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天皇杯 ラウンド16 vs 京都「岩波がゴールを決め、準々決勝進出!」

18日、浦和レッズはたけびしスタジアム京都で天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) 京都サンガF.C.戦に臨んだ。

レッズは、前半にセットプレーから岩波拓也がゴールを決めると、その後も多くの時間帯で主導権を握り続けながら1-0で勝利した。

大雨の影響により、選手たちが動くたびにしぶきが上がるほど水を含んだピッチの中、レッズの選手たちは落ち着いて試合に入った。

7分、平野佑一が相手のパスをインターセプトし、ワンタッチで前につけると、関根貴大を経由して酒井宏樹がクロス。低めでマイナスに送られたボールを受けた大久保智明がシュートを放ったが、相手のブロックに阻まれた。

そのプレーで得たCKからショートコーナーで関根のリターンを受けた大久保がペナルティーエリアに切り込んでシュートを放つと、ボールは相手の手に当たったようにも見えたが、ファウルの笛は吹かれなかった。

そして15分、大久保が蹴った左からのCKを鋭い動きで相手のマークを外した岩波がヘディングシュートを決め、レッズが先制に成功した。

先制後もパスをつなぐだけではなく、素早い切り替えと球際での強度の高いプレーで試合を支配していくレッズの選手たち。

32分にもCKからチャンス。こぼれ球をつなぎ、江坂 任が右サイドから左足でクロスを上げると、槙野智章がヘディングシュート。ゴール左に飛んだボールをGKにセーブされると、さらに岩波が詰めるが、これもGKにセーブされ、追加点を奪うことはできなかった。

アディショナルタイムにも関根のドリブルからのシュート、平野のクロスから槙野のヘディングシュートとアグレッシブな姿勢を見せ続けながら前半を終えた。

後半に入っても47分、江坂が強烈なミドルシュートを放つ。ボールはGKの正面を突いたが、立ち上がりから積極的に追加点を狙っていった。

49分には相手のクリアボールに反応した平野がワンタッチでスルーパスを送ると、ペナルティーエリア内でボールを受けた関根が絶妙なファーストタッチから相手をかわしたが、シュートは打ちきれなかった。

53分には平野が大きく浮かせたボールを相手との競り合いを制した明本考浩が受けて右サイドを突破し、ペナルティーエリア内に侵入してシュート。しかしボールはサイドネットと枠を捉えきれなかった。

その後は京都が攻め込んでくる時間もあったが、守るべき時間はしっかりと守備に集中。ペナルティーエリア内に入ってくるボールをしっかりと跳ね返しながら、シュートも遠い位置からしか許さなかった。

そのまま守備に入るのではなく、すぐさま主導権を握り返すレッズの選手たち。60分過ぎにはCKから立て続けに槙野が惜しいシーンを迎え、68分には右サイドでボールをもった関根が股抜きで突破してシュート。72分にも素早い攻撃からペナルティーエリア内に侵入した関根がシュートを放ったが、いずれもゴールには至らなかった。

終始アグレッシブに戦いながら、守備でもゴール前で体を張るなど最後まで気持ちのこもったプレーを続け、1-0で勝利。優勝した2018年以来となる、準々決勝への進出を果たした。

次戦は、8月21日(土)19時から鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第25節 徳島ヴォルティス戦となる。

【岩波拓也】
(決勝ゴールを決めたことと無失点に抑えたことの感想は?)
「最近は失点が続いていましたので、物足りなさは感じていましたし、90分間無失点で終えられたことは良かったと思っています。ゴールは少しラッキーな形でしたが、こういう試合は難しくなると思っていましたし、セットプレーが大事になると思っていましたので、1つ取れてチームを楽にできたと思います」

(中断明けから加わった酒井宏樹選手や平野佑一選手、江坂 任選手といった新加入選手との連係はどうか?)
「まだまだ足りない部分はありますが、良くなってきていると思います。競争しながらいいチームを作っていければと思います」

(前半は非常にうまくいっていて貫禄の試合だったが、後半は押し込まれる時間も長くなった。後半はどういったところがうまくいかなかったのか?)
「うまくいっていないというよりは、相手もすごく勢いを出してきましたので、ああいう展開になるだろうと思っていました。押し込まれた中でもいくつかチャンスはありましたので、そこで仕留められればもっと楽な展開になったと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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