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アウェイで一丸となり勝利を

4日に敵地で行なわれたヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節ジュビロ磐田戦では、両チーム合わせて7ゴールというハイスコアゲームを3-4で落としてしまったが、内容には見るべきものがあった。リーグ戦とは大幅に入れ替わったメンバーが見せた攻撃の連動性には、チームとして取り組んでいることが着実に形になってきていることが表れていた。
ミシャ監督は「負けたなかにも非常にポジティブなものを見ることのできたゲーム」だと評しており、選手たちも今のスタイルを信じて突き進もうという意気込みをより強くしている。新スタイルへの手応えを高めつつある浦和レッズ。次の戦いは、7日(土)にアウェイのカシマサッカースタジアムにて17時キックオフで行なわれるリーグ第5節鹿島アントラーズとの一戦だ。
元ブラジル代表であり、クラブのOBであるジョルジーニョ新監督を迎えてシーズンのスタートを切ったアントラーズは、厳しい状況に直面している。開幕から3連敗。前節は横浜F・マリノスに引き分けたがいまだ勝利はなく、0勝1分3敗だ。勝ち点1には4チームが並んでいるが、得点0が響いて18位と最下位に沈んでいる。
ただし、この数字を鵜呑みにしてはいけない。並行して開催されているヤマザキナビスコカップ予選リーグでは2勝0敗でグループB首位に立っているからだ。しかも2試合のスコアは2-0、1-0。2トップの大迫勇也と興梠慎三がそれぞれ1得点を挙げていることからも、十分に警戒する必要がある。川崎フロンターレから移籍加入したジュニーニョはまだ無得点だが、コンディションが整えばやはり怖い選手だ。
レッズとしてはまず、しっかりとボールを保持しながらビルドアップしていき、中央とサイドを的確に使い分けて敵陣深くに侵入したい。相手の守備ラインを下げさせるためにミドルシュートも有効。相手のゴール近くで人数を掛けて攻撃する回数をできるだけ多くし、ゴールを狙いたい。
守備に関して言えば、ナビスコカップのジュビロ戦の2失点目、リーグ第3節コンサドーレ札幌戦の失点はセットプレーから奪われたものだった。アントラーズには精度の高いキックを蹴る小笠原満男がいる。セットプレーの際の守備マネジメントを今ひとたび確認し、集中力を持って守りたい。
レッズはここまで2勝1分1敗、勝ち点7で7位につけている。前節のフロンターレ戦で2人の退場者を出しながら相手の猛攻に耐え、勝ち点1を手にしたように、粘り強さも出てきている。
調子を落としているとはいえ、アントラーズはJリーグ最多タイトルを誇るクラブである。実力者を相手にしっかり勝ち点3を奪い、開幕5節で3勝という結果になれば、選手たちもさらに自信を高めることができるはず。アウェイで一丸となって戦い、気持ちよく白星を飾ってホームに戻って来よう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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