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ホーム連戦、大宮戦の勢いをリーグ戦へ

2日に行われたヤマザキナビスコカップ、大宮アルディージャ戦は、素晴らしい内容のゲームを展開し、最後に決勝点を決めて勝ち切ることができた。後方から選手たちが連動したパスワークでボールを運び、敵陣深くまで攻撃を進めた。仮にそこでボールを奪われても、素早く攻守を切り替えて高い位置でボールを奪い返し、完全にゲームを支配した。それは、試合後の「立ち上がりから最後まで浦和が相手を圧倒できた試合だった」というミシャ監督の言葉が物語っている。
李 忠成、青木拓矢といった新加入選手たちにもゴールが生まれ、チームのムードも明るい。そんな中、6日(日)にホーム・埼玉スタジアムに迎えるはベガルタ仙台である。今季からオーストラリア代表を率いた実績もあるグラハム アーノルド監督を迎えたが、ここまでのリーグ戦では2分3敗。ナビスコカップを含め今季まだ勝ちがなく、苦戦が続いている。
しかし、油断してゲームに臨むのは禁物だ。ミシャ監督就任以来、対仙台の成績は3分1敗。相性はあまり良くない。昨年11月の対戦で、終了間際に痛恨の同点ゴールを許して引き分けに持ち込まれた試合も記憶に新しい。振り返ってみればシーズンの結果を左右したゲームになっただけに、その悔しさを少しでも晴らしたい。この試合も今までの仙台戦同様にレッズがボールを支配する時間が長いことが予想される。理想は2日の大宮戦のようなゲーム運びで、決定機をしっかり得点に結びつけることだ。
もちろん前掛かりに攻撃するだけではなく、ボールを動かして相手のスキをうかがい続けることも求められる。焦って中盤で不用意なパス交換をすれば、角田 誠、富田晋伍のボール奪取能力に優れるダブルボランチを起点としたカウンターが待っている。前線には昨季リーグ戦13得点のFWウイルソンや、Jリーグ有数のプレースキッカーである梁 勇基も健在だ。仮にリードをしてゲーム終盤を迎えても、中原貴之、赤嶺真吾といった空中戦が武器のFWを投入してのパワープレーも考えられる。
中3日での連戦となるが、2試合続けてホームで戦える分、日程はレッズにアドバンテージがあると言っていい。そして、この日は永田 充と森脇良太にとって、それぞれ31歳と28歳の誕生日だ。2人の記念日を祝福するためにも、内容と結果の伴うゲームにしたい。ホーム連勝で勝ち点3を積み重ね、上昇気流に乗っていこう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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