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ホーム勝利で勢いをつけよう

16日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ第4節川崎フロンターレ戦を3-0という理想的なスコアで制した浦和レッズ。5月に入って初の白星を公式戦7試合ぶりの無失点で飾ったことで、チームは今、上向き状態だ。
攻守に勢いをつけて迎える次の試合はJリーグ第12節清水エスパルス戦。19日(土)15時30分に埼玉スタジアムにてキックオフされるこの一戦で求められるのは、いわずともがな、ホームでの勝利である。
アフシンゴトビ監督が率いて2シーズン目を迎えたエスパルスは、ここまで7勝1分3敗、勝点22で2位と絶好調だ。シーズン開幕当初は3試合で1勝2敗と、結果も内容もさほど良い状態ではなかったが、それ以降は8試合でわずか1敗だ。ボールを奪ってからのシンプルな攻撃が効いており、攻守のバランスが良い。16日のヤマザキナビスコカップ予選リーグでも勝利を収めており、公式戦勝利数は18チーム中トップの10勝。手ごわい相手であるのは間違いない。
システムは4-1-2-3で、大前元紀、伊藤翔、高木俊幸の若い3トップには勢いがある。特に高木は16日のヴィッセル神戸戦でも得点を決めており、公式戦12試合6得点と好調だ。だが、注意すべきは彼らだけではない。オーストラリア代表でもあるアレックスにも要注意だ。エスパルスでは中盤に位置するが、代表チームではFWとしてプレーしており、得点力が高い。自由にボールを持たせないよう、しっかりとプレッシャーを掛けていきたい。
レッズは5勝3分3敗で5位につけているが、5月に入ってからは勝ち切れない試合が続いていた。一時の「早い時間帯での失点」という課題は克服したものの、リードしながらも追いつかれる、あるいは追いついた後に勝ち越されるというパターンが目につくようになった。
これは、「1点取った後に守ろうという意識が強くなってしまったこと」(ミシャ監督)が大きな原因。消極的になって受け身に回ったことで相手が攻勢になり、最後は個の局面でのミスが失点につながるというものだった。
ただ、この課題についてはフロンターレ戦である程度の改善が見られた。その試合でもやはり、1点リードした後に消極的な姿勢が見られたが、しっかりとハーフタイムに修正し、後半はアグレッシブに試合を進めた。終盤はピンチも多かったが、体を張った守備でゴールを割らせなかったのも大きかった。
2ヵ月ぶりにピッチに立ったスピラノビッチの高さを生かしたハイボール対応、左右両ウイングでプレーした宇賀神友弥がそれぞれの位置からゴールを決めるというハイライトプレーもチームに勢いをもたらすことにつながっている。「浦和」と「清水」はともに“サッカー王国”として知られる。難敵に勝って、ホームで最高の喜びを分かち合おう。
(URD:OM)

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