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「ファン・サポーターの方々に誇りを感じてもらえるように、しっかりと戦う」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 12/3)

12月3日にオンラインで行われた会見でのコメント

(J1リーグ最終節の名古屋グランパス戦に向けて、この一週間はどんな準備を進めてきたのか?)
「現時点で我々の目標は天皇杯を優勝することになっています。そのためのいい準備をしていきたいと思いますし、今まではケガ人がいましたが、今週は全員でトレーニングすることができました。天皇杯に向けて、できるだけいい状態で臨めるようにしていきたいと思っています。ゲームプランのことは細かくは言えませんが、少し変更点があるということは言えます」

(名古屋戦をどんな試合にしたいか?)
「名古屋戦はもちろん勝ちたいと思っています。今年の前半戦で勝てなかった(0-0の引き分け)相手ですから、そのチームに対して勝利を収めたいと思っています。名古屋は名古屋で自分たちが勝利を収めて鹿島アントラーズの結果次第では、というところでモチベーションも高いと思いますが、我々もこの試合で名古屋に勝てば、名古屋と勝ち点で並ぶことができます。得失点差はありますが、名古屋グランパスと勝ち点で並ぶということは、一つのモチベーションになっています。同時に、選手たちの状態を最高のところに持っていくことも目標になっています」

(名古屋戦は今季で最もレッズのファン・サポーターがスタジアムに詰めかけるアウェイゲームになりそうだが、彼らにどんな戦いを見せたいか?)
「前節、清水エスパルス戦は残念なゲームになってしまいました。4位で今季を終わらせるという目標がなくなった試合でした。前節は失望した方も多かったと思います。ファン・サポーターの方々に誇りを感じてもらえるように、名古屋戦でしっかりと戦い、前節の悪いイメージを払拭したいと思います。さらにその後、天皇杯を獲りに行きたいと思います」

(天皇杯を見据えるところもあると思うが、名古屋戦ではケガから復帰した選手を使うことや、今季限りでチームを離れる選手のプレーをファン・サポーターに見せる機会も与えることはあるのか?)
「名古屋にあまりヒントを与えたくありませんが、今週は全員がトレーニングをして、全員がプレーできる状況が久しぶりにありました」

(今季はJ1リーグが38試合あり、シーズン前半戦の19試合、シーズン後半戦の18試合ともに勝ち点が31ポイントだった。前半はもう少し苦戦するかと思ったし、後半はもう少し勝ち点が取れてもよかったと思うが、1年間の歩みについてどう感じているか?)
「私は前半戦、後半戦という分け方で分析していませんでしたので、初めてそのデータを知りました。ヴィッセル神戸戦以降、勝ちが少なくなってしまったと思います。終了間際にゴールを決められて勝ち点を逃したガンバ大阪戦や清水戦、セットプレーでゴールを取られて取りこぼしがあった川崎フロンターレ戦や鹿島アントラーズ戦など、ディテールで勝てなかった試合がありますが、そういったことがあったので、Jリーグを3位、4位で終わらせて、そこからACL(AFCチャンピオンズリーグ)につなげることができなくなってしまいました。

しかし、1年目でさまざまな変化が起こっているチームの中で、できるだけ高い順位で終わりたいと思っています。今のところいいシーズンになっていると思いますが、天皇杯を獲れば素晴らしいシーズンにすることができます。天皇杯の結果によってオール オア ナッシングとまではいかないものの、我々の目標を達成することができます。ACL出場権を得ることができますし、タイトルを獲ることができます。そして、それに向けての準備の段階として考える名古屋戦も非常に大事だと思います。

ヴィッセル神戸戦以降は、(YBC)ルヴァンカップで敗退したり、ケガ人が複数出たりして、柏レイソル戦や天皇杯のガンバ大阪戦は、内容は良かったものの、安定性が少し足りなかったと思います。11月は川崎戦、鹿島戦、横浜F・マリノス戦と続いていましたので、そこが我々の最終的な結果を左右するだろうと思って挑んだ月でしたが、その3試合の勝ち点9のうち4ポイントしか取れませんでした。さらにその後、清水戦を落とすことで3位、4位を逃してしまいました。

同時に3つの大会を戦っていましたが、もしかしたらその影響があるかもしれません。名古屋も4つの大会を戦っていて、その影響が見られています。より少ない大会でJ1リーグに集中できているチーム、たとえばヴィッセル神戸や鹿島アントラーズとの違いは感じることができました。ただ、それを言い訳にはしたくありません。神戸戦の前は安定していて、4連勝など内容の伴った結果を残すことができていましたので、闘う部分を取り戻さなければいけません」

(リカルド監督とっても浦和、J1リーグでの新しいステージでのチャレンジとなった1年だったが、ここまではどんなシーズンだったか?)
「去年の厳しい結果の後の浦和レッズの監督への就任でしたので、簡単な仕事ではありませんでした。変化をもたらし、成長させていくという考えのもと、3つの大会で長く戦うことができました。これができたのはレッズと名古屋のみでした。2つの大会では可能性がなくなりましたので、最後に天皇杯優勝という目標を仕留めたいと思っています。1年目として考えると良かったと思いますが、素晴らしいものにするチャンスもまだ残されていますし、難しいタフなシーズンを戦い抜いて、いい結果ではあると思いますが、現状に満足せず、もっと上を目指して戦い続けたいと思っています。浦和レッズはここで満足してはいけません」

(新たなステージでリカルド監督自身が順応させたことはあったのか?)
「浦和レッズというビッグクラブに来ることによって、それまで長年一緒に戦ってきた徳島ヴォルティスの選手やスタッフと離れることになりました。徳島では全員が私のやり方を分かっていましたので、全てがうまく回っている状況から飛び出してきましたが、浦和レッズの状況を改善し、上位で戦うところまで来ることはできました。まだ十分ではないと思っていますが、新しいグループで、違った特長の選手たちがいる中でのマネジメントで自分も成長できたと思っています」

(今シーズンのJ1リーグで出場停止の選手が1人もいない。これは30年近いレッズの歴史の中で初めてのことだが、そういう指示はしているのか?)
「特段そういう話を多くしたわけではありません。関根(貴大)やタク(岩波拓也)、アキ(明本)や柴戸(海)などが3枚の累積の状態ですので、試合によっては『気を付けて』と声掛けしたことがありますが、特にそこを強調して話してはいません」

(それにもかかわらず、普段のシーズンより4試合多い中で出場停止がいなかった理由として考えられることはあるか?)
「その部分を私自身はあまり考えていませんでした。もしかしたら、相手にあまりカウンターを仕掛けさせないというところから来ているかもしれません。カードが出る場面は、無理な体勢で相手を止めることが多いですので、そういう場面を少なくしたという見方はできると思います。また逆の見方をすれば、もしかしたらこのチームにはアグレッシブさがまだ足りないということも言えるかもしれません」

(アグレッシブさが足りないというのは違うと思うが?)
「全員に教養があり、レフェリーに対して執拗な抗議もしないので、そういうこともないのかと思います」

(メディアにトレーニングが公開された今週火曜日は、オフ明けということもあったかもしれないが、名古屋対策というよりも自分たちのビルドアップ、しっかりとボールを運ぶところをもう一度見直そうというトレーニングをしているようにも見えた。どんな意図があったのか?)
「時間は限られていますので、トレーニングにも優先順位を付けて行っています。その前の清水戦でビルドアップがうまくいっていませんでした。特にゾーン2(中盤の辺り)でのプレーがあまりよくありませんでしたので、久しぶりにその部分に時間を割いてトレーニングしました。押し込んだ状態でのトレーニングは最近もやっていましたが、ゾーン2は久しぶりだったので忘れているところがあるのなら、そこを復習するという意味で行いました。私のサッカーではディテールをつなげていくことが必要ですので、それを行いました。そしておっしゃった通り、相手を想定したわけではなく、浦和レッズのサッカーを改善するためのトレーニングでした」

(今後、勝負強さを培っていくためにはどのようにすべきだと思っているのか?補強なのか?選手の意識改革なのか?)
「そういったものはこのチームにはあると思います。難しい試合でそれを見せた場面もありました。勝者のメンタリティー、勝負強さはあると思います。最近は監督がモチベーターであるということが話題になることもありますが、私はそれよりも選手個人の内部にあるモチベーションが重要だと思っています。個人としてどのような目標を持っているのか、夢を持っているのかというところです。たとえば今、浦和レッズに天皇杯と獲りたいと思っていない選手がいれば、その選手は浦和レッズには必要ない選手ということになります。もちろん監督として、目標設定や闘う姿勢にアドバイスをしたりしてサポートはしますが、選手の性格や個性が大きいと思います。たとえばトレーニングを毎日こなし、あとは家に帰ってゆっくりしていればいいと思っている選手は通用しません。大きな目標を設定していかなければいけません。

今はその道のりにいますが、大きな目標を設定して戦うチームが我々だけではないということも知らなければいけません。他にも予算があっていい選手をそろえて、いい指導者をそろえているチームが5、6チームありますが、その上位グループに入ることができていることはいいことだと思いますし、3つの大会で長く戦うことができたということも良かったと思います。

ただ、まだタイトルが獲れていないというところで何が足りないのかと考えた場合、それがフィジカル的なものなのか、あるいはケガ人が多かったのか、それとも相手チームに分析されてしまったのか、そういう要素もあると思いますが、確かにプラスアルファの勝ちたいという意欲が出なかった試合もあります。

そしてもう一つ考えなければいけないことは、J1リーグ3位以内、ルヴァンカップ優勝を達成できなかったのは、このチームにその能力がないのか、それともメンタリティーが足りないのか、いろいろと考えることはあります」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「ファン・サポーターの方々に誇りを感じてもらえるように、しっかりと戦う」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 12/3)

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