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「どこで誰と対戦しても勝てる力があると信じている」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 10/1)

10月1日にオンラインで行われた会見でのコメント

(YBCルヴァンカップ プレーオフではヴィッセル神戸に勝ち切ることができたが、ボージャン クルキッチ選手や大迫勇也選手、武藤嘉紀選手と攻撃陣を補強した現在の神戸の印象はどうか?)
「攻撃面で以前対戦したときよりプラスの要素が増えていると思います。前線の大迫、武藤、(アンドレス)イニエスタのコンビネーションがうまくいっていると思います。いい相乗効果が出ています。たとえば川崎フロンターレ戦のゴールもそのようなところから生まれました。選手が変わるとチームの振る舞いも変わりますので、この3人に気を付けながらプレーしたいと思います。

ボージャンは今のところ途中から入るという形ですが、この前の試合でもチャンスを作っていましたし、今後は出場時間も増えていき、チームに貢献していく選手だと思っています」

(AFCチャンピオンズリーグ出場権を懸けた3位争いが熾烈になっているが、神戸に勝つことの意味をどう考えているのか?こうしたヒリヒリする戦いをすることでチームも個人も成長すると思うが、どう考えているか?)
「次の試合は3位争いでも直接対決になりますので、勝ち点3離れている名古屋(グランパス)に近づくためにも一歩一歩上っていかなければいけないと思っています。

シーズン終盤に来てケガ人が少ない状況は非常にいいと思います。8月の連戦の後、この3週間で選手たちは体を少し休ませながら戦うことができています。また、モチベーションや一体感も感じています。一つひとつの試合が重要になってきますし、シーズンの残りの戦いで我々よりも上位にいるチームとの戦いが残っていますが、今はどのチームと対戦しても勝つことができるという自信をチームとして感じています。

ただ、今重要なことは、順位のことを考えすぎずに一試合ずつパフォーマンスを発揮することに集中しなければいけません。いいパフォーマンス、いいサッカーができれば、最終的に自分たちの目標に近づくことができると思いますが、順位のことを考えすぎるとエネルギーを使いすぎて疲弊してしまうと思います」

(今季の神戸との対戦はこれで4度目になるが、三浦淳寛監督は前の試合を受けて対策をするタイプの監督だと思う。そういう相手と戦うときにどういうところを観察しながら指揮しているのか?)
「試合が始まれば何かを変えてきたかどうかというところは観察しなければいけない点だと思います。三浦監督はこれまで対戦した3試合全てで形を変えてきました。また、新加入選手という新しい武器も手にしていますので、そこをどう使うか、またケガ人が出ているところをどうするかというところも見なければいけません。

ただ、それよりも重要なことは、自分たちのゲームをプレーすることです。その中で相手チームに変化があれば、その対策は練っていきたいと思います。チームとしても個人としても、いいゲームをプレーして、いいパフォーマンスを見せられれば、それが勝利につながる、必ず勝てるという確信を持っています」

(FC東京戦は久々に先制される展開だった。チームが焦らずにゲームをコントロールできたことが前半戦との大きな違いだったと思うが、夏の間にどんなことを働きかけてきたのか?)
「メンタルの面を含め、選手たちは成長していると思います。たとえば以前、川崎と対戦したとき、失点後にチームがメンタル的に非常に沈み、どのような後半になったのか、その姿はみなさんもご覧になったと思います。今回は失点の後もチームは落ち着いて、自信を持って自分たちのゲームプランを変えずに実行してくれたと思います。

また、(酒井)宏樹がハーフタイムの前にゴールを決めてくれて、前半を1-1で終わらせることができたことも非常に良かった点だと思います。失点以外のところであまり危ない場面を作られていなかったこともありましたので、選手たちは自信を持って後半を戦い、相手の攻撃にもしっかりと持ちこたえて今季初めて、先制されてからの逆転勝利を収めることができました。非常にいい対戦相手、好調なFC東京に対してそれができましたので、選手たちをたたえたいと思います。

いつも選手たちに繰り返し言っていることがありますが、『どこでプレーしても、誰と対戦しても、このチームは勝てるんだ』と私は思っています。その力があると信じています」

(神戸戦は中盤のせめぎ合いがキーポイントになると思っているが、どのように考えているか?)
「いくつかのキーポイントがあるゲームだと思っています。中盤の戦い、また大迫選手のところなど、いろいろとあると思いますが、全体的に見て、相手がやりたいことよりもこちらがやりたいことを多くするということが大事だと思います。そのためには自分たちの最高のレベルを見せないといけないと思いますが、中盤の戦いはどの試合でも大事になってきます」

(9月28日にトレーニングが公開されたが、相手を押し込んだ状態からの攻守の切り替えも躍動して見えたが、リカルド監督の印象はどうか?)
「非常にいいトレーニングができたと思います。強度も高めでした。ただ、10月に入ると連戦がありますので、それでも前の週と比べると強度は落としたくらいです。攻撃のトレーニングは、神戸戦だけのことを考えているのではなく、連戦の中でチームとしていかに押し込んだ形でプレーできるかということを考え、その部分をさらに良くするためのものでした」

(神戸は前に強い選手がいるが、今のレッズが失点するとすれば、ボールを持って攻めているときではないかと思う。攻めているときのリスク管理や前でボールを奪えなかったときの対応で大事になることはどんなことか?)
「そうかもしれません。どの試合でも相手のカウンターには気を付けなければいけないと思っていますが、神戸の最近の試合を見ていると、前線の3人のコンビネーションを警戒しなければいけないと思っています。このようなアウェイゲームでは全ての面でミスがないような、パーフェクトゲームを実行しなければ、ちょっとしたとこで決められてしまう可能性がありますので、気を付けたいです」

(以前のレッズは引いて耐えるときの守備がクローズアップされていたと思うが、今は前線からのプレスも効いていて、ボールを失った後の切り替えも機能していると思う。チームの全体的な守備の成長をどう感じているか?)
「非常に良くなっていると思います。ディフェンスラインも高い位置に上げることができていますし、前線からのハイプレスもできていると思います」

(以前、中盤の組み合わせについてお聞きした際に、ライン間や相手の背後でプレーするための組み合わせを考えていると言っていたが、ディフェンスラインの組み合わせを選ぶときに重視していることは?)
「ディフェンスラインの真ん中でプレーできる選手が今は3人います。槙野(智章)、岩波(拓也)、(アレクサンダー)ショルツですが、今は岩波とショルツが出ていて、非常に好調だと思います。ただ、槙野のトレーニングの姿を見ていると、ピッチに立てば必ずいいプレーをしてくれると感じています。

最近は週に一試合でしたので同じ先発メンバーで戦うことができましたが、10月は連戦になりますので、全員がピッチに立てるような準備をしなければいけません。ここ3週間はチーム全体の状態を上げるトレーニングをしてきました。12月まで戦い続けなければいけませんし、天皇杯で勝ち上がればさらに試合数も増えますので、チーム全体で戦いたいと思っています」

(Jリーグでは一部のクラブで監督による不適切な指導、パワパラが問題になっている。日本の教育文化とも関係すると思うが、リカルド監督はユース時代には選手として経験し、スペインでも指導していたが、指導者による選手への暴力的な行為や人格を否定するような発言を見聞きしたことはあったのか?)
「スペインを離れてから長年経っていますが、これまで特にそういった問題については聞いていません。ただ、監督は教育者でもありますので、選手たちにいろいろな物事の価値を伝えながら指導していくべきだと思います」

(そういう問題が日本にはあってスペインにはなかなか見られないという違いについて何か感じていることはあるか?)
「私の考えでは、監督は選手の力になるべきだと思っています。選手を成長させる存在でないといけません。そして、やり方を無理に押し付けると選手たちも聞かなくなります。選手たちを納得させて、自信を与えながら行っていけば、選手たちも心を開き、それが成長につながると思っています」

(トレーニングを見てもゲームを見てもチームが自立していると感じる。戦術に縛られず、自分たちでアレンジできていると感じるが、多くのことを言わなくても選手たちがしっかりやってくれるという信頼感はあるか?)
「全ての面で成長する余地は残っていると思いますが、おっしゃったようにチームが自立して機能しているということは非常にうれしいことです。しっかりとゲームの中で状況を読み、スペースを見つけてプレーすることができています。先ほども言ったように、メンタル面でも自信を持ってプレーできています。赤ちゃんも生まれてから8、9ヵ月経てば歩けるようになるのと同じで、チームが非常に成長してくれていると思います。

ただ、ここで満足せず、さらなる成長を促していきたいと思います。それはたとえば、さらにバリエーションを増やしていくことだったりしますが、成長に終わりはないと思います」

(ボールポゼッションやビルドアップで相手の守備陣を攻略する上で江坂 任選手と平野佑一選手と小泉佳穂選手の3人がポジションを出し入れしながらうまくやっていると感じるが、彼らの役割について監督はどう見ているのか?)
「夏に移籍してきた選手たちが戦術に慣れるのに少し時間がかかりましたが、今は完全に順応していると思います、平野は私たちのサッカーに非常に合う特長を備えていますし、江坂はポリバレントでいろいろなポジションでプレーすることができます。柏(レイソル)にいたときより少し前のポジションで貢献してもらっています。佳穂も重要な選手で、コンビネーションやプレスだけではなく、ゴールも決めましたし、横浜FC戦でアシストをしたり、直接結果につながる数字も残し始めています。

ただ、私たちのサッカーで重要なことは、全員が同時に考えることです。そしてこの3人の選手は、そのやり方に非常に合う選手だと思っていますが、1人でも読みを間違えればチームとしてのパフォーマンスが低下してしまいますので、チーム全体が機能することが重要です」

(逆の見方をすると、この3人への依存度が強いとも思えるが?)
「確かに佳穂がケガをしているときに、早く江坂とのコンビネーションを見たいと思っていました。そして、平野もビルドアップで貢献してくれていますし、ゴールやアシストという形の直接的な数字は少ないかもしれませんが、必ずゴールに絡んでいます。

ただ、彼らだけではなく、(伊藤)敦樹もピッチに立ったときは貢献してくれていますし、キャスパー(ユンカー)のような選手もいます。彼らはとても重要な選手たちだと思いますが、私の仕事は全員の準備を進めていくことであり、彼らがいないときに代わりに他の選手がピッチに立ったとしても、チームとして機能することを目指しています」

(YBCルヴァンカップの川崎戦からメンバーをある程度固定して戦い、結果も出ているが、外れた選手たちもいる。その代表的な選手が興梠慎三選手だと思うが、現在の興梠選手の状態をどう見ていて、使いどころをどう考えているのか?)
「興梠選手は状態が100パーセントではないというところで今はメンバーに入れていません。たとえばキャスパー選手もケガなどがあって先発メンバーから外れましたが、現在のチームはハイプレスなどが非常に好調ですし、引いてブロックを作った際の守備もうまくいっていますので、それをこのタイミングで変える必要性はないと思っています。

ただ、12月までシーズンは続きますので、誰がプレーしてもレベルを落とさないことが重要です。今の姿をスタンダードとして続けていかなければいけません。選手が変われば特長も変わりますが、これを維持しなければいけません」

(緊急事態宣言が解除され、10月6日のセレッソ大阪戦から入場者数の上限が10,000人に増えたことについてどう感じているか?)
「観客の人数が増えることは非常にポジティブに捉えています。ただ、コロナ禍によって、レッズの最も良いところの一つと言える満員の埼玉スタジアムを私はまだ見ていません。これから5,000人が10,000人になり、10,000人が20,000人になり、それがさらに増えていくことを願っています。そこでファン・サポーターのみなさんにはいいゲームを見せて、勝利をお届けしたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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