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第26節 vs 広島「浦和駒場で2連勝! J1リーグ3連勝! 公式戦4連勝!」

25日、浦和レッズは、浦和駒場スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第26節 サンフレッチェ広島戦に臨んだ。

レッズは、前半にキャスパー ユンカーが先制ゴールを決めると、我慢の時間もしっかりと守り抜き、1-0で勝利した。

バックスタンドの2階席に赤、白、黒の『デカ旗』、そして入場の際にはゴール裏に『THIS IS KOMABA』の文字が出現するビジュアルサポートに迎えられたレッズの選手たち。

序盤から素早い切り替えで高い位置でボールを奪いながら主導権を握りにいくと、試合を動かしたのは15分だった。

自陣のペナルティーエリア付近でボールを奪ってから丁寧にビルドアップすると、平野佑一が縦パス。後方からのボールを伊藤敦樹が前に流しながら左足ワンタッチでスルーパスを送ると、左サイドから斜めに走ってボールを受けた関根貴大が相手をかわしながらペナルティーエリア内に侵入してシュート。これはGKに弾かれたが、こぼれ球をゴール前に走り込んだキャスパーが左足で押し込む。一気にスピードアップした鮮やかな攻撃から、レッズが先制に成功した。

その後も、落ち着いて試合を進めていくレッズの選手たち。前半の終盤には我慢の時間帯もあったが、DF陣はもちろん、中盤の選手たちもゴール前で体を張るなど、決定的なチャンスを与えなかった。

後半に入っても大きく流れは変わらなかったが、57分に波状攻撃。ボールを収めたキャスパーがトリッキーなキックで右にボールを送ると、江坂 任がクロス。明本考浩のヘッドは大きく浮いたが、ペナルティーエリア内の左でボールを拾った伊藤がシュート。さらにこぼれ球を拾ったキャスパーがシュートを放ったが、相手に当たって枠を外れた。

67分には岩波拓也が前に出ながら相手のボールを奪い前線につなぐと、キャスパーがスピードに乗ったドリブルから右45度位置で切り返して相手をかわし、左足でシュート。しかしボールはわずかに枠の左に外れた。

その後は我慢の展開も続く中、ピッチに立ち続けている選手はもちろんのこと、交代出場の選手たちも奮闘する。

7月10日の大分トリニータ戦以来の公式戦となった小泉佳穂はハードワークしながらボールを落ち着かせ、柴戸 海はセンターバックが前に出た際のカバーリングを見事にこなせば、この試合が加入後初出場となった木下康介は自陣でのチェイシングからカウンターのチャンスを演出。大久保智明は右サイドで相手2人の間を突破するドリブル、宇賀神友弥は激しいチェイシングを見せた。

チーム全体で最後まで闘い続けたレッズの選手たち。7分と長いアディショナルタイムにも隙を見せず、1-0で勝利。浦和駒場でのJ1リーグ2試合ともに勝利すると、J1リーグで3連勝、公式戦で4連勝を果たした。

次戦は、8月29日(土)19時からレモンガススタジアム平塚で行われる、明治安田生命J1リーグ 第27節 湘南ベルマーレ戦となる。

【槙野智章】
(1-0で見事なクリーンシートでの勝利だったが、率直な感想は?)
「今季は3バックの相手に対して、ボールを持たれたり、勝ち点を取りこぼしたりする試合がありました。徳島(ヴォルティス戦)が終わってこの(サンフレッチェ)広島戦までの間に、新しいフォーメーション、3枚の形をトレーニングしてきました。トレーニングの中ですごく手応えがありましたので、初めてやる選手の並びやフォーメーションでしたが、難なくやれたと思っています。前半に点が取れましたので、あとは割り切って守り切るだけでしたし、よかったと思います」

(ビルドアップはいつもならセンターバックの間にボランチが降りてきて3枚回しのような形になっていたと思うが、今日は後ろからのビルドアップについてどう考えながらやっていたのか?)
「できるだけ僕のところで時間をつくるのと同時に、平野(佑一)選手と伊藤(敦樹)選手にボールを供給することを意識しました。広島が前からプレスに来ることは分かっていましたので、キャスパー ユンカー選手と明本(考浩)選手の走力を生かして、DFの裏にボールを配給することを意識しました」

(これだけ新しい選手が入り、メンバーやフォーメーションが変わったりする中で、チームとしてしっかりとした戦いができるのは、後ろの選手がしっかりと意思統一を図っているからではないかと思う。新加入選手を融合させるためにどんなことをしているのか?)
「トレーニングもそうですし、ゲームの中でも、酒井(宏樹)選手、平野選手、そして(アレクサンダー)ショルツ選手が積極的にコミュニケーションを取ってくれています。

あとは試合に応じて、自分たちができたこととできていないことを瞬時に話し合うことができているのは、すごくいいことだと思っています。実際に試合に足を運んでいただいている方でしたら分かると思いますが、プレーが止まったときや給水タイムに選手同士でコミュニケーションを取る姿がものすごく増えています。前半戦もそういう場面はありましたが、より具体的にみんなで話し合いができていると思います」

(酒井選手やショルツ選手が入ったディフェンスラインの完成度をどう捉えているか?)
「一人ひとりの長所を生かした守り方ができていると思っています。DFとして大事なチャレンジ&カバーもあると思いますが、一人ひとりの対人の強さを生かして、1対1の局面でチャレンジするボールの奪い方ができているのは、すごくいいことだと思っています」

(ここ最近は攻め込まれる時間も長い中で、攻撃を受ける回数が多い割にはシュートをそれほど打たれていないことについてどう感じているか?)
「意識としては、前半戦よりもラインを高く保つことと、ボールホルダーに対してしっかりとプレッシャーをかけに行くことは意識しています。一人ひとりの距離感がいいことと、ずるずるラインを下げていないことがそういう数字に表れていると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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