てを解決できるわけではないということを証明できたことは、サッカー界にとって良い出来事だったのではないかと思います」
(アジア杯でオーストラリアが優勝したことがAリーグのレベルを上げるのに影響していると思うか？)
ミシャ監督
「オーストラリアはラグビーが国民的にも一番人気があり、その状況の中でサッカーがあると思います。日本も似たような状況で、一番が野球であり、二番がサッカーです。そういう中でオーストラリア代表がアジアチャンピオンになったことは、オーストラリアサッカーが国の人々に注目されることになるという、素晴らしい影響を与えていると思います。ただ日本もそうですけど、その国のナンバー1のスポーツに肩を並べ、追い越していくことは、決して簡単なことではないでしょう」
(昨日、ラグビーの試合がここであって、ピッチ状態が悪いようだが、気をつけるべき点は？)
ミシャ監督
「気をつけることは、明日、もし我々がラグビーをするなら、そのピッチでも問題ないでしょう。ゴールはまだラグビーのままですか？今日ラグビーのトレーニングをして、明日もラグビーをするなら問題はないでしょう(笑)」
(槙野選手に質問です。Aリーグのプレーを考えたことは？)
槙野智章
「過去に三浦知良選手がシドニーFCでプレーされましたし、僕が以前一緒にプレーした日本人がウェスタンシドニー・ワンダラーズでプレーするなど、近年では日本人がオーストラリアでプレーしていると聞いています。よりレベルが高くなったという印象はありますけど、僕の手元には、まだオファーは来ていません(笑)」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
