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アウェイ大勝で3連勝、勢い増して次戦ホームへ

17分に先制し、前半終了間際に追加点。理想的な時間帯に得点を重ねて後半にも4点を追加した浦和レッズが、2試合連続の大量6得点で今シーズン2度目の3連勝を飾った。
Jリーグ第13節柏レイソル戦は26日、東京・国立競技場で行われた。スタンドのアウェイ側は密集するレッズサポーターで固められ、試合開始10分前にはそれまで閉鎖されていたエリアも解放され、赤一色のエリアがさらに広がった。
レッズのメンバーは先発もベンチも前節のサガン鳥栖戦と同じ顔ぶれ。試合は16時4分、レイソルボールでキックオフされた。
レイソルの先発は22日にあったACL全北現代戦と同じメンバー。このところチャンスを量産しているレッズのサイドからの攻撃をケアするため、基本スタイルの4-4-2からこの日は4-2-3-1へとシステムを変えて臨んだ。
試合は立ち上がりからレッズが勢いを持って相手陣内に攻め込んでいく。中盤でボールを奪ったときは互いにカウンターで手数を掛けない攻撃を仕掛けるスリリングな展開。積極的な姿勢がピッチにみなぎる中、17分、レッズがボールを奪ってからの素早い攻撃で先制する。
啓太からボールを受けた原口が右サイドに開いた興梠とのワンツーからペナルティーエリア内に侵入し、DFをかわして左足シュート。リーグ6得点目が先制点となった。
その後は攻撃の圧力を増してきたレイソルにやや押し込まれる時間帯が続いたが、チーム全体が冷静さを保ったまま要所を締めていく。すると45+1分、中央のポストプレーで相手DF3人を引きつけた興梠から左サイドの梅崎へパス。梅崎が1人かわしてゴール前へグラウンダーのクロスを入れ、そこへタイミング良く入ってきた柏木が貴重な追加点を決めた。
後半はレイソルがシステムを3-4-2-1に変更してきた。トップ下の茨田に代えて投入したキムチャンスを右ウイングバックに、前半のうちに左サイドバックの増嶋と交代でピッチに入っていた山中を左ウイングバックへ配置し、レッズの多彩な攻撃に対応しようとする。
だが、それでもレッズの勢いは衰えない。63分、柏木がFKを直接決めて3-0。68分には、65分に関口と同時に途中出場でピッチに入ったマルシオが4-0とするゴールを決める。
ところが試合はその後、大味になっていった。75分に1点を返され、79分に森脇のゴールで5-1。85分に再び点を返されて5-2とされたが87分にマルシオのこの日2点目で6-2。終盤はノーガードの打ち合いを呈したが、最終的には2試合連続6-2という珍しいスコアでレッズが勝利を収めた。81分に森脇と交代してピッチに立ち、今シーズン公式戦初出場を果たした小島もしっかりと勝利に貢献した。
5月の4試合の合計得点を17としたレッズの次戦は、29日(水)19時30分よりホーム埼玉スタジアムで行なわれるベガルタ仙台戦。リーグ中断前最後の一戦は5月無敗と4連勝が懸かる。大勢のサポートで勝利を呼び込もう。

【マルシオ リシャルデス】
(68分のチーム4点目は浦和のアウェイ通算500得点目だったが?)説明できないくらいの複雑な気持ちなのですが、それだけチームが努力をしているから今の結果がある。今日の結果に対しても、500ゴールというのも非常にうれしいです。やっぱり仲間がいい仕事をできているのだと思うし、チーム全体に、みんなにおめでとうと言いたいです。
(通算1000得点に続くメモリアルゴールだったが?)そうなんですよね。気持ちいいですよね、やっぱり。重要な瞬間に自分もいることができて、いつか自分の子供たちに伝えていきたいと思うし、メモリアルのゴールを決めたのは自分にとってのトロフィーだと思います。
この後の自分たちの目標は決まっています。見るところは優勝だけです。ハードワークを怠らず、今までやってきたように、自分たちのやるべきことを続けていきたいです。
(2試合連続6得点に貢献したことについては?)非常に良い形でやってきているという証拠だと思いますし、非常にハードワークできている証拠だと思います。このまま気を緩めるのではなく、同じように努力し続けて、自分たちのやるべきサッカーを頭に入れながらしっかり監督の求めているサッカーを日々の練習でやりながら、練習でやったことを試合で出して行くこと。それを継続することが僕らの望みを叶える第一歩だと思います。
(今日のゴールシーンはお膳立てが大きかった?)その通りです。慎三も、元気も非常に良いパスをくれました。僕はチャンスをもらうだけではなく、みんなに与えていくということも同じようにしたいと思います。
非常に強いチームにあれだけ点を入れられました。コンビネーションははっきりしています。魅力のある自分たちのサッカーをこれからも見せ続けたいと思います。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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