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「目標はJ1リーグ優勝、それに尽きる」リカルド ロドリゲス監督(会見1/15)

1月15日にオンラインで行われた会見でのコメント

(2022シーズンの始動日となったが、チームの雰囲気はどうだったか?)
「感触は良かったです。強度も高かったと思います。新加入の選手が多い中で、トレーニングに取り組む姿勢も良かったと思います。我々の話をしっかりと聞きながらトレーニングしていたと思います。良かったですね」

(ファン・サポーターからの期待についてどう感じているか?)
「非常にポジティブなことだと思います。我々が昨年、タイトルを獲ってファン・サポーターの熱い応援に応えることができたと思いますし、我々のサッカーに希望を抱いていると思います。期待も大きいですが、レッズのファン・サポーターからの要求も大きいと思います。我々は試合、タイトルなどを勝ち取っていかなければいけないですが、非常にポジティブな雰囲気の中でできています」

(例年、始動日はどういう気持ちで迎えているのか?)
「シーズンによって毎回違いますが、今季の場合は昨季からの継続が大事だと思っています。オフは日本で過ごしましたが、休むことができました。昨季は徳島からの引っ越しなどもあり、あまりゆっくりとできませんでしたので、今年は良かったと思います。シーズンがスタートするときは新たな選手やスタッフがいて、全員が希望を抱きながらチャレンジをしたいという気持ちで挑みます。初日から集中してトレーニングできましたので、いい刺激になっているでしょうし、これからのチャレンジに対してとても良かったと思います」

(今日のトレーニングでは積極的に新加入の選手たちに話しかけていた印象だが、意識していたのか?)
「今日は以前からの在籍選手、新加入の選手ということを特に意識することなく、選手たち全員とコミュニケーションを取ろうとしていました。トレーニングの中で修正点があれば声をかけたりしていましたので、その中で馬渡(和彰)や松尾(佑介)に声をかける場面も多かったと思いますが、特に意識していたわけではありません。ただ、通常のシーズンであれば、初日のトレーニングの前に各選手と面談を済ませてから臨みますが、今季はオフが短かったこともあり、ゆっくりと休んでもらおうと思いましたので、まだ個別面談をしていません。沖縄キャンプが始まってから行いたいと思います」

(今シーズンのメンバーについてどう感じているか?西野 努テクニカルダイレクターが記者会見で「最後のピースは、まだ活動中」と言っていたが?)
「まだ補強は終わっていません。実現しなかったケースもあり、ウインドーが閉まるまでは補強を続けていきたいと思います。ただ、選手の獲得に関しては満足しています。サッカーのスタイルに合う選手の特長をクラブに伝えていて、そのような選手を取ってきてくれたと思っています。今日のトレーニングでも、最後のところで新加入選手の振る舞いを見れば、非常に良かったと感じています。最終的なメンバーが確定するまでは補強を続けていきますが、まずはこのメンバーでチャレンジしていきたいと思っています」

(昨シーズンのキャプテンだった阿部勇樹選手が引退したため、新しいキャプテンになるが、今の時点で決まっているのか?それとももう少し話をする中で決めていきたいのか?決まっていないのであれば、どういうことを重要視したいのか?)
「もう少し先に選びたいと思います。沖縄で共同生活していく中で選手たちの性格も把握しながら、キャプテンを決めたいと思います。頭の中にイメージはありますが、まだ決めてはいません」

(2年目のシーズンということで継続プラスアルファ、チームを熟成させていくために大事なことについてどのように考えているのか?)
「多くの選手が新たに加入しましたが、一つの特徴として若さがあると思います。私は自分の経験上、どのシーズンでもゼロからスタートをすることが重要だと思っています。昨年からいた選手は私のサッカーを知っていますが、分かっているはずだという前提で物事を進めてしまうとうまくいかないこともあります。メソッドとして、このプレシーズンではゼロから徐々にコンセプトを伝えていきたいと思っています。FUJIFILM SUPER CUPやJ1リーグが始まってしまえば、トレーニングする時間があまり確保できませんので、トレーニングキャンプの間にコンセプトやプレーモデルを落とし込むことが最も重要なのではないかと思っています」

(昨シーズンを踏まえて、もっと発展させたいと思っていることはあるか?)
「日々のトレーニングがキーポイントだと思っています。全てのセッションでしっかりと選手たちにアイデアなどを伝えていきたいと思っています。どの試合でも、どこの会場でプレーしても、しっかりと戦って勝てるチームを作りたいと思っていますが、他のチームも補強していいメンバー、いいチームになっていますので、もちろん簡単なことではありませんが、我々は我々が持っているものに継続性を持たせながら発展していきたいと思っています」

(今シーズンのレッズにも期待しているファン・サポーターの方々へ伝えたいことは?)
「ファン・サポーターの方々はチームの一員だと思っています。浦和レッズは、ホームゲームでもアウェイゲームでもプラスをもたらしてくれる存在です。昨年も天皇杯の準決勝、セレッソ大阪戦でも感じることができましたし、決勝の大分トリニータ戦でもそういう姿がありました。私が監督になってからは初めて、あれほど多くのファン・サポーターの前で試合をしましたが、本当の浦和レッズの偉大さを肌で感じることができました。ファン・サポーターの応援のおかげで勝ち点を取れるチームだと思っています。今季のチャレンジは簡単なものではありませんが、我々は努力を続けますし、ファン・サポーターの方々には応援をお願いしたいです」

(今年の目標は?順位や勝利数などの目標はあるのか?)
「J1リーグ優勝、それに尽きます。昨年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)の出場権を獲得することが目標で、それを達成することができました。今年の挑戦は簡単なものではありませんが、浦和レッズは今日からリーグ優勝を念頭に闘っていきます。もちろん4つの大会に参加しますし、レッズの監督としてはどの試合でも勝利を要求されていると思いますので、それを実行したいと思いますが、その中でもJ1リーグの優先順位は高いと思います」

(新型コロナウイルスの感染対策のために、FIFAワールドカップ最終予選の日本代表メンバーに選手が選ばれた場合、かなり合流が遅れることになるだけではなく、FUJIFILM SUPER CUPに参加できないことになると思うが、酒井宏樹選手や江坂 任選手が選ばれると想定した中で、考えている準備やチームに与える影響についてどう考えているのか?)
「どうなるかは最終予選の招集リストを待つしかありません。代表監督次第ということになります。もちろん代表の選手たちがFUJIFILM SUPER CUPに出ることができれば自分たちにとって素晴らしいことですが、どうしても間に合わないという状況があれば仕方がありませんし、彼らなしの状況で戦うしかありません。これはあくまでも日本代表次第ということになります」


(今日のトレーニング終了後に酒井選手と1対1で長い時間話していたと思うが、どんなことを話していたのか?)
「日本代表の話をしたり、今シーズンに向けての改善点など、いろいろな話をしていました」

(今シーズンは選手にどういったことを求めていくのか?)
「日々のトレーニングの重要性を彼らに伝えましたが、高い集中力、高い強度で毎日のトレーニングをこなさなければいけません。今後のスケジュールを見ても、トレーニングの目に見えない部分が重要になってくると思います。それは睡眠であったり、食事であったり、ストレッチなどのケアの部分です。連戦になり、時間があまりない中で、リカバリーが重要になってきます。我々は非常に野心的なチャレンジに向かっていきますが、周りにもいいチームがたくさんありますので、そんなに簡単なものではありません。昨季より良い監督になろうとしていますし、選手たちのも昨季より良い選手になってほしいと話しています。その準備をしなければいけません。非常に高い要求に応えなければいけない、日本一のチームになろうとするならば、それはハードなプロセスになると思いますが、先ほど言ったようなことを選手たちには要求しました」

(先ほど「補強は終わっていない」という話があったが、補強したいポジションはFWなのか?そうだとすれば、どのようなFWを求めているのか?)
「前線の選手です。可能であれば、ポリバレントで複数のポジションがこなせる選手です。得点力もあれば、プレスを掛けることもできる、違いを生むことができるような選手を求めています」

(昨シーズンの1年を分析した上で、足りなかった部分をどう捉えているか?)
「昨季はJ1リーグの早い段階で勝ち点の差をつけられてしまいました。4月の時点でかなり離されていました。最初の10試合であまり離されないようなスタートを切ることが重要だと思います。その後、安定した内容やパフォーマンスの時期もありましたが、そういうときもアウェイではあまり多くの勝利を収めることができませんでした。リーグを優勝するなら、アウェイで勝たなければいけないと思っています。もちろんそこだけではなく、セットプレーや守備、得点力など改善点はいくつもあると思います。まだまだ向上できると思います。最終的にはパーフェクトなチームとして戦いたいと思っています」

(30歳を超えている岩尾 憲選手を獲得したが、その狙いは?)
「私のサッカーのアイデアを一番理解している選手です。そして、それを理解して自分がプレーするだけではなく、周りを整えることができる選手です。それに期待しています。また、リーダーシップや闘う部分も含めて、私が選手に求めることの全てを持っている選手だと思います。クラブとしても、戦術だけではなくリーダーシップを発揮できる選手がいることは大事ですので、そこも獲得の理由の一つでした」

(岩尾選手は新加入記者会見の時点で「監督とはまだ話していない」と言っていたが、今日のトレーニングでどんなことを伝えたのか?)
「何日か前から岩尾選手のユニフォーム姿の画像が出回っていましたので、それは見ていましたが、『まだ見慣れないな』ということを言いながら笑っていました。ですが、レッズでのチャレンジを引き受けてもらったことに感謝しましたし、私も彼もここ最近クラブハウスには来ていましたが、時間が合わなかったので、今シーズンは今日初めて会いました」

「今年に入って初めての記者会見ですが、冒頭でメディアのみなさんに新年のごあいさつをしていませんでした。申し訳ありません。
あらためて、新年あけましておめでとうございます。
メディアのみなさん、そしてみなさんのご家族の健康と幸福を祈っております。
今後もレッズのいい記事、つまりタイトルや喜び、そういうポジティブな記事をたくさん書いていただければと思います。私は記者のみなさんもレッズファミリーだと思っています。チームで起こっていることを、ファン・サポーターに伝えてくれる、そうしてくれることによって、ファン・サポーターをチームにより近い存在にしてくれると思っていますので、感謝しています。
今年も一緒にたくさんの感動的な経験をしましょう!」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「目標はJ1リーグ優勝、それに尽きる」リカルド ロドリゲス監督(会見1/15)

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