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ホームで勝利し、新たな一歩を

2014シーズンのJリーグが開幕して以来、浦和レッズは安定した戦いを見せてきた。昨年からの課題であった守備には改善が見られ、チーム全体の陣形をコンパクトに保つ攻守にバランスの良いチームへの進化を感じさせた。そんな中で迎えた29日のヴィッセル神戸戦、前半までは良い流れを継続した戦いを見せていた。狙い通りの形で先制点も奪った。だが後半は、自分たちのミスも絡んだ形で悪夢のような3失点。4月2日(水)の大宮アルディージャとの『さいたまダービー』は、チームとして立て直しを図るゲームとなる。
今シーズンここまでのレッズは、改善された守備をベースに数多くの得点チャンスを生み出している。だが、その数に対してゴール数が伸びていない。ラストパスさえしっかりと通れば、シュートさえ枠を捕らえられればという場面で、ベンチのミシャ監督が頭を抱える場面が少なくない。生じているズレはほんのわずかだが、それがゲームの結果を左右するのがサッカーだ。逆に言えば、そこさえ合ってくれば昨季にリーグ最多得点を記録した攻撃力を爆発させられるだろう。
対照的に、ここまでのリーグ5試合で11得点9失点とゴール数の多いゲームが目立つのが大宮だ。試合終盤の連続ゴールで勝ちや引き分けに持ち込んだ試合もあり、セットプレーやパワープレーなどから多くのゴールをDFの選手が決めている。リードを奪っても試合終了まで集中力を切らしてはいけない相手だ。昨季まで大宮に在籍した青木拓矢は「浦和戦の前になると、チームもサポーターも雰囲気が変わる」と言う。そうしたメンタル面での戦いもキーファクターだ。
大宮にとってヤマザキナビスコカップ初戦ということもあり、メンバーの予想は難しい。だが、濱田水輝が「大宮のキーになる選手」と警戒するのが家長昭博だ。トップ下の位置から流動的にポジションを変えてパスを受けながら、危険なゾーンへ進出してくる。柔らかいタッチでのドリブルや意外性のあるスルーパスなどでレッズゴールを脅かしてくるだろう。槙野智章を出場停止で欠く試合になるが、全体が連動した守備で抑え込みたい。
ナビスコカップが7チーム中2チームが予選を勝ち抜ける大会方式になって以来、通過チームはすべて2敗以内である。初戦を敗戦したレッズにとって背水の陣で迎える一戦だ。まして、無観客試合の後に迎える初めてのホームゲームである。柏木陽介や濱田は「勝つことがまとまるキッカケになるし、それでサポーターとひとつになることができると思う」と言う。選手、クラブ、ファン・サポーターとレッズに関わるすべての人が思いをひとつにして、勝利で新たな一歩を踏み出そう。試合は埼玉スタジアムで19時30分にキックオフされる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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