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レッズレディース、市役所と県庁を表敬訪問

9月1日、なでしこジャパンのメンバーとして北京オリンピックに出場した柳田美幸、安藤 梢、矢野喬子の3選手と中村修三強化本部長がさいたま市役所、埼玉県庁を表敬訪問しました。
まずは午前中にさいたま市役所へ。3人が正面玄関に到着すると、女子職員の方からそれぞれにひと抱えもある大きな花束を手渡され、50名あまりの職員や来庁していた市民の方からも拍手を送られる歓迎を受けました。少し照れくさそうにしながら、一同は市長室へ。相川宗一さいたま市長からは「日本での放送は夜遅かったけれど、私も見ていました。日本女子サッカーの歴史を塗り替える大活躍、おめでとうございます」と労いの言葉をいただきました。
その後、オリンピックや昨日のなでしこリーグオールスター2008を話題に会談しました。なでしこオールスターに西が丘サッカー場としては、ほぼ満員の約5,500人の観衆が詰め掛けたことを聞いた相川市長は、「凄いね。来年は駒場でやってもいいのでは」と、女子サッカーの人気ぶりに驚かれていました。会談の最後には相川市長と、同席されていた大塚英男・小宮義夫両副市長に3選手がサインを入れたレッズレディースの新作Tシャツを「応援ありがとうございました」と贈呈。キャプテンの柳田が「これを着て、レディースの試合の応援に来てください」とお願いすると、相川市長も笑顔で「分かりました」と答えていました。さいたま市からは返礼として、置時計が3人にプレゼントされました。
午後から、埼玉県庁へ表敬訪問をしました。県知事室へと通され、上田清司埼玉県知事からも、「レッズレディースのみなさんのご活躍もあって、女子サッカーがオリンピック、ワールドカップを含めて最高の位置まで昇りつめたのは素晴らしい。みなさんにもメダルが獲れなかった悔しさがあるでしょうから、次は是非とも獲得してください」と労いの言葉をいただきました。
上田知事の激励の後、3人には知事から梨『彩玉』の新品種『黄金の雫』というブランド名でJA上尾市から発売されている、箱入りの梨2個が送られました。
その後、3人はそれぞれオリンピックに出場しての感想を報告。ここで、矢野がオリンピック出場前に県庁を訪問した際いただいたコバトンのぬいぐるみを、お守り代わりに持っていったエピソードを披露。「毎試合、スタジアムのロッカールームのハンガーに上手く挟んで飾っておきました。他の選手たちはみんなコバトンを知らないみたいで、最初は『何それ?』とよく聞かれたので、きちんと説明しておきました」と、埼玉県のPRにひと役買ってきたことも報告しました。
最後に、上田知事と、同席された深井 明埼玉県県議会長、野本陽一埼玉県議会サッカー振興議員連盟会長、長沼 誠埼玉県議会サッカー振興議員連盟幹事長にサイン入りのレッズレディースTシャツを贈呈しました。

柳田美幸
「日本中の皆様にパワーをいただいて、今までやってきたことをしっかり表現できての入賞で、うれしかったです。自分たちの力は最大限出せた、いいオリンピックでした。同時にメダルにはまだまだ届かないことも実感しました。フィジカル的な面は仕方のないところもありますけど、止める、蹴るといった基本的なスキルをこれからもっと向上させていきたいと思います。4位に満足することなく、これからはレッズレディースで頑張りますので、応援をよろしくお願いします」

安藤 梢
「帰国してから、サポーターの方に『感動しました』、『お疲れ様でした』と声をかけられることが多くて、あらためて多くの人に支えられてきたと感じました。皆様の応援が支えとなっての4位という結果だったと思っています。女子サッカーの新しい歴史を作れたことはうれしいです。でも、メダルが獲れなかったのは悔しいし、自分自身がもっと成長しなければと思いました。これからはチームでしっかりやって、レッズレディースで優勝できるように頑張りますので、また応援よろしくお願いします」

矢野喬子
「現地まで来てくださった方にも、日本にいる方にもすごく応援していただいて、それで頑張れたというのはあったと思います。今までにない結果が残せたことはよかったですけど、まだまだ足りないものがあるというのも分かりました。次こそはメダルを獲りたいと思いました。ただ、今は4年後のことよりも、まずはリーグのことを、チームのため、浦和のためにリーグで優勝することを考えています」

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