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ホームでの記念試合で逆転勝利を飾る

通算最多観客動員を誇る浦和レッズと通算最多優勝回数の鹿島アントラーズ。ともに初年度からJリーグに属する通称“オリジナル10”であり、リーグを代表するクラブ同士の一戦は、“Jリーグ20thアニバーサリーマッチ”と題された記念試合。天候はあいにくの雨となったが、4万6,649人が埼玉スタジアムに集まり、試合前のセレモニーでは元鹿島のアルシンド氏、そして元レッズのポンテ氏という両クラブのレジェンドが華を添え、記念試合は幕を開けた。
これまでACLを含めてほぼ全ての試合でボールを支配し続けてきたレッズだったが、この日は鹿島の攻撃から守備への素早い切り替えからの激しいプレッシングに苦しみ、なかなか後方からポゼッションする普段のサッカーを披露できない。それでもサイドを起点に攻撃の形を作り、14分、18分には右サイドの平川のクロスから立て続けにチャンスを作ったが、前者は柏木のシュートがGK正面、後者はゴール前で柏木と興梠がかぶってしまい、シュートを打ちきれない。一方で23分には柴崎のくさびのパス、大迫のポストプレーとつないで小笠原にシュートを放たれるが、これはGK加藤の正面。31分にはFKからピンチを招いたが、岩政のシュートが枠の上に外れて溜飲を下げた。
30分を過ぎると少しずつボールを回せるようになり、35分には左サイドの崩しから宇賀神がクロスを上げ、ゴール前の興梠が合わせようとしたが、鹿島の強固なセンターバック、岩政と青木に挟まれてシュートを打てなかった。そして前半最大の決定機を迎えたのは42分。原口が左サイドで2人をかわしてペナルティエリアに進入すると、倒れながらマイナスのパス。走り込んだ宇賀神がフリーでシュートを放ったが、わずかに枠の右へ外れ、得点を奪うことはできなかった。
前半終了間際には競り合いから負傷した宇賀神が退場するアクシデントにも見舞われたが、後半に入るとギアを上げ、開始直後から押し込んだレッズ。宇賀神に代わって入った梅崎が積極的に仕掛けたが、得点には至らない。すると63分、野沢にゴールを決められてしまう。
しかし、「走って戦うところ、諦めないところを見せたい」(槙野)レッズはそのわずか3分後、柏木のCKから那須がヘディングシュートを叩き込み、自身3試合連続得点を決め、同点に追いついた。そしてペトロヴィッチ監督は直後の68分、平川に代えてマルシオを投入。シャドーにマルシオ、ボランチに柏木、右サイドに森脇、右CBに阿部と布陣を変える。そして同点に追いついたことで勢いに乗ったのはレッズ。疲れからかプレッシングが弱まった鹿島を尻目に啓太が余裕を持ってサイドにパスを配給し、受け手が相手の間でボールを受けられるシーンが増える。そして78分、全くその形、啓太のパスを左サイドで受けた梅崎がクロスを上げると、興梠が頭で押し込んで古巣相手に逆転ゴール。さらに89分には興梠のポストプレーからボールを受けた原口がドリブルシュートを放つと、これはGKにセーブされたものの、梅崎が詰めて試合を決定づけた。
Jリーグ20周年記念試合を逆転勝利で飾り、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めると、試合後にはポンテ氏を含めて「祝20周年! Jを世界最高峰リーグにしよう」のメッセージとともに『We are Diamonds』をサポーターと歌い勝利を祝うと、サポーターからはポンテ氏のチャントや槙野に向けた『Happy Birthday』が送られるサプライズも。この勝利で鹿島を逆転して3位に浮上すると同時に、ベガルタに2-1で敗れて無敗記録が途絶えた首位・大宮アルディージャとの勝ち点差を6に縮めた。目標のタイトル獲得に向け、快進撃はここから始まる。

【槙野智章】
(僕が一番走っていた?)データで?そうなんですか。でも走らないといけないポジションですし、ただ走るだけでなく、考えて走らないといけないというのがペトロヴィッチサッカーですから。
ウガとは今シーズン、長い時間やって攻守ともにコンビネーションも良くなっていましたけど、ケガで交代して入ってきた梅ちゃんとも昨年1年間やってい ましたので、なんなくできました。そして彼が1ゴール1アシストですから。ベンチワークのところで試合を決められるというのが、今シーズンのレッズの選手層の厚さを示しているんじゃないかと思います。
攻撃的サッカーを掲げるチームとして、2試合完封負けしているというのは、屈辱的なものがありましたから、とにかく結果にこだわって貪欲に点を取りにいこうという話をしていました。大宮の記録が今日止まったので、今日から自分たちが負けない記録を作ろうと監督が言ったんですが、本当にこれからそれに向かってやっていきたいと思います。
1失点してから、追いついて勝ち越す時間がすごく良かったと思います。勝ち点1ではいけないというのは選手全員わかっていましたから。慎三くんは 古巣相手に初めての試合で、あれだけのプレーが堂々とできるのは、彼のポテンシャルの高さだと思います。今日は彼を僕たちがサポートするつもりだったのですが、逆に彼に助けられたと思います。これだけの雰囲気を作ってくれるサポーターの力ももちろんあると思います。
2-1になってから、セレッソ戦と同じようにはならないぞ、ということを声に出して言っていました。みんなわかってはいましたけど、やはり声に出すことが大事だと思いますから。セレッソ戦ではズルズル下がって押し込まれたところがありましたから、そこは頑張って押し上げようとしていました。結果的に3点目が取れて良かったですけど、まずは相手に点を与えない、という指示を出しました。
最後のパフォーマンスのメッセージにもあったように、Jリーグが世界の中でもレベルの高いリーグになっていくように、若い選手が海外に行くんじゃなくて、海外から良い選手がJリーグに来るような、そんなリーグにしていきたいと思います。文面はみんなで考えました。ロビーもパフォーマンスに参加したのは、選手にとってもサプライズでした。僕がスタッフを通じて、お願いしました。「やるからには勝ってくれ」と言われたので、勝てて良かったです。
最後にHappy Birthdayもあれだけたくさんのサポーターに歌ってもらって、幸せな26歳の誕生日になりました。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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