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マチェイ スコルジャ監督 横浜FC戦試合後会見

2025明治安田J1リーグ 第25節 横浜FC戦 試合後のコメント

「本年度のベストゲームのひとつになったと思います。立ち上がりから支配できたと思います。ライン間の(マテウス)サヴィオをうまく使いながら、非常に効果的なビルドアップができたと思います。ディフェンスラインとボランチで、横浜FCが拾おうとしているセカンドボールをこちらで回収することができましたので、非常にいい仕事ができたと思います。

そして時間の経過と共に、相手にとって危険な場面も増やすことができたと思いますが、ゾーン3に入ってからのボールの動かし方、そこのプレースピードはもっと上げないといけないと思います。サイドチェンジしながら、それができればと思います。前半の内に小森飛絢が、彼の決定力の高さを見せてくれました。

後半もやることは変えず、同じスタイルで行こうとしました。後半も開始から8分がたったところで、小森飛絢が点を取ってくれました。それ以降は、より落ち着いた展開に持っていくことができました。

試合の終盤は少しカオス的な展開となりました。特に人数が1人多いアドバンテージがある中では、良いゲームコントロールができなければいけないと思います。試合終了間際の失点は、我々にとって非常に嫌なものとなりました。

FC東京、名古屋グランパスとのアウェイゲームなど、試合終了間際に失点をしていますので、ここは今後、修正しなければいけない部分だと思います。

ただ、選手たちをたたえたいと思います。中2日でのアウェイ2連戦で2勝を挙げることができました。非常にいい仕事だったと思います。そしてこの素晴らしい雰囲気を作ってくれたファン・サポーターのみなさまに、本日も感謝したいと思います。本日の勝利の大きな要素のひとつとなりました」

[質疑応答]
(アウェイゲームが課題と言われた中で、今日はとてもいい立ち上がりだったが、今までとの違いは?)
「チームが発展し続けている、いい方向に向かっている姿が見えます。ゾーン2、ゾーン3のビルドアップのトレーニングをたくさん行ってきていますが、その実りが見られるようになってきています。いいビルドアップをゾーン2、ゾーン3で行っても、最後のところは現在の小森飛絢のようなフィニッシャーが必要になります。彼を見ると、2年前のホセ カンテを思い出します。小森飛絢が、ホセ カンテと同じような存在になってくれればと思います。

また、なぜ本日は我々にとって良い展開になったかという要素のひとつに、相手がそこまでハイプレスに来ないで、持たせてくれたという部分もあると思います」

(ここ最近、マテウス サヴィオ選手はかなり下がった位置でプレーしているが、ポジショニングについてはどのように働き掛けているか?)
「さまざまなバリエーションの攻撃を、選手の能力を生かしながら行おうとしています。ハーフスペースが空くような展開が見えたら、サヴィオのようなクリエイティブな選手がそこを使うべきだと思います」

(今日は金子拓郎選手の活躍も効いていたように思うが?)
「本日は非常に良かったと思います。FIFAクラブワールドカップ以降、非常にコンディションも上がっていますし、ゴールやアシストという数字も残しています。これからもチームに大きく貢献してくれるのかなと思います」

(2-0でリードし、相手に退場者が出た状況で、3点目を取りにいくのか、取られたくないのか、どのような考えがあったのか?チアゴ サンタナ選手が前線に残らないで降りてきてしまうことで相手のディフェンスの選手がついてきて、その選手がボールを拾うようなシーンが見られたが?)
「我々の狙いは、3点目を取ることでした。フレッシュな選手を入れてハイプレスをかけ続けるのが狙いでした。ただ、相手もアダイウトンを投入して、彼への斜めのボールや縦パスを増やして、プレーのスタイルを少し変えてきました。ただ、下がりすぎる場面があったのは確かだと思います。最後の15分の選手の組み合わせは初めてでしたので、それがひとつの理由かもしれません。

もちろん言い訳を探したくないですし、最後の部分はよりゲームコントロールができることを期待していました。そこは分析して、改善すべきだと思います。ただ、あの状況の中で、根本健太をJリーグデビューさせることができるアドバンテージもありました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 横浜FC戦試合後会見

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