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ミシャ監督 松本山雅FC戦試合後会見

明治安田生命Jリーグ1stステージ第4節 vs松本山雅FC 試合後のコメント

「今日はたくさんのメディアの方に来ていただいて嬉しく思います。もしかしたらサプライズの結果を期待していたのかもしれませんし、非常に良いゲームを期待してこられたのかもしれません。この試合に注目していただいたことに関して嬉しく思っています。ただ、そのサプライズの結果まで、際どい戦いになったと思います。今日のゲームも非常に厳しいゲームでした。ここ最近対戦したチームは、守備的に我々のミスを誘ってくるチームでしたし、今日もそうでした。ただ、我々は立ち上がりから落ち着いてゲームをコントロールしながら、相手に圧力を掛けることができました。ボールの支配率もかなり高かったと思いますし、そういう中からボールを動かしてチャンスを作ることができていたと思います。森脇のシュートが幸運なことに入ったのは嬉しく思っています。試合全体を通して見れば、我々が勝利に値するゲームをできたと思います。やはり1-0というスコアは、松本の選手たちが泥臭く戦い、頑張った結果だと思います。もし私が松本の監督であれば、7点や8点を取られたかもしれません。もちろん、 あれだけたくさんのチャンスを作りながら決め切れないということが、もしかしたら明日の報道で出るかもしれませんが、あれだけ引いた相手を崩すのは難しいですし、簡単なことではありません。その中で勝利したということは、褒めるに値する試合だったと思います。昨年を思い返してみれば、我々はサガン鳥栖にホームで0-1で敗戦しました。その試合も、相手の数少ないクロスを豊田選手に決められ、多くのチャンスを決め切れずに敗戦した試合でしたが、負けてしまうと試合の内容は評価されないものです。勝利できたからというわけではなく、もし今日のゲームが引き分けだったとしても、私自身は今日の試合に満足しています。相手をコントロールしながら、自分たちもリスクマネジメントをしながらゲームを進めることができました。狙いとしていた崩しの形もありましたし、最初から最後までコントロールできた非常に良いゲームだったと思います。結果だけではなく、それが伴わなかったとしても良いゲームだったと、私は評価しています。立ち上がりから攻めの姿勢を見せた選手たちに対し、今日のスタジアムに来てくれたサポーターも満足だったのではないでしょうか」

【質疑応答】
(私が松本の監督なら7点、8点と取られたという言葉の意味と、ボールを相手に持たれても良いというチーム作りに対して感じることは?)
「それぞれのチーム、それぞれの監督さんがチームのベストを考えて戦うものです。そういう考え方は、尊重し合わなければいけないと思います。先ほどの言葉の意味ですが、私は物事を簡単に話したくありません。それは受け取った皆さんがどのような意味か考えれば良いでしょう。それぞれの監督さんの考え方、やり方には大きなリスペクトを持っています。
私が日本に来た9年前は、3バックを採用するチームは非常に少なかったと思います。時間の経過とともに、3バックを採用するチームが増えてきました。私自身は、アリゴ・サッキが作った4-4-2のゾーンプレスをいかにかいくぐっていくかを考えて、始めました。
私は攻撃的なやり方として3バックを採用しているんですが、最近の日本のチームには、非常に守備的な発想で3バックを採用しているチームが多いです。それは私が考えたのと正反対なのですが。5-4-1のブロックであることが多いのですが、それが守備のオーガナイズとして素晴らしいものになっています。57歳になってまだ新しいことを学ぶのかなと思っていたのですが、こういった守備的なやり方をどうやったら崩せるのか、得点できるのかを考えるモチベーションが今再び生まれています。
チェルシーも同じようなやり方をしていますし、シャルケもそうです。ヨーロッパのトップクラブには、スピードがあって1人で得点できる選手がいるから成り立つやり方だと思います。後ろに9人、10人と掛けてボールを奪った後に、1人で得点できてしまう選手というのは日本のサッカーでは難しいのではないでしょうか。もう少し攻撃的なやり方というものを考えても良いのではないかと思います。毎試合、浦和に対していかに守備的にやるかという、我々はどうやって崩していくかという試合が続いていますが、私にも簡単なことではありません。いつか、浦和に対して攻撃で上回るというチームが出てほしいです」

(関根を先発で起用した狙いは?)
「相手があれだけ自陣に引いてブロックを作って守備をしてくると、スペースはありません。それをダイレクトのパスだけで崩すのは難しいです。バイエルン・ミュンヘンのゲームを見てもらえれば、相手チームが守備的な戦術をとることが多い中で、リベリやロッベンがドリブルで崩すシーンが多く見られます。スペースができるとしたらサイドです。そこからドリブルで相手をはがすのが得点をするのに必要です。
関根は若くて興味深いタレントのある選手です。高木も前を向いてドリブルで仕掛けること、シュートを持っています。武藤も非常に動きがあって、ドリブルもできる選手です。宇賀神も非常に良いオフザボールの動きをします。興梠もドリブルで仕掛けてゴールへ迫れる選手です。もし今日のゲームに興梠がいれば、さらに得点のチャンスが多いゲームだったでしょう。
ドリブルでいかに相手を崩していくかが、相手が人数を掛けてスペースを消してきたときに必要な要素です。先日、バイエルンが負けた試合がありましたが、そのゲームにはリベリとロッベンがいませんでした。それ以外の選手も各国の代表選手なのですが、それでもあの2人がいないと引いた相手を崩すのは難しいのです。我々が対戦するのは、どのチームもプロフェッショナルです。非常に訓練され、組織された守備をしてきます。それを崩すのは、見ている方が思っている以上に難しいものです。私は今年でレッズに来て4年目ですが、ここまでの3年とも、いわゆる下位で残留を目指して守備的に戦うチームに勝ち点を落としてきました。今年に関して言えば、そういった試合で勝ち切っています。それは私自身、前向きに捉えられる傾向だと思います。リーグ優勝を目指す上では、そういった下位との対戦で取りこぼさないのが大切な要素です。力が拮抗した相手との戦いでは、過去において比較的勝ち越してきたのではないでしょうか。リーグ戦で優勝するためには、下位チームとの対戦で取りこぼさないことが大切な要素として挙げられると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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