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vs鹿島「アウェイ逆転勝利を持ち帰る」

7日、アウェイでのJ1第5節鹿島アントラーズ戦。レッズのスターティングイレブンは1週間前の川崎フロンターレ戦から1人が入れ代わったのみ。矢島に代わり、マルシオ リシャルデスが今シーズンリーグ戦初先発となった。
17時4分、ゴール裏1階席を埋めつくしたレッズサポーターの「We are REDS!」コールの後にキックオフされた試合はいきなり大きく動く。開始早々にCKを与えてしまったレッズはそのまま押し込まれ、2分に自陣左サイドで起点を作られる。そこからクロスが上がり、ファーサイドでフリーの状態でのヘディングシュートを許して失点してしまう。
しかしリスタートのキックオフから攻め込んだレッズは、右サイドに流れた柏木からのパスにマルシオがフリーでエリア内へと走り込み、ワントラップから振り向きざまに右足を振り抜いてゴール左上に突き刺して同点とする。さらに2分後には、柏木が送った縦パスを阿部がペナルティーアーク右脇で受け、右足インサイドでエリア内へ左へと転がす。これをポポがゴール左上に決め、前半5分で2-1とする。
その後、レッズはマイボールでのイージーミスもあって押し込まれる時間が続く。幾度かヒヤリとする場面が生まれたが、DF陣がなんとか体を寄せてリードをキープしていた。
アントラーズのいったん引いてうまくスペースを消す守備に、なかなかボールを前へと運べないレッズだったが、23分に左サイドで梅崎がカットインしてスルーパス。マルシオが抜け出してエリア内に入ったところを後ろから引っかけられてPKを獲得。これをマルシオが自ら決めて、3-1とリードを拡げて前半を折り返した。
後半、固い守りからのカウンターを仕掛けるレッズ。ポポのキープからマルシオ、柏木らが絡んでフィニッシュまで持ち込むが、追加点はならず。
56分には啓太に代わって小島、67分にはマルシオに代わって濱田が投入され、以後、システムは3-4-2-1ではなく中盤中央に小島・阿部・濱田が並ぶ形の3-5-1-1のような形へ。70分にはカウンターから柏木、ポポ、小島、梅崎と流れるようなパスワークでボールをつなぎ、最後は柏木がシュートするもGKに阻まれる。
後半のレッズはカウンター以外では有効な攻撃を見せることはできず、多くのシュートを許しもしたが守備陣が最後まで体をはってしっかりと対応。3-1のまま、試合終了の笛を聞いた。
対アントラーズ戦では2008年4月以来、アウェイでの同カードでは2007年4月以来となる勝利に、カシマスタジアムには歓喜の「We are REDS!」コールが鳴り響いた。
次戦は14日(土)15時、埼玉スタジアムにて行なわれるJ1第6節ヴィッセル神戸戦に臨む。

マルシオ リシャルデス
「ずっと長い期間プレーができず、難しい状況を乗り越えたところでしたが、今シーズンリーグ初先発をした試合で、ゴールを決めることができて良かったと思います。仲間に感謝をしたいです。彼らが良いプレーをしてくれたから自分もゴールできたのだと思います。
開始早々先制されて、難しい状況でしたが、陽介が良いボールを出してくれて、トラップしてシュートをするだけでした。僕自身の2点目に関しても、練習通りで、どれだけ自分たちが良いトレーニングをできているかを証明していたと思います。
守備に関しては、先制されたときにはバランスを欠いていたと思いますが、その後はバランスを取り戻すことができたと思うし、しっかりオーガナイズできて、守備陣も頑張ってくれて相手のスペースを埋めることができたと思います。
次の神戸戦は、ホームゲームですし、サポーターの力も借りて勝利を目指したいですし、そのサポーターのためにも、自信を持って戦って勝ちたいです」

ポポ
「まずアウェイで勝利できたことがうれしいです。試合後、スタッフからカシマでは長く勝てていなかったと聞きました。ものすごくびっくりしたし、ずっと長い間勝ててなかったので、喜んで良いと思いますし、チームに良い要素がそろってきたということだと思います。
得点シーンは、阿部が自分のことを見てくれていて、パスを受けてシュートを入れることができました。ゴールのチャンスは、チームとして作れていると思うし、そういう効果的なプレーができています。
もともと鹿島というチームは良いチームですし、質の高い選手がそろっています。それに対して僕ららしいサッカーをすることを意識しました。それができたから、今日の勝利につながったのだと思います。
今は監督がどういうサッカーをしようとしているのか、どんなビジョンを持っているのか、それを僕らが理解してできているということだと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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