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第32節 vs G大阪「主導権を握り続け、勝ち点を得る」

16日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第32節 ガンバ大阪戦【MATCH PARTNER エネクル】に臨んだ。

レッズは、前半から相手を圧倒し続け、後半アディショナルタイムに江坂 任がPKを決めて先制したが、その直後にPKを決められ、1-1で引き分けた。

来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得するため、J1リーグ3位と天皇杯優勝を目指して戦う終盤戦。J1リーグでは約1ヵ月ぶり、かつ2試合連続となる埼玉スタジアムのスタンドには、バックアッパー席の赤い背景に黒縁の白文字で大きな「ASIA」の文字、南ゴール裏に「PRIDE of URAWA」の文字、そして入場直前にバックロアーにはビッグエンブレムが出現。壮観なビジュアルサポートに選手たちは迎えられた。

スタンドからの大きな太鼓と手拍子に背中を押され、レッズの選手たちは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けていった。

ボールを支配するだけではなく、ミドルシュートも織りまぜながら、効果的にサイドを使ってフィニッシュに持ち込んでいく。J1リーグでの出場は11試合ぶり、J1リーグでの先発は13試合ぶりとなった山中亮輔が左サイドから何度もチャンスを作った。

ボールを失った際にも素早く切り替えて前線からプレスをかけ、ボールを奪う。そしてコースを限定してG大阪のカウンターを未然に防ぎ、相手の攻撃にもしっかりと対応した。

34分には明本が負傷交代するアクシデントがあり、その後は我慢の時間もあったがしっかりと耐え、G大阪にチャンスらしいチャンスを作らせない。前半の終盤には再び盛り返し、ゴールはできなかったものの、ボール支配率、シュート数はG大阪を圧倒した。

後半も主導権を握ったのはレッズ。55分には相手のクリアボールを山中が胸で落とすと、平野佑一がドリブルでペナルティーエリア内に侵入して左足でシュート。60分には前半にもスルーパスでチャンスメークしていた関根のスルーパスから汰木がペナルティーエリア内に抜け出してシュートを放つ。前者はわずかに枠の右、後者はGK正面でゴールならずも、主導権を握り続けた。

86分には敵陣でボールを奪うと、伊藤敦樹、田中達也、小泉佳穂と途中出場の選手たちでパスをつなぎ、最後はペナルティーエリア内の左から江坂がシュート。これは相手にブロックされたが、VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の助言から主審がオン フィールド レビューを行い、スライディングの際に広げた手に当たったハンドと判定。PKを獲得した。そしてこれを江坂が冷静に決め、レッズが90+1分に先制した。

しかしその直後、ゴール前に飛び込んできたパトリックに対応した際に岩波拓也がハンドを取られてしまい、90+4分にPKで失点。その後も諦めずに攻撃を仕掛け、短い時間ながら複数のチャンスを作ったレッズの選手たちだったが、2点目を奪うことはできなかった。

次戦は、10月22日(金)19時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第33節 柏レイソル戦【MATCH PARTNERメディカル・ケア・サービス】となる。

【山中亮輔】
(ルヴァンカップに続いてスタメン出場で、リーグ戦はかなり久しぶりだったと思う。個人のところでルヴァンカップからよくなった部分だったり、自分自身の感覚はどうか?)
「個人のところだと、キックのフィーリングもすごくよくて、狙ったところにきちんと蹴れていました。チャンスも作れていて、あとは決定力のところだと思うので、そこの精度だったりというところが出た試合かなと思います」

(もちろん誰が悪いというわけではないが、山中選手がヒーローになっていてもおかしくないような試合だったと思うが?)
「チームとしてやりたいことはだいぶ表現できていたと思いますし、前半もほぼワンサイドゲームで試合をできていたと思いますし、あとは得点というところだけだったので、やっぱりそこのいい時間帯に点が取れないとこういう難しいゲームになるなというような試合でした」

(やっぱりそれだけに悔しいというところなのか、それとも試合内容でポジティブに考えられるのか?)
「やはり目標のACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得というところでいうと、今日みたいな試合は絶対に勝ち点3を取っていかなければいけないと思いますし、惜しいだけでは上に上がっていけないので、やっぱり悔しい気持ちの方が全然強いかなと思います」

(3~4アシストを損したかもしれないぐらいの試合だったように思うが、中との合わせるところのコミュニケーションみたいなところが改善点なのか、それとも正直なところ『それは決めてくれよ』みたいなところが少しあるのか。その辺りのどうしたら最後にゴールになるかみたいなところはどう考えているか?)
「僕の立場からするとやっぱりチャンスを作っていくしかないと思いますし、その数をより多くすることしか考えていないので、『決めてくれよ』とは思っていないです。中の選手、今日で言うとターゲットになる選手ではないので、その球の質だったりというところを考えてやらないといけないなというのはあったので、速くて鋭いボールをすごく意識していましたし、今週のトレーニングでもクロスからのトレーニングというのはありました。中の枚数も入っていけるときはチャンスになっていたので、あとはそこの回数をどれだけもっと増やせるかということを個人的にはフォーカスしてやっていきたいなと思っています」

(トレーニングも積んでいるということであれば、やっていきながらどんどん改善していってというのは道筋としては見えているという感じか?)
「チャンスにはなっていますし、本当に点が入っていてもおかしくないようなシーンがたくさんあったので、その辺は難しいところですけど、こういうのが決まりだしたらもっと上に上がっていくんじゃないかなと思います」

(クロスのフィーリングだけではなくて、前との関係だったり中との関係というのがすごくよくなって、昔のマリノスのときのインサイドに入ってとかだけじゃなくてアウトサイドでもすごくポジショニングできていると思う。その辺の感覚というのはこれからさらに良くなっていくイメージはあるか?)
「まずは相手のシステムが4-4-2なのかというところも大きくて、どこに立ち位置を取るかというところまでは結構スカウティングでここに練習中からこうやって進んでいこうというような感じでやっているので、立ち位置で先手を取れているというはすごく大きいかなと思いますし、それによってフリーでボールを受けて相手が寄せきる前に良いクロスを上げられているというのはすごく大きいと思います。
あとはスプリントの回数というところで、もう少し自分としてはコンディション的にもう何本かやりたいなと思っているんですけど、そこの試合勘みたいなところは本当に久しぶりのリーグ戦でしたし、ここから自分の存在価値を証明するためにも続けていかないといけないかなと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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