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外国籍選手枠、最後のピース埋まる
レッズへの加入が内定したウィルフリード・サヌのプロフィル
ロブソン・ポンテ、エジミウソン、ファイサル、スピラノビッチに続く、レッズに5人目の外国籍選手加入が内定した。オーストラリア国籍で、AFC加盟国(アジア)枠のスピラノビッチを含めた4人が公式戦のピッチに立つことができる。
ウィルフリード・サヌは、ブルキナファソ第2の都市、ボボ・ディウラッソ出身の25歳。両足を同じように使え、FW、MF、サイドハーフ、サイドバックなど複数のポジションをこなすことができるポリバレントなプレーヤー。
多くのブルキナファソ代表選手を輩出しているサッカーアカデミー「Planete Champion Internationa」で教育を受け、2001年、17歳の時にオーストリアのWSGワッテンズに移籍。その半年後には、オーストリア・ブンデスリーガ所属のFCチロル・インスブルックに移籍し、当時の監督、ヨハヒム・レーブ監督(現ドイツ代表監督)のもとでプレーした。
その後、スイスのFCシオンを経て、2003年6月にフォルカー・フィンケ監督が指揮していたドイツ・ブンデスリーガのSCフライブルクに移籍。通算5シーズン在籍し、2004/2005シーズンには、現在、レッズでコーチを務めるイブラヒム・タンコと2トップを組んでいた。2008/2009シーズンから、同じドイツ・ブンデスリーガ1部の1.FCケルンに移籍、2シーズン目を迎えていた。
ブルキナファソ代表として、FIFAワールドカップドイツ大会、南アフリカ大会のアフリカ予選に出場している他、現在、アンゴラで行なわれているアフリカネーションズカップにも背番号10でエントリーされていたが、試合出場はなかった。
サヌは、レッズに来るにあたり「1.FCケルンでも多くの観衆の前でプレーさせてもらったが、埼玉スタジアムの多くの観衆の前でプレーするのが非常に楽しみ」と語った。人懐こくて、紳士的なこのブルキナファソ人が、埼玉スタジアムを必ずや熱くさせてくれるだろう。 【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】