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第20節 vs 福岡「小泉がJ1リーグ初ゴール!アウェイの借りを返す」
27日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第20節 アビスパ福岡戦【MATCH PARTNER セレモニー】に臨んだ。
レッズは、立ち上がりからペースを握ると、前半に小泉佳穂のゴールで先制。後半には明本考浩が追加点を挙げ、2-0で勝利した。
立ち上がりから圧倒的にボールを支配したレッズは、その流れをスコアに結び付ける。
11分、後方のビルドアップから選手たちがスペースに入りながらパスをつないでいくと、柴戸 海のパスを右サイドで受けた西 大伍が内側へグラウンダーのパスを送る。これを田中達也がスルーしたことにより中央でボールを受けた小泉が相手のスライディングをかわす。そして、ピッチの左方向へ進みながら左足でシュート。進行方向の逆に放たれたボールは強烈な勢いでゴール右に突き刺さり、レッズが先制した。
リードした後もペースを譲ることなく、多くの時間帯を敵陣でプレーするレッズの選手たち。守備でも素早い切り替えですぐにボールを奪い返しながら、直線的に攻撃してくる福岡にゴール前までボールを運ばれることは数回あったが、守備陣がしっかりと跳ね返してピンチらしいピンチを迎えることはなかった。
前半のゴールは1つのみだったが、試合を優位に進め続けた。28分にはボールを奪ったキャスパー ユンカーのパスを受けた明本のマイナスのクロスから小泉がシュート、37分にはテンポのいいパスまわしから伊藤敦樹のサイドチェンジを受けた明本のクロスからキャスパーがボレーシュート、さらに43分には高い位置でボールを奪い返して2次攻撃、3次攻撃を仕掛けるなど、随所にレッズらしい鮮やかな攻撃を展開してチャンスをつくった。
後半は福岡が前半以上に前線にボールを入れて押し込もうとしてきたが、54分にはジョルディ クルークスのシュートを西川周作がセーブするなど、失点を許さない。
レッズは守りに入ることはない。ボールを後方から丁寧につなぎつつ、ボールを奪ってから前がかりになる福岡のスペースを突く素早い攻撃も展開していく。
67分には途中出場の汰木康也のスルーパスを受けたキャスパーのシュートは相手のブロックに阻まれたが、すぐさまボールを奪い返すと、汰木のパスを左サイドで受けた槙野智章がドリブルで相手を抜いてペナルティーエリアに侵入しシュート。相手GKに触られてゴールとはならなかったが、勢いのある攻撃を仕掛けた。
75分にはボールを奪い返した小泉からパスを受けた汰木がドリブルで相手をかわしてからペナルティーエリア内の左でシュート。これは相手に当たって惜しくもゴールとはならなかったが、そのプレーで得た左CKだった。
76分、汰木が送ったインスイングのボールをニアサイドの明本がヘディングで合わせると、ボールはGKの頭を越えてゴール右に吸い込まれ、レッズがリードを広げた。
その後、汰木が得たPKはキャスパーが決めることができなかったが、攻撃的な姿勢を見せながら守備でも最後まで集中を切らさず。アウェイで敗れていた福岡にホームできっちり勝利した。
次戦は、7月3日(土)19時からアウェイのユアテックスタジアム仙台で行われる、明治安田生命J1リーグ 第21節 ベガルタ仙台戦となる。
【明本考浩】
(ゴールシーンはゴール中央くらいからニアサイドに走り込んだ形だと思うが、汰木康也選手のボールも含めて狙い通りだったのか?)
「中の入りは決まっていましたし、僕は昨日の練習からニアに行っていたので、うまくボールが来て合わせることができて良かったです」
(しばらくサイドバックとしてプレーしているが、手応えは?)
「手応えはいい感じです。サイドバックですとどちらかというと守備に重心を置いているので、やられないことを意識しています。今日対峙したジョルディ クルークス選手も非常にいい選手で、前回はやられていたので、今日は絶対にやられないことしか意識はしていなかったですけど、その中で結果も出て、本当に良かったと思います」
(明本選手を見ていると、ボールの落下点に入るのが非常にうまい印象がある。ハイパントのキックも早い段階で真下に入ったところもあったが、その辺りは昔から得意だったのか?)
「空間認知というところは、僕は優れているのかなと思っています。小さい分、そこはすごく大事です。飛ぶタイミングなどは身についてきているので、それを発揮できているのかなと思っています」
(それはプロに入ってからか、昔からか?)
「学生のときからですね」
(相手の右サイドはジョルディ クルークス選手だけでなくエミル サロモンソン選手も上がってきていたが、そこは組織としてどのように潰していこうと考えていたか?)
「福岡さんのストロングポイントだったと思うので、試合前からクロスを上げさせないよう近い距離に行くことは常に意識していました。トモ(大久保智明)ともいい連係がとれていましたし、クロスの回数はあまりなかったと思っているので、抑えられて良かったと思っています」
(相手がシンプルにボールを入れてきていたが、そこのリスクマネジメントは?)
「センターバックの槙野(智章)君、タク(岩波拓也)君が競った後、僕と(西)大伍君がすぐカバーしようとは常に話していましたし、ボランチの選手の(伊藤)敦樹と(柴戸)海君とも、そこのリスクは常に意識していました。2対3のバランスだったり、そういうのはすごく意識できていました」
(福岡の状態が違ったにしても、GKとDFとダブルボランチは前回対戦時と全く同じメンバーだった。それで前回と違ってかなり押し込んだり、相手にダメージを与えるようなビルドアップができていたりしたが、どういったところに成長を感じるか?)
「常に相手を見ながら、いわゆる『ヘソ』という部分を誰が取るのかはしっかりできていましたし、いいコミュニケーションが取れているのかなと思っています」
(前回と違い、かなり崩しきるところができていたと思うが?)
「湘南(ベルマーレ)戦から常にいい崩しはできていましたし、あとは決めるだけ、というシーンが多々あったので、そこは課題ですし、突き詰めていく必要があると思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。



レッズは、立ち上がりからペースを握ると、前半に小泉佳穂のゴールで先制。後半には明本考浩が追加点を挙げ、2-0で勝利した。
立ち上がりから圧倒的にボールを支配したレッズは、その流れをスコアに結び付ける。
11分、後方のビルドアップから選手たちがスペースに入りながらパスをつないでいくと、柴戸 海のパスを右サイドで受けた西 大伍が内側へグラウンダーのパスを送る。これを田中達也がスルーしたことにより中央でボールを受けた小泉が相手のスライディングをかわす。そして、ピッチの左方向へ進みながら左足でシュート。進行方向の逆に放たれたボールは強烈な勢いでゴール右に突き刺さり、レッズが先制した。
リードした後もペースを譲ることなく、多くの時間帯を敵陣でプレーするレッズの選手たち。守備でも素早い切り替えですぐにボールを奪い返しながら、直線的に攻撃してくる福岡にゴール前までボールを運ばれることは数回あったが、守備陣がしっかりと跳ね返してピンチらしいピンチを迎えることはなかった。
前半のゴールは1つのみだったが、試合を優位に進め続けた。28分にはボールを奪ったキャスパー ユンカーのパスを受けた明本のマイナスのクロスから小泉がシュート、37分にはテンポのいいパスまわしから伊藤敦樹のサイドチェンジを受けた明本のクロスからキャスパーがボレーシュート、さらに43分には高い位置でボールを奪い返して2次攻撃、3次攻撃を仕掛けるなど、随所にレッズらしい鮮やかな攻撃を展開してチャンスをつくった。
後半は福岡が前半以上に前線にボールを入れて押し込もうとしてきたが、54分にはジョルディ クルークスのシュートを西川周作がセーブするなど、失点を許さない。
レッズは守りに入ることはない。ボールを後方から丁寧につなぎつつ、ボールを奪ってから前がかりになる福岡のスペースを突く素早い攻撃も展開していく。
67分には途中出場の汰木康也のスルーパスを受けたキャスパーのシュートは相手のブロックに阻まれたが、すぐさまボールを奪い返すと、汰木のパスを左サイドで受けた槙野智章がドリブルで相手を抜いてペナルティーエリアに侵入しシュート。相手GKに触られてゴールとはならなかったが、勢いのある攻撃を仕掛けた。
75分にはボールを奪い返した小泉からパスを受けた汰木がドリブルで相手をかわしてからペナルティーエリア内の左でシュート。これは相手に当たって惜しくもゴールとはならなかったが、そのプレーで得た左CKだった。
76分、汰木が送ったインスイングのボールをニアサイドの明本がヘディングで合わせると、ボールはGKの頭を越えてゴール右に吸い込まれ、レッズがリードを広げた。
その後、汰木が得たPKはキャスパーが決めることができなかったが、攻撃的な姿勢を見せながら守備でも最後まで集中を切らさず。アウェイで敗れていた福岡にホームできっちり勝利した。
次戦は、7月3日(土)19時からアウェイのユアテックスタジアム仙台で行われる、明治安田生命J1リーグ 第21節 ベガルタ仙台戦となる。
【明本考浩】
(ゴールシーンはゴール中央くらいからニアサイドに走り込んだ形だと思うが、汰木康也選手のボールも含めて狙い通りだったのか?)
「中の入りは決まっていましたし、僕は昨日の練習からニアに行っていたので、うまくボールが来て合わせることができて良かったです」
(しばらくサイドバックとしてプレーしているが、手応えは?)
「手応えはいい感じです。サイドバックですとどちらかというと守備に重心を置いているので、やられないことを意識しています。今日対峙したジョルディ クルークス選手も非常にいい選手で、前回はやられていたので、今日は絶対にやられないことしか意識はしていなかったですけど、その中で結果も出て、本当に良かったと思います」
(明本選手を見ていると、ボールの落下点に入るのが非常にうまい印象がある。ハイパントのキックも早い段階で真下に入ったところもあったが、その辺りは昔から得意だったのか?)
「空間認知というところは、僕は優れているのかなと思っています。小さい分、そこはすごく大事です。飛ぶタイミングなどは身についてきているので、それを発揮できているのかなと思っています」
(それはプロに入ってからか、昔からか?)
「学生のときからですね」
(相手の右サイドはジョルディ クルークス選手だけでなくエミル サロモンソン選手も上がってきていたが、そこは組織としてどのように潰していこうと考えていたか?)
「福岡さんのストロングポイントだったと思うので、試合前からクロスを上げさせないよう近い距離に行くことは常に意識していました。トモ(大久保智明)ともいい連係がとれていましたし、クロスの回数はあまりなかったと思っているので、抑えられて良かったと思っています」
(相手がシンプルにボールを入れてきていたが、そこのリスクマネジメントは?)
「センターバックの槙野(智章)君、タク(岩波拓也)君が競った後、僕と(西)大伍君がすぐカバーしようとは常に話していましたし、ボランチの選手の(伊藤)敦樹と(柴戸)海君とも、そこのリスクは常に意識していました。2対3のバランスだったり、そういうのはすごく意識できていました」
(福岡の状態が違ったにしても、GKとDFとダブルボランチは前回対戦時と全く同じメンバーだった。それで前回と違ってかなり押し込んだり、相手にダメージを与えるようなビルドアップができていたりしたが、どういったところに成長を感じるか?)
「常に相手を見ながら、いわゆる『ヘソ』という部分を誰が取るのかはしっかりできていましたし、いいコミュニケーションが取れているのかなと思っています」
(前回と違い、かなり崩しきるところができていたと思うが?)
「湘南(ベルマーレ)戦から常にいい崩しはできていましたし、あとは決めるだけ、というシーンが多々あったので、そこは課題ですし、突き詰めていく必要があると思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。



