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第34節 vs 川崎「闘い続けてアウェイで勝ち点を獲得」

11月3日、浦和レッズはアウェイの等々力陸上競技場で明治安田生命J1リーグ 第34節 川崎フロンターレ戦に臨んだ。

レッズは、前半の互角の攻防の中から先制を許したが、貪欲にゴールを狙い続けて試合終了間際に酒井宏樹がゴールを決め、1-1で引き分けた。

立ち上がりから集中し、自分たちがやるべきことを遂行していくレッズの選手たち。ボールを保持しようとする川崎に対してしっかりと守備ブロックを築き、ボールを奪えば状況に応じて縦への素早い攻撃やボール保持でゴールを目指していく。

また、11分には関根貴大、12分には小泉佳穂が敵陣でボールを奪ってチャンスを作ろうとするなど、素早い攻守の切り替えとプレスもしっかりと行った。

26分には波状攻撃を仕掛ける。ディフェンスラインからビルドアップすると、小泉とのワンツーで右サイドを突破した酒井がグラウンダーでマイナスのクロス。ゴール前に走り込んだ汰木康也のシュートはミートしなかったが、そのボールが江坂 任に渡ってシュート。これはDFに当たったが、こぼれ球を今度は関根がシュート。これもゴール前のDFにクリアされ、さらにこぼれ球に反応した江坂がシュートを放つ前にレッズのファウルのホイッスル。ゴールを奪うことはできなかったが、川崎を崩してチャンスを作った。

31分には自陣ゴール前でピンチを迎えたが、アレクサンダー ショルツ、岩波拓也が体を張ってゴールを死守する。しかし33分、CKの流れからジェジエウに押し込まれ、先制を許した。

失点後も気落ちせず闘い続けたレッズは、後半に入ると早々にチャンスを作る。49分、ショルツのパスを左サイドで受けた山中亮輔がゴール前に鋭いクロスを送ると、ゴール前に走り込んだ汰木がシュートするが、ミートし切れず。

60分にはショルツの縦パスを江坂がフリックすると、途中出場の大久保智明が左サイドからグラウンダーのクロス。これは相手に弾かれたが、こぼれ球を回収した平野佑一がミドルシュートを狙う。しかしボールはGKの正面に飛んだ。

72分にはゴールキックからしっかりとビルドアップし、最後は小泉がゴール前に送った浮き球のパスに江坂が反応。しかしトラップし切れず、シュートを打つには至らなかった。

78分には宇賀神友弥と共に、J1リーグで8試合ぶりにメンバー入りしていた興梠慎三がJ1リーグで11試合ぶり、期間にして約3ヵ月ぶりに出場した。

相手を押し込み、ゴールを目指し続けたレッズの選手たち。そして89分だった。相手スローインから途中出場の伊藤敦樹が高い位置でボールを奪うと、江坂とのパス交換で左からペナルティーエリア内に侵入してシュート。これはGKに弾かれたが、相手との競り合いを制してこぼれ球をマイボールにした酒井が倒れ込みながら右足アウトで押し込んでゴール。終盤に同点に追いついた。

その後は逆転ゴールこそ奪えなかったが、90+5分には大島僚太の枠内に飛ぶミドルシュートを西川周作がビッグセーブで防ぎ、敵地で勝ち点を手にした。

次戦は、11月7日(日)14時からアウェイの県立カシマサッカースタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第35節 鹿島アントラーズ戦となる。

【伊藤敦樹】
(58分からの出場だったが、どんなことを意識してピッチに入ったのか?)
「0-1で負けている状況で、守備の時間が長かったと思いますが、自分が入ったらまずは自分のところでボールを落ち着かせたり、攻撃の時間を長くしたりすることを意識して入りました。そこはうまくいったと手応えを感じています」

(得点シーンは伊藤選手がボールを奪い、シュートを打ったことで生まれたが、振り返ってどうだったか?)
「(江坂)任さんからいい形でボールをもらえて、自分の前は空いていましたし、シュートのコースは甘かったですが、シュートを打つことに意味があったと思います。(酒井)宏樹君がしっかりと詰めていてくれましたし、ゴールにつながって本当に良かったです」

(次は中3日でアウェイでの鹿島アントラーズ戦になるが、意気込みはどうか?)
「アントラーズも3位争いしている相手ですので、絶対に負けられませんし、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得のために一試合も落とせないと思います。しっかりと勝って3位を狙っていきたいです」

(目の前で川崎フロンターレの優勝を見たが、どんな気持ちだったか?)
「うらやましいという気持ちが一番に出てきました」

(J1リーグは川崎が独走したが、この試合は闘えた部分、来季につながる部分が見えたと思うが?)
「最初の対戦では0-5で大敗し、(YBC)ルヴァンカップで2試合戦い、今日も含めて3試合とも引き分けでしたが、最初の対戦と比べれば、自分たちができること、積み上げてきたものはフロンターレを相手にしても出せたと思います。かなり手応えも感じましたが、勝たないと意味がありません。来年はしっかりと勝てるようにまたやっていきたいです」

(具体的にどういったところに手応えを感じているのか?)
「最初の対戦では相手の長所を抑えられませんでした。守備で耐え切れずに5失点してしまい、自分たちは何もできなかったという感想でした。今日の試合は相手の時間も多くありましたが、守備もしっかりと整理されて耐えるべきところは耐えることができていました。攻撃も1年間を通してゴールキックからつなぐところ、ビルドアップ、ゴール前まで運んでシュートで終わるという形が多くなってきていますので、そういうところは成長していると思いますし、フロンターレ相手でも通用している部分だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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