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「難しいゲームだったが、それをやってのけた選手を褒めてあげたい」ミシャ監督

Jリーグ第25節 vs横浜F・マリノス後のコメント

「ちょっとここでゆっくり休んでからコメントをしたいですね(苦笑)。スカパーのフラッシュインタビューに行くまで、300メートルくらい歩きましたし、ここに来るまで階段を上がってこなければいけなかったので、ちょっと疲れています(笑)。ただ、大丈夫です。始めましょう。
非常に入りの悪い前半でした。これまでは前半、非常に良いゲームができて、後半、自分たちのサッカーができなくなるというのがよくあった展開でしたが、今日は非常に入りが悪かった。何か怖がりながら入ってしまった前半でした。そういった入りが悪い中で先に失点してしまった、入りが悪い中でさらに状況を難しくしてしまいました。
相手は1点リードする中で、守備的なディフェンスの選手がうちのシャドーにつく形で、6バック気味な守備的な形で相手に守られてしまったので、そういった相手を崩すのはなかなか簡単ではなかったと思います。先に失点してしまったことで、その後、自分たちがゲームを進める上でより、難しくなってしまいました。相手は6バック気味に守る中で、残りの4人の選手もセンターラインより後ろに入る布陣に、我々は手を焼きました。
マルキーニョス、小野、齋藤、中村と、リーグの中でも非常に攻撃的な、危険な選手、カウンターをしたら危険な選手がいる中で、仕掛けなければいけませんでした。0-1でリードされ、相手にとって理想的な展開になりました。そういった中で、やらなければいけなかったことは後ろからボールを持ち運ぶことです。
例えばそれは阿部、永田、槙野といった選手が後ろからいかに持ち運んでいくか。持ち運ぶ中で数的優位を作ることにより、相手がそれに対応しなければいけなくなる。そうすればどこかに穴があく、そういった部分を意図的に作らなければいけなくなった。それが落ち着いてできるようになったのは20分過ぎからだと思います。
私は選手を褒めたいと思います。厳しい、難しい展開の中で、20分過ぎからより危険に自分たちの形というのを落ち着いてできるようになった。そして逆転して勝利することができた。難しいゲームだったと思いますがそれをやってのけた選手を褒めてあげたいと思います」

【質疑応答】
(良い攻撃もありましたが、点が入ったシーンはマルシオや槙野の個人の頑張りがあったからでした。そういうこともシーズンを戦っていく上では大事なことだと思いますが、監督はどういうふうに考えていますか?)
「チャンスを得点につなげるところというのは、我々に問題があるところですが、サッカー自体、得点をすることが一番、難しい作業です。今日の試合、例えば梅崎がゴールを決めて3-1としていれば、そういったことは言われないと思いますが、多くの選手が得点機会に顔を出すというのが我々のサッカーです。1人のスーパースター、ゴールゲッターを連れてくればもしかしたら違ったことが起こりうるのかもしれませんが、私自身はそういった選手を連れてきて、頼るというようなスタイルではありません。我々は、私のもとでチームがスタートして7ヵ月、8ヵ月ですから、そういった難しい部分は残っていますが、徐々にそういった部分も解決していけるのではないかと私は思っています。
今日は3万5千人のサポーターがスタジアムに来てくれましたが、浦和というのは日本のサッカーをリードするチームだと思いますし、我々はそうなってきたのではないかと思います。いろいろな方々に見て、面白いと思ってもらえる、そういったサッカーになってきていると思いますし、これからより、そういった方向というのは加速していくのではないかと思っています」
(特に後半、最後の15分の守備は良かったと思います。その見立てにアグリーであるならば、ポイントを教えてください)
「皆さんが私のトレーニングを見るとすれば、浦和の練習はゲームをしているだけだと思われるでしょう。あるいは攻撃的な練習しかしていない、と。それは正しくない見方だと私は思います。
私自身のスタイルとして、例えば守備的な練習で、ポールを立てて、ボールがここにあったらこうスライドしなさい、というような、相手がいない形での練習はしません。我々のトレーニングの中でよくあるのは、2対1、攻撃的な選手が2人、守備的な選手が1人、そういう練習を見ると、攻撃的な練習だと思われるかもしれません。3対2、4対3、5対4、7対7といった練習をするにあたって、攻撃的な練習しかしないのでは、と思われるかもしれません。
ただ、それは決して攻撃だけの練習ではありません。インテリジェンスというのは、こんにちのサッカーにおいて非常に大切になってきます。頭の使えない選手は、なかなか上では戦えないのではと思います。
もちろん、浦和の選手たちもそういった練習を通して、自分たちが相手の攻撃を予測するということをやっていく、それには時間はかかったと思いますが、時間の経過とともに状況の中でいかに守備をしなければいけないかを理解してきていると思います。
練習の中では、ゲームの中で起こりうるシチュエーションを設定して、いかにトレーニングができるか、ということを考えてやらせています。サイドだったらどこをケアしなければいけないか、どこだったら、やらせてもいいか。例えば数的不利な状況の中で。ゲームの中で起こりうる状況も練習の中でしっかりやっています。
ミーティングの中でも、ボードを使って説明することもあまりしませんし、もちろん基本的な部分での全体のスライドだったり動きはありますが、試合の中で予期せぬことが必ず起きる、それがサッカーです。その状況の中でいかに選手たちが予期せぬときでも自分で考えてできるか。そういう指導を普段から心がけています。日本の指導者の方は、ボードの上でこうしたらこうして、と順序立てて説明するのが好きな方もいると思いますし、そういったことが普通の指導法としてあると思いますが、私はまったく違うタイプの監督です。
私はグラウンドの上で選手たちに考えさせる、そういったことを練習の中で取り組んでいます。私はアイディアや考え方をなるべく選手に与えていきたいと思っています。
私のサッカーに関する哲学は、理解するのは難しいと思います。
ただ、私はそれを愛しています。すみません、ちょっと長く話してしまいました(苦笑)。サッカーを愛しているからこそ、話し出すと止まらないのです(笑)」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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