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「勝って決勝に行って、ファン・サポーターの方々に希望を感じてもらいたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 12/10)

12月10日にオンラインで行われた会見でのコメント

(2021JリーグアウォーズのJ1リーグ優秀監督賞受賞おめでとうございます。ご家族などの反応はどうだったか?)
「喜んでいました。日本で一緒に住んでいる家族は、これまでのがんばりが報われたということで喜んでいましたし、スペインにいる家族とは今は会えませんが、私が日本で認められたということで、とても喜んでいました」

(選手やコーチ陣の反応はどうだったか?)
「表彰式のときにも言いましたが、この賞は自分だけがもらっているものではないと思っています。全員のおかげです。選手、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、全員の努力の結晶としてこの賞をいただけたのだと思っています。Jリーグから今年の仕事が認められたことはうれしいですが、もっといいシーズンにして終わらせるチャンスはあります」

(12日の日曜日に天皇杯 準決勝で対戦するセレッソ大阪にはYBCルヴァンカップの借りを返したいところだと思うが、試合のポイントは?)
「私たちはこの試合をリベンジとして捉えているのではありません。テーマはあくまでも決勝に進んで優勝するということです。負ければ敗退というオール オア ナッシングの状況ですが、クラブの目標であるACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得と天皇杯優勝を達成したいと思っています。

今シーズンはパーフェクトとは言えませんが、今のところ良いシーズンだと言えると思います。それを素晴らしいシーズンにするチャンスがあります。あと2試合、まずこの準決勝をしっかりと闘うことがポイントだと思います。選手たちが高い集中力で高い意識を持ってプレーしているときは、いいパフォーマンスが出せていますので、そのようないい状態で戦えればと思います。今シーズンは​決勝を含めてあと2本残っていますので、まずは1本目でしっかりと前進したいと思います」

(一発勝負ということで先制点が重要になると思うが、ここ数試合はゴールを奪えていない。決定力についてどう感じているか?)
「一発勝負だけではなく、どのような試合でもサッカーでは先に点を取った方がアドバンテージを得ます。非常に重要なポイントですが、いかなる状況でも闘い続けることが重要だと思います。リードしていても油断をしない、リードされていても闘い続けることが必要だと思います。選手たちはこのようなノックアウト方式の決戦を何度も戦っていますので、ストレスがかかった中でのプレー、そこでの戦い方は分かっていると思います」

(C大阪とは相手の監督が替わってからもすでに4試合目になるため、お互いに相手の情報を持っている状況だと思うが、よく知っている相手との対戦で大切にしたいことは?)
「自分たちの最高のレベルでプレーすることが必要だと思います。集中してミスを犯さない、いい判断を下すということが必要になってきますが、ノックアウト方式では今までもカターレ富山戦、(SC)相模原戦、京都(サンガF.C.)、ガンバ大阪戦とたくさん戦ってきていますし、目標としてはセレッソに勝つことがポイントではなく、このタイトルを獲るというところです。ですので、決勝に駒を進めるべく、しっかりと勝ちたいと思っています」

(何十試合も戦うJ1リーグやYBCルヴァンカップのように2試合で決まる戦いと一発勝負ではまた違ったところがあると思うが、選手たちへの働きかけは違うものがあるのか?それともいつも通りなのか?)
「準備自体はいつも通りですが、試合の形式がいつもと違うことによって、実際に試合が始まったときに違ったところが見られると思います。ルヴァンカップの場合はホーム&アウェイですので、1試合目をプレーしている間も2試合目があることが頭のどこかにあると思います。同点の場合は延長も含みますが、90分の1試合で決定する場合は、集中力がさらに高まると思います。今までの天皇杯の試合を見ても、選手たちはスイッチが入って、高いレベルでプレーしていましたので、それがもう一度見られることを希望しています。

J1リーグで鹿島(アントラーズ)に負けた後の1ヵ月間、このチームは頭の片隅に天皇杯があったのだと思います。天皇杯からACLに進むんだという気持ちがあったと思います。レッズの歴史の近いところを見ても、2018年の天皇杯を獲ったことによって、2019年のACLに進むことができました。徳島(ヴォルティス)で準決勝には行きましたが、このような現象はありませんでしたので、レッズには天皇杯の文化があると感じています。天皇杯でそのプラスアルファを出してもらいたいと思います」

(J1リーグのこの2試合はすっきりしない結果になったが、それを踏まえて、天皇杯に向けてより高めなくてはならないと感じて取り組んできたことはあるか?この一週間でチームとしての修正、微調整すること、ねじを締め直したところはあるか?)
「鹿島戦のあとも4位でリーグを終える可能性は計算上残っていましたが、それは小さなものでしたので、全員が天皇杯のことを少し意識し始めていたと思います。私たちのカレンダーでは、12月12日には赤線が引かれていました。ここで勝って決勝に行くんだということが、全員の頭の中にありました。

そしてJ1リーグの残りの2試合では、メンバーなど私もいろいろと試した試合になりましたし、選手たちは準決勝に向けて最高のレベルを見せてくれる準備をしてきていると思います。大きな変更点は特にありません」

(C大阪の印象は?)
「C大阪は監督が替わってからアイデアがはっきりしていると思います。チームとしてやることは決まっていますが、たとえば清武(弘嗣)が出るときと乾(貴士)が出るときでは特徴が違うという、個人で変わってくるところもありますが、狙いははっきりしています。チームの中でのスタンダードができていると思いますので、そのようなチームに対して、我々は最高レベルで挑まなければいけません。先ほどもおっしゃっていましたが、セレッソと浦和は何度も対戦していて、いい印象を持っています。いいライバルになると思っています。優勝するなら、日本の中でもベストと言われるチームにも勝っていかなければいけませんし、それをセレッソ大阪戦でも行いたいと思います」

(C大阪戦は中立開催ではあるが、ホームである埼玉スタジアムで今季初めて収容率100パーセントで試合が行われる。そのことについてどう感じているか?)
「まず、清水(エスパルス)戦では非常に悪い内容の試合をファン・サポーターの方々にお見せしてしまったと思います。スペクタクルと言える部分がありませんでしたし、試合の後に引退セレモニーなどもあり、全体的に苦い味が残った試合でした。この試合では、まず勝つことが大事だと思います。会場は中立ですが、いつも我々がプレーしている埼玉スタジアムですので、たくさんの方に来ていただき、応援していただきたいと思っています。(準々決勝の)ガンバ大阪戦でもファン・サポーターの方々の後押しが選手たちのエネルギーや自信につながり、プラスアルファの力を出すことができたと思いますので、この重要な試合でそのような光景を期待しています」

(まず勝つこと、という話もあったが、たくさん来てくれるファン・サポーターの方々にどんなことを期待してほしいか?レッズのどんな姿を見せたいか?)
「やはり、まずは勝利です。勝って決勝に行って、ファン・サポーターの方々に希望を感じてもらいたいと思います。ファン・サポーターの方々に元気を取り戻してもらいたいと思っています。闘う姿、いいプレー、自分たちのスタイルといったものを見せながら、まずは19日に国立競技場に行くことを一番に考えています。もちろん国立に行けば、そこで優勝して祝いたいと思っています」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「勝って決勝に行って、ファン・サポーターの方々に希望を感じてもらいたい」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 12/10)

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