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水原三星ブルーウィングス 試合前日公式会見

20日午後、埼玉スタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ2015・グループステージ MD5、水原三星ブルーウィングス戦の試合前日公式会見が行われた。水原三星からはソ・ジョンウォン監督と、Jリーグでのプレー経験もあるチョン・テセ選手が出席した。

ソ・ジョンウォン監督
「私たちは、浦和が現在Jリーグで首位の良いチームであると知っています。ホームでは我々が勝利し、良い内容のプレーができました。今回も大事なゲームですし、浦和の良い部分、悪い部分を把握してゲームに臨みたいと思います。浦和はJリーグで首位ですが、我々もKリーグで上位のチームです。良い準備をして、試合に立ち向かっていきたいと思います」

チョン・テセ選手
「グループリーグでは我々が上位ですが、Jリーグで首位の浦和に対してしっかりと勝ち点3を取り、韓国に帰りたいと思います」

(チョン・テセ選手は日本で5年間プレーし、交流のある選手もいると思うが、特別な思いのある試合になる?)
チョン・テセ選手
「日本で5年間プレーさせてもらいましたが、角が立つ言い方かもしれませんが、浦和レッズには良い印象が無かったです。サポーターもすごく多く、野球で言えばジャイアンツのようで、周りから見れば敵になるような存在だったと思います。

ただ、ドイツに移籍して外から見るようになると、浦和レッズは本当に良いチームでした。サポーターの規模に関しても、クラブの運営に関しても、選手の質に関しても、全てにおいて完璧に近いクラブだという認識が強まりました。

今回、そういうチームと韓国に移籍して対戦させてもらうのは光栄です。サッカー人生を通して知り合ってきた仲の良い選手たちがたくさんいて、レッズの半分くらいはそういう存在なのではないでしょうか。試合をしながら遊び感覚になるのが怖いくらい仲の良い選手が多いですから、試合は集中して、絶対に負けられないんだという気持ちで激しく戦いたいと思います」

(今回のゲームに勝利すれば突破が決まり、引き分ければ他会場次第になる。どういうゲームプランで明日のゲームに臨むか?)
ソ・ジョンウォン監督
「サッカーはどのようなことが起こるか分からないスポーツです。明日、もちろん勝利をできれば良いと思いますが、そんなに簡単ではないと思います。アウェイでもありますが、明日グループステージ突破を決めたいと思います」

チョン・テセ選手
「状況や順位に関係なく、プロであれば引き分けや負けで良い試合はありません。目の前の大切な公式戦に対して、全力で戦うという意気込みで臨みたいと思います。チームが崩れるときは、精神の綻びがあればあっという間です。引き分けで良いという気持ちの緩みが原因になりますから、そういう意味でも明日は勝ち以外の選択肢を考えずにプレーしたいと思います」

(チョン・テセ選手はすでにレッズの選手とやり取りをしていたそうだが、槙野選手は髪型についてコメントをしていたが?)
チョン・テセ
「正直、この髪型にしてから韓国でも日本でもアウェイです(笑)。ずっと坊主の印象が強いと思いますが、人生で一度くらいはロン毛にしてみたかったので、槙野に何を言われても、親に何を言われても、このままでいきたいと思います(笑)」

(プレーの面での槙野選手との1対1の戦いについては?)
チョン・テセ選手
「チーム対チームですが、個人として1対1で戦うのに対してはやりやすい相手ではないです。背はそんなに高くないですがヘディングが強いですし、ビルドアップもできて1対1も強く、組織的な守備で周りと調和も合わせられる選手です。ただ自分の今のプレースタイルは、みなさんがイメージしているようなエゴイスティックなものではないです。周りを上手く使って自分がフリーになるような、チームと調和を合わせられる選手への成長過程にあると思っています。ですから、槙野との1対1に強い思いは無いですし、チームが勝てれば良いので、お手柔らかにお願いしますと伝えてください(笑)」

(ペトロヴィッチ監督の記者会見の中で、2月のゲームのような良い内容の試合をしたいというコメントがあったが?)
ソ・ジョンウォン監督
「ホームでのゲームでは、前半に我々が消極的な面がありました。後半に積極的なプレスをしたことでああいう結果になりましたが、2月の時点では、お互いに開幕直後でチームとしてまとまり始める時期だったと思います。今は私たちも組織として向上していると思いますし、それはレッズも同じだと思います。明日はより組織的に、面白いゲームが展開できると思います」

(レッズには仲の良い選手が多いという話だが、チョン・テセ選手のことを相手が良く知っていることが明日のゲームにどう働くと思うか?)
チョン・テセ選手
「もちろん相手の選手と仲が良いことに良いことも悪いこともあります。お互いに試合の中では一生懸命に戦って、試合が終わったらお疲れ様と挨拶を交わしたいです。個人ではなく、チームの組織として戦っていきたいと思います」

(韓国勢が5年連続で決勝進出している一方、日本勢は低迷している。チョン・テセ選手はその違いをどう感じるか?)
「僕はJリーグでプレーしていて、今はKリーグでプレーしています。Jリーグには自分たちがアジアでトップレベルだという自覚があると思います。僕が日本にいて感じたこととして、相手を下に見ているのではないかという認識が少しありました。今は、アジアが全体的に強くなっていて、中国もオーストラリアも強くなってきています。この5、6年で大きく状況が変わっていると思います。そのときの考えで今もプレーしていたとしたら、それが原因の一つにあると思います。韓国勢が決勝まで上がることの理由として、Kリーグでプレーしていて思うことですが、非常に激しいです。FWに対して激しく来て、イライラさせて平常心でプレーさせないようにします。それを見ていれば、戦いのところの強さです。ビルドアップなどは日本のチームのようにはできないですが、それ以外の部分で精神面や肉弾戦では強いです。トーナメント戦では、そういった部分が抜きん出ていく要因になっているのではないでしょうか」

(週末のFCソウル戦でDFでケガをした選手がいた。レッズは特にサイドを使ってくるチームだが、その影響は?)
ソ・ジョンウォン監督
「正直、大変だと思います。4月は試合数が多いですし、レッズよりも1試合多いです。ベストメンバーからケガなどで離脱している選手が5、6人いる状況なのは残念なことです。週末にFCソウルと国内ではスーパーマッチと呼ばれるような大きなゲームもあって、フィジカルの消耗も大きかったですが、そのゲームで歴史的な勝利を収めることができました。それはモチベーションの面では良い影響を与えていると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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