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「勝利に向かう姿勢を見せる」大槻 毅監督(定例会見 9/25)

9月25日にWEB会議システムを使って行われた会見でのコメント

【質疑応答】
(中2日での試合の後にまた中2日で試合という厳しい連戦でまずは回復に重きを置いていると思うが、選手のコンディションはどうか?)
「僕も知りたいぐらいで、メディカルからの報告を待っています。夕方までまだ時間があるので、現在進行形です。選手もトリートメントを受けたり、交代浴、アイスバスを含めていろいろなことをやっています」

(なかなか集中したトレーニングができない中でミーティングに重きを置いているのかと思うが、「ここは大事にしていこう」とポイントに置いて伝えたことはどんなことか?)
「再開してからずっと3試合くらいずつでやっていて今回は5試合続きますが、トレーニングはなかなかできない部分はあります。トレーニングができないぶん、おっしゃるとおりミーティングで映像を使ってやることもありますが、基本的にはフィードバックと次の試合の準備をルーティンで行っています。

今年始まってから大事にしようとしていることは常々言い続けていますが、現在はどちらかと言うと試合が来て、自分たちが目標としてやってきている土台のところ、そこに戻るというところはあるので、試合ごとに肉付けが少しずつされているようなところを確認するような作業だと思っています。『ここは大事だ』と言われると、どこも大事だと思っていますが、キャンプから変わりません。それをずっと言い続けています」

(清水エスパルス戦では最後に失点してしまったが、得るものはあったと思う。その点はどう考えているか?)
「試合前に中2日と中3日の差は頭には多少あって、こちらもメンバーを5人代えて臨みましたが、向こうも連戦の中で少し代えながら、ということがありました。清水さんがその前の湘南ベルマーレ戦で見せたような、勝利につなげたようなところは見られましたが、そういったところを我々は想定内にして臨めたので、それは良かったなと思っています。

ゲームの流れはありましたが、選手たちは落ち着いて想定内の中でプレーしてくれたという印象を持っていますが、2-1になった1点は残念でしたし、あのままゼロで終わらせてあげたかったなという思いは強いです」

(その部分を糧に、ステップアップして横浜FC戦に臨みたいところだと思うが?)
「もちろん内容だとかやっていきたいところはいろいろありますが、回復がメインになってきますし、この連戦の中、我々だけではなくて相手もそうだと思いますし、今年のリーグはゲームの質の担保はなかなか難しい状況だと思います。もちろんそういった中でもファン・サポーターに喜んでもらえるゲームを求めなければいけないのは重々承知していますが、そういったところが担保しづらい今のレギュレーションなのかなという思いはあります。

その中でなんとしても勝利に向かう姿勢や、そこに向かって選手がしっかり走り切っていくところは絶対に見せたいと思っていますし、その上でこれまでやってきたことが表現されることがあれば、それは本当にうれしいと思っています」

(清水戦でスタメンを5人代えたこともそうだが、たとえば途中出場した杉本健勇選手や武富孝介選手がチャンスを作ったり、前線からの守備に奮闘したことで最後に失点したもののゲームの流れをつかみ続けたと思う。そういう交代選手が大槻監督の狙いを実行しているという手応えはあるか?)
「どのような状態でも、負けているときはもちろんですがリードしている状況でもスコアを動かしてもらいたいという強い気持ちを持って選手にはピッチに立ってもらっているつもりです。特に清水戦は最初に代えたマルティノス、関根(貴大)、それから前の2人の健勇と孝介もそうですが、彼らに対してはそういった思いがありました。

実際にマルティノスがクロスを入れて武富の好機を作ったり、サイドの深い位置に入るシーンは見られましたので、あそこでスコアを動かすことができれば非常に良かったとは思います。そういうふうにいかないこともありますが、そういったパワーを持って選手がピッチに入ってくれたことはうれしく思っていますし、ここのところはそういったシーンが見られるので、また継続してやってもらえればと思います。

昨日、選手にも話しましたが、孝介は試合の日がちょうど誕生日で、誕生日だからメンバーに入ったわけではないですが、常々居残りのトレーニングもホームゲームのときにはしっかり見て、スタッフともコミュニケーションを取ってやっています。そこでしっかりと『この選手を使ってあげたい』と思う選手がいることに僕は感謝していますし、今回は武富がメンバーに入って試合に出ましたが、それ以外の選手たちも良い状態で迎えてくれているので、非常にありがたいと思っています」

(久しぶりの出場というところで、この1試合の武富選手自身の出来もそうだが、中2日の連戦の中でこれまであまり出場していなかった選手がしっかり役割を果たしてくれたという、チーム全体の連戦の中で果たす役割がすごく大きかったのかなと思って試合を見ていた。その点に関してはどう感じているか?)
「おっしゃるとおりで、ファーストプレーから多少ファウルが続いてしまいましたが、彼がピッチに入ったときから『前線からしっかりと守備をやるぞ』というスイッチが入ったことは明白でしたし、健勇も含めて2人があそこでチームが前に行くパワーを表現してくれたと思っています。できれば好機をなんとしてもゴールに入れてほしいと僕自身も思いましたし、彼自身がそういう強い思いを持ってまた次にチャレンジしてくれるのではないかと思っています」

(武富選手は清水戦が今季4試合目で最も彼らしいプレーが見られたと思うが、監督はどう感じているか?)
「そうですね。そういった面が強いと思います。本当に長い間リハビリをやって、ようやく戻ってきたと思ったらまた離脱して、という形を繰り返して、ほぼ1年、試合から遠ざかっている形になりました。去年の夏のウインドウでレッズに戻ってきてからほぼ1年、本当に苦しい思いをしたと思います。ただし、彼が本当にクラブハウス、ピッチでしっかりとやってきたことは僕らも見ていますし、何よりも近くでチームメートが見ていると思います。彼が躍動する姿をみんなが喜んだのではないでしょうか」

(山中亮輔選手が点を決めたときにレッズでの初ゴールだと思えなかったが、このところ今季初ゴール、北海道コンサドーレ札幌戦でも杉本選手がリーグ戦初ゴールを決め、槙野智章選手、少し前だが橋岡大樹選手にも初ゴールが出た。一時はレオナルド選手しか点を取れないのではないかという状況だったが、点を取れる選手が増えてきている。この点はチームの前進と関わりがあると思っていいのか?)
「今は名前が出ませんでしたが、関根はリーグの開幕戦では取りましたが、最近でもゴールに近づいたり、アシストをしたり、PKを取ったり、そういった形が出てきています。アタッカーということで言えば、2トップとサイドのMF、その4枚のところが得点に絡み始めていることは非常に良いことだと思います。武藤(雄樹)も左の中盤で出た試合でしたがゴールを決めていますし、全体でそういったことが増えてきているのではないかと思います。

それから、7月の再開当初から比べると徐々ですが、ペナルティーボックスの中に進入する回数が増えている部分も見られているので、また全員でそういったところにトライしていきたいと思います」

(これからホームが3試合続くことへの意気込みはどうか?)
「5連戦の中でここからホームの試合が続くことは非常に良いことだと思っていますし、なによりもホームで戦うところ、まずは横浜FC戦で100パーセント出したいと思っています。その後に続く試合に関してもFC東京、名古屋グランパスと1周り目で上回ることができなかったチームなので、ホームでなんとしても良い形で終わりたいと思っています。ただ、2つ先、3つ先のことではなく、まずは目の前の横浜FC戦、ホームでしっかり結果を出せるようにがんばりたいと思っています」

(先ほどの得点者の話にも通じるところがあると思うが、ベース部分に個々の色を乗せられるようになってきたと思う。その点についての手応えはどうか?)
「結果ももちろん勝たないといけないと思っていますし、いつも勝利を目指しています。その上で内容も含めてゲームの質、できたこととできなかったことに関しては、できたことは喜ばしいと思いますし、良いところをしっかりと探してその上で最初から言い続けたりやり続けたことにブレなくやっていくことが大事だと思っています。そういったことを続けないと、おっしゃるような色が乗る土台がガタガタしていてはいけないと思います。色を乗せるためにも土台を粘り強く押し進め、作っていきたいということを今も思っていますし、そこはブレずにやっていきたいなと思います」

(おとといの横浜FCと川崎フロンターレの試合も映像で見たと思うが、実現性は低いながらも若い選手を出されるより川崎戦のように3人のベテランが出てくるようなメンバーの方がやりづらいものなのか?)
「このリーグのレギュレーションでは我々もそうですが、どのチームも出てくる選手がコンディションも含めて一番良い状態だと思います。ですから、どのメンバーが出てくるからやりやすい、やりにくいということはあまり考えたことはありません。メンバーの予想も非常に難しいですし、トレーニングもクローズなところが多いので、そういったことはあまり考えたことはありません。逆にどのメンバーが来ても、今はそのメンバーがそのチームで一番良いんだろうな、という思いが強いです」

(大槻監督のレッズユースでの教え子である松尾佑介選手もまた出てくると思うが、川崎は松尾選手をうまく抑えていたと思う。レッズが彼を抑える上でのキーマンは誰になりそうか?)
「彼が出てくるかどうかは分かりませんし、彼はいつも左で出てきますが、左で起点になるのか、この間のように内側で起点になるかでも変わってくると思います。彼だけではなくどの選手が出てきてもボランチ、センターバック、サイドバック、サイドMFが連係して、注意を払って対処してもらいたいと思っています」

(川崎戦の話になるが、失点シーンを見ればポジショニングなどのミスはあったかもしれないがレッズが出せるものを出しての結果というか内容は悪くなかったと思う。それを受けて清水戦でスムーズに入れているように見えたが、大槻監督はどう考えて次の試合に入っていったのか?)
「フロンターレとの試合に関してもそうですが、札幌戦も含めて、1試合1試合で学んでいることがあり、1つずつ積み上がっているということは感じています。特にビルドアップや攻撃に特色があるチーム、清水も今年は攻撃をメインにするとおっしゃってやられているようですが、そういったチームとの対戦が続いたということで、守備の面や切り替えた後にどういうふうにボールを自分たちのものにしていくか、ということは試合をやりながら成長できているのではないかと感じています。

川崎戦に関して言うと、選手も一生懸命やってくれて準備してきたものを出してくれた部分は試合の入りからありましたが、ああいったゲームで素晴らしいアイデア、素晴らしいゴール1つでいろいろな流れが変わったり、ゴール1つで多少のゲームの流れを持ってこられるということはあると思いますし、それがサッカーだと思います。そういったところが持ってこられるように、少しでもそういうことが積み上げられるように、またそういった方策を持てるようにやっていきたいと思っています」

(川崎のような相手とまた対戦したときに互角以上の戦いをするためには、先ほど選手の色を乗せるための土台という話もあったが基本的な土台がある中で選手同士のシンクロや質を上げていくことが大事なのか、それとも大槻監督の中でそれが組み上がった上でさらに相手を上回っていくためのバリエーションのようなビジョンがあるのか、今言える範囲でどういう考えがあるのか?)
「ゲームの型で言うと、相手のシステムややり方で変わること、それは毎回変わるわけではなくて、相手は前が2枚か1枚かによってのボールの入り口や中継地点は選手もほぼ理解できてみんなで共有できている部分は多いと思います。ただ、それから先のところで言うと、先ほどおっしゃった連動や距離感の中でスピードアップするタイミングなどはさらに成熟させていく必要があると思います。

そういうことが上がっていくと同時に、選手の個性が出ていくような形で配置していければいいのかなという考えではいますが、今やるべきことは今言ったようなことを成熟する方向までいくように踏ん張る土台をしっかり作ってその次に進めるような形です。段階的に、と言うよりは、チームは生き物なのでなだらかにバランスが変わっていくような形になるのかなと思いますが、そういったところにトライしていきたいと思っています」

(今の話と重なる部分もあると思うが、選手たちは大槻監督が実現しようとしているサッカーを愚直にやっていると思う。それと共に結果が出たり出なかったりするが、たとえばハンス オフト監督の時代に追い越し禁止などいろいろなルールがある中で、そこを1つブレイクして強くなった瞬間があったと思う。ルールに基づいた中で良い意味でのはみ出しがあると強くなるのではないかと思っているが、大槻監督はどう考えているか?)
「言葉として、『ルール』という言葉が当てはまるかどうかで言うと、『ルール』という言葉は当てはまらないと思います。共有するもの、そのワードややるべき姿というものはありますが、ルールがあるからそれを守るとか破るということはないと思います。言葉なので僕が違った言い方をして違った伝わり方をすると良くないので、『ルール』という言葉は当てはまらないのかなということです」

(言葉選びを間違えてしまって申し訳ない)
「いえ、全然悪い話ではないです。こういう話をするためにこういう場があって、僕としては非常にありがたいです。いつも言っていますがフェイストゥフェイスでやれればいいですが、こういうやり取りがお互いの仕事にとって良いことだと思いますし、僕は非常にありがたいと思っています」

「最後に、清水に行ってバスで帰ってきて、移動などいろいろ大変ですが、試合がある喜びをすごく感じました。帰ってきて夜すごく遅くなりましたが、選手が帰って、次の日にまた顔を見て、また試合がある。それは喜びだと思います。また少し条件が緩和されて、ファン・サポーターのみなさまに来ていただける条件も少しずつ整いつつあります。みなさまと一緒にお仕事をさせていただいている上で、たくさんアピールしていただけるようにお願いしたいですし、たくさんの人に来てもらいたいです。せっかく開かれた形になってきていますので、そういったことをお願いしたいと思います。今日もありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「勝利に向かう姿勢を見せる」大槻 毅監督(定例会見 9/25)

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