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「全力を尽くす、すべてを出し切るという姿勢が見られた」ペトロヴィッチ
Jリーグ第2節vsガンバ大阪後のコメント
「全体を通して、非常に素晴らしい試合だったと思います。前半、ガンバ大阪の方がボールを支配していて、ボールキープ率も高かったですが、その中でも、チャンスの数で言えば、自分たちの方が4、5本、大きなチャンスがあったと思います。ガンバのチャンスは、前半は、1本か2本だったと思います。
そして、後半に入って、0-1と先制されましたが、自分たちは何とか1-1に追いついて、そのあとはものすごい素晴らしい試合をして、外から見ていてバルセロナがプレーしているような気持ちになったほど、素晴らしい試合を、していたと思います。ただし、自分たちは浦和レッズでした。
私たちの選手のコンディションが非常に良く、メディカルスタッフとの相談の中で、選手たちのコンディションを非常に上げている、そういった取り組みがこういった形で、後半のような落ちない状況になっているかと思います。後半は、12本、13本くらい、大きなチャンスを作ったということは非常にポジティブに考えられますが、そこで決めきれなかったというのは非常に残念です。
その中でも後半、加藤が、ガンバが0-2にできるチャンスがあったところをしっかりセービングして、0-1の状況で我慢したというところが1-1にするところにもつながったと思います。選手たちに対しては、浦和レッズでプレーするためには全力を尽くせ、すべてを出し切れといっていて、今日のような試合でそれが見られたということで、選手たちを褒めたいと思います。今日の試合のような戦い
方に、本物の侍魂を見ることができたと自分は思います。特に峻希や元気といった若い選手が全力を出してチームのために働いた、達也やマルシオも倒れる寸前くらいまでチームのために戦った、そういったところを見ると自分はとても誇らしく思います。
ただ、皆さんも試合を見て分かったかもしれませんが、どうして勝てなかったという質問には、今日は答えられません」
【質疑応答】
「(守備について。立ち上がりは相手の動きに引っ張り出されて危ない場面もありましたが、10分くらいから落ち着きました。狙い通りの守備だったのでしょうか、立ち上がりに混乱したことについては?)
最初の段階では、2トップが相手のセンターバックにプレスをかける形で、相手のサイドバックにボールを出させてそこから高い位置でプレスをかける、相手のボランチにはマンツーマンでつけて、山田暢が余る形で、反対側のサイドバックは中に絞って、中に入ってくる相手の選手をケアする、という意図があったのですが、試合開始から宇佐美と二川が2人とも中に入ってきて、数的不利を作られました。そういった状況を見て、選手たちが誰をつかんでいいか困っていました。確かに、その時間帯に危ない場面もあって点が入らなかったことは良かったですが、そこですぐに啓太を山田暢の横に置いて、2枚ボランチを置くような形で、中に入ってくる選手を受け取りやすくしました。そして原を2トップの縦の並びにして、下の位置に置いて、相手のボランチを見るという形にしてから、バランスがとれるようになったのかと思います。
ただ、あの時点で失点をしなかったのは良かったです。遠藤にも気を付けて、ケアをして、そこまで良い試合をさせなかったと思います。全体的に見て、最後の15分は自分たちが勝つべき試合をしたのかと思いますし、そこで2、3点、確実に取れたと私は思います。
そして、自分たちは長い間、Jリーグのトップレベルに立っているガンバ大阪と今日は戦ったということを忘れてはいけないと思います。長い間同じ監督のもとでチームの戦術が整っている、特にサイドの選手が2人とも中に入ってくるというような戦い方は非常に、見ていて興味深くもあり、難しかったです」
(選手のコンディションがよく、メンタルの強さも出せたと思いますが、今日のような試合で、これから勝ち上がっていく上で、手応えを感じることができたか?)
「私は、3年間日本での選手としての経験もあるので、日本人がヨーロッパのやり方にどうやったら慣れるか、ということをずっと考えながら選手たち と接してきました。その部分が、だんだん、前面に出てきて、自信を持って選手たちを送り出すことができていると思います。もちろん、試合中、私も テクニカルエ
リアの先頭に立って、激しい動きで選手たちを鼓舞することによって、精神力や、最後まで戦い抜くということを伝えることもできている と思います。
(原口のプレーはどのあたりが優れていると思いますか?)
彼は非常にタレント性のある選手だということだけをお伝えします。彼の良いところを伝えてしまうと、他の選手は駄目なのか、という話になってしまって、困ってしまいます。彼の未来は非常に明るく、2年後、3年後にはヨーロッパにいく選手だと思います。非常に技術が高くてパワーのある選手、スピードに乗ってもコントロールを失わない、スピード感のある選手だと自分は思います。
ただ、今日は、宇佐美選手も良い仕事をしたと自分は見 ています。彼も非常に高いテクニックを持っていると思います。ただし、私の考えでは、原口元気が一番です。
(前半、永田と監督がしきりに話していたが、どんなことを確認したのか?)
自分のところに来たときに、ボールを奪ってから前に少し行くのが早すぎる、それでまた奪われてディフェンスをしなければいけないということでした。もう少し、つなげるところはつないでも良いのではないかという話をしてきました。それに対して私は、自分がプレーをしているわけではない、お前がプレーをしているのだからスピラや山田暢といった選手たちでコミュニケーションをとって解決をしろ、そういう話をしました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「全体を通して、非常に素晴らしい試合だったと思います。前半、ガンバ大阪の方がボールを支配していて、ボールキープ率も高かったですが、その中でも、チャンスの数で言えば、自分たちの方が4、5本、大きなチャンスがあったと思います。ガンバのチャンスは、前半は、1本か2本だったと思います。
そして、後半に入って、0-1と先制されましたが、自分たちは何とか1-1に追いついて、そのあとはものすごい素晴らしい試合をして、外から見ていてバルセロナがプレーしているような気持ちになったほど、素晴らしい試合を、していたと思います。ただし、自分たちは浦和レッズでした。
私たちの選手のコンディションが非常に良く、メディカルスタッフとの相談の中で、選手たちのコンディションを非常に上げている、そういった取り組みがこういった形で、後半のような落ちない状況になっているかと思います。後半は、12本、13本くらい、大きなチャンスを作ったということは非常にポジティブに考えられますが、そこで決めきれなかったというのは非常に残念です。
その中でも後半、加藤が、ガンバが0-2にできるチャンスがあったところをしっかりセービングして、0-1の状況で我慢したというところが1-1にするところにもつながったと思います。選手たちに対しては、浦和レッズでプレーするためには全力を尽くせ、すべてを出し切れといっていて、今日のような試合でそれが見られたということで、選手たちを褒めたいと思います。今日の試合のような戦い
方に、本物の侍魂を見ることができたと自分は思います。特に峻希や元気といった若い選手が全力を出してチームのために働いた、達也やマルシオも倒れる寸前くらいまでチームのために戦った、そういったところを見ると自分はとても誇らしく思います。
ただ、皆さんも試合を見て分かったかもしれませんが、どうして勝てなかったという質問には、今日は答えられません」
【質疑応答】
「(守備について。立ち上がりは相手の動きに引っ張り出されて危ない場面もありましたが、10分くらいから落ち着きました。狙い通りの守備だったのでしょうか、立ち上がりに混乱したことについては?)
最初の段階では、2トップが相手のセンターバックにプレスをかける形で、相手のサイドバックにボールを出させてそこから高い位置でプレスをかける、相手のボランチにはマンツーマンでつけて、山田暢が余る形で、反対側のサイドバックは中に絞って、中に入ってくる相手の選手をケアする、という意図があったのですが、試合開始から宇佐美と二川が2人とも中に入ってきて、数的不利を作られました。そういった状況を見て、選手たちが誰をつかんでいいか困っていました。確かに、その時間帯に危ない場面もあって点が入らなかったことは良かったですが、そこですぐに啓太を山田暢の横に置いて、2枚ボランチを置くような形で、中に入ってくる選手を受け取りやすくしました。そして原を2トップの縦の並びにして、下の位置に置いて、相手のボランチを見るという形にしてから、バランスがとれるようになったのかと思います。
ただ、あの時点で失点をしなかったのは良かったです。遠藤にも気を付けて、ケアをして、そこまで良い試合をさせなかったと思います。全体的に見て、最後の15分は自分たちが勝つべき試合をしたのかと思いますし、そこで2、3点、確実に取れたと私は思います。
そして、自分たちは長い間、Jリーグのトップレベルに立っているガンバ大阪と今日は戦ったということを忘れてはいけないと思います。長い間同じ監督のもとでチームの戦術が整っている、特にサイドの選手が2人とも中に入ってくるというような戦い方は非常に、見ていて興味深くもあり、難しかったです」
(選手のコンディションがよく、メンタルの強さも出せたと思いますが、今日のような試合で、これから勝ち上がっていく上で、手応えを感じることができたか?)
「私は、3年間日本での選手としての経験もあるので、日本人がヨーロッパのやり方にどうやったら慣れるか、ということをずっと考えながら選手たち と接してきました。その部分が、だんだん、前面に出てきて、自信を持って選手たちを送り出すことができていると思います。もちろん、試合中、私も テクニカルエ
リアの先頭に立って、激しい動きで選手たちを鼓舞することによって、精神力や、最後まで戦い抜くということを伝えることもできている と思います。
(原口のプレーはどのあたりが優れていると思いますか?)
彼は非常にタレント性のある選手だということだけをお伝えします。彼の良いところを伝えてしまうと、他の選手は駄目なのか、という話になってしまって、困ってしまいます。彼の未来は非常に明るく、2年後、3年後にはヨーロッパにいく選手だと思います。非常に技術が高くてパワーのある選手、スピードに乗ってもコントロールを失わない、スピード感のある選手だと自分は思います。
ただ、今日は、宇佐美選手も良い仕事をしたと自分は見 ています。彼も非常に高いテクニックを持っていると思います。ただし、私の考えでは、原口元気が一番です。
(前半、永田と監督がしきりに話していたが、どんなことを確認したのか?)
自分のところに来たときに、ボールを奪ってから前に少し行くのが早すぎる、それでまた奪われてディフェンスをしなければいけないということでした。もう少し、つなげるところはつないでも良いのではないかという話をしてきました。それに対して私は、自分がプレーをしているわけではない、お前がプレーをしているのだからスピラや山田暢といった選手たちでコミュニケーションをとって解決をしろ、そういう話をしました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】