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「この厳しい状況の中でも負けないという自分たちの戦う姿を見せる」ミシャ監督

Jリーグ第4節 vs清水エスパルス 試合前日コメント

「皆さんもご承知のとおり、明日のゲームは無観客試合となります。無観客試合というのは我々も経験が無いことです。6万人を超えるキャパシティがある埼玉スタジアムに、まったくサポーターがいない中でやるということで、どうなるのかはなかなかイメージができません。そういう環境の中でプレーすることは、選手にとっても本当の公式戦を戦うという感覚を持つことが難しくなります。
明日のゲーム、雰囲気としてはトレーニングマッチに近い形になりますが、いかにしっかりと公式戦を戦うという緊張感を持って臨むかということを選手に働きかけました。もちろん、ホームゲームを戦うチームにとってサポーターがいない中での試合というのは、アドバンテージにならない部分があります。そういう中でも、しっかりと我々のやるべきことをやるんだと選手たちに伝えました。
清水エスパルスは、非常に運動量のあるチームです。ノヴァコヴィッチと長沢といった背の高い選手が加入し、高さを生かしたサイドからの攻撃をしてきます。そういった相手は、我々にとって簡単ではないと言えます。
ただ、そういった相手ですが、我々には自分たちのサッカーをして勝利できるだけのものが十分にあるのではないかと思います。今シーズンここまで4試合の公式戦を戦ってきましたが、すべての試合において昨年より攻守に前進した姿を見せられていると思います。鳥栖戦、柏戦と内容に見合った結果が伴わなかった試合がありましたが、チームはしっかりと前進していると思いますし、日々いいトレーニングが積めています。我々がここまでの4試合でやってきたプレーを続けていくことが、中長期的な結果にもつながっていくと思います。こうした厳しい拮抗した戦いの中でも我々がやるべきことをやれば、良い結果に結び付けられると思います。時として幸運も必要になりますが。
ホームゲームのチームにとって、サポーターがいない中での戦いは不利だと思いますが、チームはやるべきことをピッチ上でやってくれると思います。走り、戦い、自分たちがこの状況の中でも負けないという姿を、応援してくれるサポーターに対しても見せられると思います」

【質疑応答】
(今までのキャリアの中で、無観客試合に関わったことは?)
「私は選手としても監督としても、無観客試合は経験したことがありません。また、そういった試合をスタジアムで見たこともありません。イタリアでの試合をテレビで見たことはありますが、実際にライブで観戦した経験はありません。大きなスタジアムにまったく観客がいない試合というものは、気持ちとしては難しいものがあると思います」

(テレビを通して試合を見るサポーターに注目してもらいたいことは?)
「私が選手に言ったことは、明日のゲームは多くのファン、サポーターがテレビを通して我々を応援してくれていることを意識しなくてはいけないということです。その見ている方々に、自分たちの戦う姿をしっかりと見せなくてはいけない。それがメッセージになるということです。こういう状況の中、クラブは必死にこの状況を改善してより良いものを作っていこうと非常に多くの努力をしてくれていると思います。我々にできることは、ピッチの上で戦い、良いゲームをして良い結果を残すことです。こういう厳しい状況の中で、いかに我々が同じ方向を見て、まとまって戦っていけるかです。それを明日のゲームで自分たちがピッチの上で示していきたいと思います。今日もたくさんのサポーターがトレーニングを見に来てくれました。そのことは、我々を応援したいという気持ちの表れだと思います。これから、クラブはサポーターとより強い絆で結ばれながら、新しい浦和レッズとしてスタートを切りたいと思っています。厳しいことがあったとき、難しい状況があった時こそ結束を強め、より良いものに生まれ変わるチャンスでもあります。そうした方向性で我々はやっていきたいと、強く思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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