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ホーム連勝を目指してアグレッシブに

埼玉スタジアムで行なわれた横浜F・マリノス戦を1-0で制し、ますます士気の上がる浦和レッズ。ホーム連戦となる次の相手はFC東京だ。キックオフは5月3日(土・祝)16時となる。

FC東京は2012、2013年に指揮を執ったランコ・ポポヴィッチ監督(現セレッソ大阪監督)に代わり、Jリーグ初のイタリア人監督であるマッシモ・フィッカデンティ氏が就任した。システムは4-3-1-2。“カテナチオ”で知られるイタリア人指揮官らしく、4枚の最終ラインの前に3枚のボランチを逆三角型に配置する守備重視のスタイルを打ち出し、細かい約束事をチームに落とし込んでいる。

開幕から4試合は勝利がなかったが、徐々に戦術が浸透してきた第5節以降は2連勝が2度あり、前節は名古屋グランパスに0-1で敗れたものの現在4勝2分け4敗で10位につけている。レッズに対しては、まずは守備からというベースを堅持しつつ、2トップが最終ラインにプレッシャーを掛け、3ボランチのところで奪うという戦い方をしてくるだろう。

迎えるレッズは、第9節柏レイソル戦で試合終了間際の失点による敗戦を喫したものの、続くF・マリノス戦ではその反省も生かし、しっかりと勝利を収めた。前半の我慢の時間帯、後半開始からの勝負の時間帯、先制した後のゲームコントロールの時間帯と、すべての時間帯でチーム全体の意思統一が図られたうえでの勝利は、チームが「勝ち方」を会得してきていることを窺わせる。

FC東京戦でも必要とされることは変わらない。相手よりも走ること、相手よりも集中すること、相手よりも闘うこと。攻撃では原口元気の好調ぶりが目立つほか、柏木陽介のプレースキックの精度が上がってきており、2試合連続でCKからゴールを奪っていることもさらなる期待感をもたらしている。

李忠成にとっては古巣との対戦。また、西川周作と権田修一の“日本代表GK対決”も見どころのひとつだ。

GW5連戦の第3戦目ということで、コンディション的にはきつくなってくるが、阿部勇樹は「FC東京には昨年ホームで引き分けてアウェイで負けている。上に行くためにはこういう相手に勝っていかなくては」と力を込め、平川忠亮は「連戦の中で頭一つ抜け出したい」と強い意気込みを示した。

現在はリーグ全34試合の3分の1を消化しようかという時期だが、選手は目の前の試合に集中する一方で、そろそろ混戦状態に区切りがつき、上位陣が絞られてくる時期だろうということも感じているようだ。

レッズは現在6勝1分3敗、勝ち点19で4位にいる。さらに上位を目指すため、アグレッシブな“ミシャサッカー”でGWホーム連勝を飾りたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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