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ルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 vs 川崎「最後まで闘い、第2戦につなげる」

1日、浦和レッズは浦和駒場スタジアムでJリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第1戦 川崎フロンターレ戦に臨んだ。

レッズは、前半に関根貴大のゴールで先制すると、後半にPKで失点したものの、最後まで闘い続けて1-1の引き分けで第1戦を終えた。

今季の公式戦6試合目にして最後の浦和駒場での一戦。レッズの選手たちは、バックスタンドの2階に『THIS IS KOMABA』の大きな文字が掲示されたビジュアルサポートに迎えられた。

立ち上がりは一進一退の攻防。10分を過ぎるとレッズ陣内で川崎にボールを回される時間帯もあったが、集中して守り、チャンスをつくらせない。

そして15分を過ぎるとレッズも攻撃の形をつくっていく。ボールを奪ってから縦に速く、推進力のある攻撃を見せていくと、35分だった。

小泉佳穂がスライディングで相手のビルドアップのミスを誘うと、江坂がボールを奪ってドリブルでペナルティーエリアに侵入。前に出てくるGKを見て冷静に右にパス。これを関根が押し込み、レッズが先制に成功した。

終盤にはピンチもあった。42分に相手のカウンターからGKと1対1になりそうな場面で戻ったアレクサンダー ショルツが足を伸ばして家長昭博のシュートを防ぐと、その直後のCKでもゴール前で宇賀神友弥がクリア。

45分にはパスを通されてゴール前でシュートを放たれたが、公式戦12試合ぶりの出場となった鈴木彩艶がしっかりと正面で防ぎ、ゴールを許さなかった。

後半に入ると川崎が押し込んできたものの、レッズの選手たちも闘い続ける。52分にはペナルティーエリア内でシュートを打たれたが、岩波拓也と平野佑一が2人でスライディングしてブロック。58分には高い位置でボールを奪われてペナルティーエリア内へ侵入されたが、柴戸が戻ってボールを奪った。

68分にはレッズの右サイドから早めに放り込まれたクロスをゴール前で触られ、もう1人が飛び込んできたが、彩艶がボールを先に触ってゴールを守る。しかし、そのプレーでVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)と主審のオン フィールド レビューにより、彩艶がボールを触る前に走り込む選手を柴戸 海が後ろから倒したとの判定でPKとなり、72分にこれを決められた。

同点に追いつかれはしたが、リカルド ロドリゲス監督はその直後に汰木康也と小泉に代えて田中達也、大久保智明と攻撃的な交代カードを切り、レッズの選手たちも勝利を目指して戦う。

81分には64分からピッチに入っていた伊藤敦樹が中盤でボールを奪うと、大久保が中央から右へスルーパス。田中がワンタッチでグラウンダーのクロスを送り、ゴール前に入り込んだ江坂がシュート。しかしボールはGKに弾かれ、惜しくもゴールは奪えなかった。

87分にはボールを奪った岩波が右サイドへフィードすると、連戦の中で5試合連続先発出場となった関根が終盤にもスピードを落とさず、カットインからシュート。これは相手のブロックに阻まれた。

後半アディショナルタイムには川崎を押し込み、セットプレーでも続けてチャンスを迎えるなど、最後まで勝利のために闘い続け、2試合のうち『前半』の90分を1-1で終えた。

次節は、9月5日(日)18時から等々力陸上競技場で行われる、JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦 川崎フロンターレ戦となる。

【江坂 任】
(今日の試合を振り返ってどうか?1-1という結果を第2戦にどう生かしていきたいか?)
「今日の90分はいい戦いができた中で勝ち切れませんでしたし、自分が決めていれば、というところもありました。ただ、内容としては自分たちが目指しているところに近づきましたので、ポジティブに捉えていいと思っています。

次に関しては、勝てばいいですし、シンプルになったと思っています。しっかりと勝ちにいきたいです」

(今日は小泉佳穂選手と前線でコンビを組んだが、2人の間でどんなことを意識してプレーしたのか?)
「一番は距離感です。佳穂といい距離感で、離れすぎず、近すぎず、お互いに見合っていい距離感でプレーできたと思います。その距離感が良かった分、ボールがしっかりと保持できましたし、いい関係が築けたと思います」

(守備でもいい距離感で前線からハメていくことができたと思うが、その手応えはどうか?)
「自分と佳穂だけではなく、全体の距離感が良かったです。奪い方も良かったですし、奪った後のつなぎもスムーズでしたので、今日の距離感をベースにしたいと思います」

(奪った後につなぎで江坂選手や小泉選手が起点になり、裏を突く動きや汰木康也選手が中に入ってくる形など、バリエーションが増えたように見えたが、その手応えはどうか?)
「自分や佳穂が落ちたときには汰木、関根が相手の背後に抜けてくれる動きもありましたので、そのバランスやポジショニングはやっていても楽しかったです」

(第2戦をいい形で迎えられるという思いはあるか?)
「結果は勝ちたかったですが、内容は良かったので、いい形で次に臨めると思います」

(柏レイソルでは前にオルンガ選手がいたり、レッズでも興梠慎三選手やキャスパー ユンカー選手がいたりする形が多かったが、今日は自分の前にFWがいない形だった。普段と違う意識はあったのか?)
「ロングボールというよりは、選手の距離感を良くし、多くの人数が関わって侵入したり、相手の陣地に崩しにいったりする形が多く出たと思います。守備の形もいい奪い方からショートカウンターができましたし、それは意識した中でうまくできたことだと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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