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オズワルド オリヴェイラ監督会見(5/2)

5月2日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(ジュビロ磐田戦に向けてどんなことを意識して調整したか?)
「時間は少なかったです。昨日も今日もこれまでの練習と比較するとハイライト的なトレーニングになりました。繰り返し行っている練習を短縮して行いました。そして、次の対戦相手に当てはまる部分を強調しながら行いました」

(ジュビロ磐田の印象は?)
「まとまりつつあるチームだと思います。まだ結果は残せていませんが、パフォーマンスはある程度高いものを見せています。時間の経過と共に成長するチームだと思います」

(サイドでの攻防が多くなる可能性が高いが?)
「そういった場面があると予想はできますが、そうならない可能性もあります。一対一の場面があれば、浦和の選手たちはそれに向けて準備もしています。一対一は攻撃でも守備でもしっかりやるように伝えていますし、練習もしています」

(連戦の中で選手の起用については何を考えているか?)
「試合が終わったところで選手たちの状態を評価していますので、選手を入れ替えるかどうかはその状態によります。場合によっては選手を入れ替える可能性もあります。あまり替えのきかない選手は今季少し多めに試合に出てもらっています。選手を入れ替えながらでも戦えると判断したポジションでは選手を少し休ませて、別の選手にチャンスを与えて戦っています」

(鈴木選手がここ数試合出場しているが?)
「とても良いと思います。練習でも既に質の高さとファイティングスピリッツを見せていました。ゲームの読みもできる選手なので、複数のポジションができる選手だと思います。今のところ非常にいいパフォーマンスを見せています」

(令和時代最初の試合になるが?)
「平成最後の試合に勝って、(興梠)慎三が平成最後のゴールを決めることができたことは私もうれしいです。明日の試合でもそういったものが懸かっていますが、最終的に勝ち点3を手にすることができれば幸せです。勝ち点3、それで十分です。もちろん、令和1号を決めることができればより幸せです」

(元号が変わった意識はあるか?)
「もちろん情報を見て知っています。私もほぼ日本人ですから」

(鹿島アントラーズ時代と比べて、興梠選手の変化したところ、成長したところは?)
「慎三の話をするときはいつもうれしい気持ちになります。私が鹿島にきたとき、FWは7人いて、彼は7番手でした。ただ、次の年彼はレギュラーでした。FWとして他の選手と比較しようのない能力を持っている選手です。時間の経過と共にさらにその特長を出すようになったと思いますし、18歳のころの彼と比較すれば成長しています。彼は経験を積んできましたが、その中でゲームを読む力が非常に優れていると思います。試合の時間帯や相手などいろいろなものを読みながらプレーできる選手です。もちろん速さや技術などもありますが、賢さという部分でも非常に優れていると思います。運を味方にしながら点を獲っていく選手もいますが、慎三の場合は局面の大事な場面で賢さを使う選手です。前節の清水エスパルス戦でもそのようなゴールを決めましたし、遡れば昨年の川崎フロンターレ戦でも同じようなゴールを決めています。ですので、運を必要としている選手は慎三ではなく、慎三と対戦するGKです。慎三はギリギリのところで判断できる選手なので、GKは少しヤマを張って守らないといけません。

私は何年か日本を離れていましたので、慎三のことはみなさんの方が長く見ていると思いますが、ずっと得意なものがあります。例えば、前節のマウリシオの得点につながった左足のボレー、あれは彼の得意なプレーですね。あそこまで精度の高いシュートが毎回打てるFWはそこまでいません。この前本人と話しましたが、2007年から2011年までの慎三のゴールの映像は全て持っています。そして昨年の4月20日以降のゴールもしっかり収集しています。2012年から2018年4月までのものは持っていませんので、それを編集してまとめてちょうだいと彼に言っておきました。彼の全てのゴールを持っておきたいので。

慎三のことを考えるといつも私は誇りに思います。将来的に私がセミナーなどを行った際に、必ず使える映像だと思っています。マルキーニョスのものも持っていますし、コリンチャンスで2年半一緒に仕事をしたマルセリーニョのもの、あとはロマーリオのものも持っています。トレーニングをしてきた形が実際に試合に出て、活躍する選手の姿を見ることは指導者として非常にうれしいことです。その選手の活躍を誇りに思うだけではなく、先ほども言ったようにセミナーなどでも使えます。このようなトレーニングをしてきて、実際にこのようにできたと。この前、クラブハウスで朝食を摂っていたとき、慎三と一緒にテーブルについてテレビを見ていましたが、大迫(勇也)選手のゴールが流れて、その時慎三と目が合い、二人とも笑いました。なぜなら、大迫が過去にたくさんトレーニングをした形でのゴールだったからです。慎三とそのとき言葉を交わす必要はありませんでした。慎三はマルキーニョスからたくさん学び、大迫は慎三から学びました。そして今、大迫から学んでいる選手がいるのでしょう。それは一つの一族ができていくことと言えるかもしれません」
(興梠選手は特に成長した選手と言えるか?)

「慎三の場合は5年間一緒に仕事をしました。18歳のときに出会いましたので、育成年代の最後のところで彼を受け取ったと言えます。ですので私は興梠慎三のスペシャリストです」


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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