背番号「10」。シャドーのポジションに入り、チームを牽引、スタメン出場を続けているマルシオ リシャルデス。今シーズンはセットプレーのキッカーとしても正確なボールを供給。普段のトレーニングでもキレのあるプレーを披露、チームとしての自信ものぞかせている。札幌戦、仙台戦と痛い敗戦が続いた。だからこそ、鍵になるセレッソ大阪戦。その大切な90分に向けて、マルシオが意気込みを語った。

マルシオ リシャルデス
「僕たちが置かれている今の状況はチームのすべての選手がよく把握していると思います。そして、どの選手もピッチの中で、できる限りの努力をやり続けることができていると思います。
明日のセレッソ大阪戦はホームということもあって、自分たちにとって非常に重要な勝ち点3を目指す試合になります。必ずそれを獲得するつもりで、試合に臨みたいです。
日々のトレーニングを、良い形で取り組んで、試合にも良い形で入ることが大事だと思っています。大切なのはやはり気持ちだと思います。リーグが始まってから、今の地位に至るまでには自信も持っていましたし、勝ち進む中で大きなものを持っていきました。そういった気持ちが僕らをさらに強くしてくれましたし、ピッチに入った瞬間から、自分たちは勝つためにここに立っているんだという気持ちを絶対に忘れることなく、最後まで戦い続けることが必要です。
順位などを気にすることなく、試合になったら、自分たちができることを100パーセント、ピッチの中で見せたいです。そうすれば自分たちがやってきた、リズム感というものも生まれてくると思います。自分たちを信じて最後までやる必要があると思っています。
リーグ戦の残りは5試合になりました。この5試合の中で、今までやってきて3位にまで至った気持ちをどれだけ出せるか、それにかかっていると思います。
セレッソ大阪はスピードもあって、カウンターも素晴らしいチームだと思います。自分たちは全体をコンパクトに保つ必要があると思いますし、相手が上がってくる分、自分たちは裏のスペースも使えると思います。良い守備をしながら、逆にカウンターの場面で相手の力、スピードを生かすことをしたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】