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第5節 vs神戸「柏木が全得点に絡む活躍、アウェイで勝ち点3を奪取」

4月1日、浦和レッズはノエビアスタジアム神戸で、明治安田生命J1リーグ第5節、ヴィッセル神戸戦に臨んだ。

ノエビアスタジアムで、レッズがリーグで最後に勝利したのは2005年。相性の悪い会場での試合だったが、この日は選手たちが相手を上回る気迫とプレーを見せ、柏木の2得点と遠藤のゴールで、リーグ4連勝中だった神戸に3-1で快勝。同会場で12年ぶりに、リーグでの勝ち星を挙げた。

この試合では、リーグ開幕から4試合連続ゴール中だったラファエル シルバがケガのために欠場。前線のメンバーは、興梠の1トップ、李と武藤の2シャドーという、昨シーズンに多くの試合を戦った組み合わせとなった。また、柏木がリーグでは初めて、ボランチのポジションでスタメンに入った。

前半開始から、5バック気味に守りを固める神戸に対し、レッズはなかなか前線に効果的なパスが入れられず、膠着した展開が続いた。選手たちは焦らずにボールを回し、前線の興梠、李、武藤が細かくポジションを変え、相手の隙をうかがいながらゲームを進めた。

30分過ぎからは徐々にレッズらしいパスワークが見られるようになり、相手陣内でゲームを進める時間が増えていった。その中で、35分には西川のロングフィードから興梠が巧みに抜け出してシュート、45分にはカウンターから武藤のスルーパスに抜けだした興梠が決定機を迎えるなど、相手ゴールを脅かす場面を作った。

0-0で迎えた後半、レッズが立ち上がりから迫力ある波状攻撃を見せると、神戸もセットプレーからシュートを放ち、前半よりもアグレッシブな攻防が繰り広げられるようになった。球際での激しい戦いの中で、レッズの選手たちは一歩も引かずに体を張ってボールを収め、何度も神戸ゴールへと迫った。59分には武藤に代わって駒井がボランチに入り、柏木がシャドーへポジションチェンジ。するとその柏木の左足がゲームを動かした。61分、右サイドからのボールを興梠がつないで柏木が収めると、相手4人に囲まれながらもペナルティーエリア内にボールを持ち込み、
見事なコントロールショットでゴールネットを揺らした。さらに64分には、柏木の左CKを遠藤が頭で合わせて、スコアは一気に2-0。遠藤にとっては、これがレッズ加入後、リーグでの初得点となった。

しかし、終盤の81分、パスミスからショートカウンターを受けると、交代出場していた神戸の中坂に、1点を返されてしまう。
それでも、レッズは勢いを出そうとする神戸の攻勢をしっかりと受け止めると、アディショナルタイムの90+2分、前掛かりになった神戸の隙をついて、相手のパスを奪った興梠がカウンターを仕掛けると、左サイドでボールを受けた宇賀神のクロスをファーで待ち構えた柏木が右足で合わせ、再び2点差に突き放してゲームを終えさせた。レッズは首位との勝ち点差を2に縮めた。

次戦は7日(金)19時30分に埼玉スタジアムでキックオフされる、明治安田生命J1リーグ第6節、ベガルタ仙台戦。およそ1ヵ月ぶりのホームゲームをファン・サポーターと共に戦い、勝利の喜びを分かち合おう。

【柏木陽介】
「前半はチームとしてうまくいかなかったですけど、ゼロで終えられたことをポジティブにとらえて、後半は自分たちらしいサッカーができればと思っていました。それが勝利につながってよかったと思います」

(自身のプレーについては?)
「前半はうまくボールに触れず、もどかしい部分がありましたけど、後半にチャンスが来ると信じてプレーして、それがゴールにつながったと思います」

(チーム3点目のゴールについては?)
「右足だったので難しいと思っていましたけど、1点目を決めていて、気持ち的に余裕が出ていたことで、決められたのかなと思います」

(キックの精度がよかったが?)
「いいボールが蹴れていましたし、(遠藤)航もやっと決めてくれました。最後のFKも、これで終わるのが分かっていたので、ハットトリックを狙いにいきました。ただ、自分の中ではターンして、というシーンももう少しあればよかったと思います。よかったと言っても、常に反省点は自分の中にあるので、改善できればと思います」

(生まれた神戸でこれだけのプレーを見せたことについては?)
「地元の少年団チームなども見に来てくれていたかもしれないですし、小学校のときの監督や、親、家族も見に来てくれていました。ただ、奥さんのおばあさんが昨日亡くなられていたので、何よりもそのことが自分の中にはありました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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