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ルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦 vs 神戸「全員で戦い抜き、プライムステージ進出!」

13日、浦和レッズは浦和駒場スタジアムでJリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦 ヴィッセル神戸戦に臨んだ。

レッズは、前半に小泉佳穂のゴールで先制すると、同点とされながらも前半アディショナルタイムにキャスパー ユンカーがゴールを決めて再びリード。後半に失点してこの試合は2-2で終えたが、2戦合計4-3でプライムステージ進出を決めた。

アウェイでの第1戦を2-1で制してホームでの第2戦を迎えたレッズ。勝利するためには最低でも2点が必要な神戸がリスクを冒して前掛かりに来る中、我慢の時間が続く。しかし、赤く染まるバックスタンドの2階席に無数の赤、白、黒の三色旗、そして中央に「THE PRIDE OF URAWA」の横断幕が掲げられたビジュアルサポートを受けながら、慎重にゲームを進めていく。

そして16分、相手のコーナーキックからカウンターを発動させると、小泉が中央をドリブル。競り合いながら相手が倒れたのに対して小泉は走り続けると、ボールはキャスパーのもとへ。キャスパーはGKと2対1の状況でパスを選択し、小泉が冷静に押し込む。小泉の加入後初ゴールでレッズが先制、2戦合計3-1とした。

22分にはレッズの左サイドから上がったクロスをドウグラスに頭で押し込まれて失点を許したが、その後焦ることなく試合を展開。45+2分には関根貴大が相手にチャージされながらもボールを失わず、宇賀神友弥の鋭い縦パス、小泉のスルーパスから相手が後逸すると、キャスパーが相手と競り合って一度は倒れながらもボールを失わずにシュートを放つ。

これは距離を詰めていたGKに当たりゴールは奪えなかったが、その1分後だった。

宇賀神が自陣ペナルティーエリア内から大きく蹴り出すと、相手との競り合いを制して抜け出したキャスパーがGKの位置を確認しながら冷静にループシュート。GKが見送るしかなかったボールはゴールに吸い込まれ、この試合を2-1とすると同時に、2戦合計でのリードを再び2点に広げた。

後半に入ると61分にキャスパーは興梠慎三との交代でピッチを後にしたが、5月の明治安田生命JリーグKONAMI月間MVPに選出され、天皇杯、YBCルヴァンカップでも公式戦2試合連続でゴールを決めたストライカーには、スタンドから惜しみない拍手が送られた。

77分にはアンドレス イニエスタに直接FKを決められて2-2、2戦合計4-3となった。さらに1点を失えば形勢が一気に変わる状況で90分には、宇賀神に代わって岩波拓也がピッチに入り、3バックへ変更。

チームは交代策や両手に力を込めながらの鼓舞といったリカルド ロドリゲス監督のメッセージに応えるように、全員で最後まで戦い抜き、プライムステージ進出を決めた。

次戦は、6月20日(日)19時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第18節 湘南ベルマーレ戦となる。

【伊藤敦樹】
(アンドレス イニエスタ選手とマッチアップする機会もあり、止めるシーンもあればかわされるシーンもあったが、どの程度の手応えを感じているのか?)
「イニエスタ選手と対戦するのは今日で3回目ですし、自分なりにうまく対応できる場面もありましたが、簡単にかわされてしまう場面もありましたので、やはりうまいと思いました」

(今日の第2戦は同点だったが、もう1点取られていれば敗退という状況だった。2戦合計で戦う試合やアウェイゴールの難しさを感じたか?)
「プロの世界に入ってアウェイゴールなどは初めての経験でしたが、アウェイでしっかり勝てたことでこの結果につながったと思います。アウェイで勝てて本当に良かったと思っています」

(率直にプライムステージ進出を決めた感想は?)
「今日も難しい試合でしたが、次のステージに進めることを本当にうれしく思います」

(今日のウォーミングアップ中に場内にも流れた試合に向けたコメントで「駒場のピッチで浦和レッズのエンブレムをつけて戦えることを夢見てきました」とあったが、このピッチの上で試合開始のホイッスルと試合終了のホイッスルを聞いた感想は?)
「この(浦和)駒場スタジアムは自分の中で特別なスタジアムと言いますか、本当に思い入れがあるスタジアムでした。天皇杯も(90+1分から)ほんの少しだけ出ましたが、先発出場で90分間このピッチに立てたということは、本当にうれしい気持ちですし、本当に幸せです。レッズに戻ってこられてよかったと改めて感じることができました」

(ここまで公式戦全試合に出場しているが、どう受け止めているか?プロ1年目でどんなところが評価されてそこまで出場できていると思うか?)
「今まで全試合に出場していることは意識しています。ルーキーということはあまり気にしていませんが、(リカルド ロドリゲス)監督に求められていることや、自分の持ち味を出していることが、この出場機会につながっていると思います」

(持ち味を出すことなどもそんなに簡単ではないと思うが、特別なことはないのか?)
「特別なことがあるとは思っていませんし、日ごろのトレーニングから自分の持ち味を出していることが今につながっていると思います。これからもアピールし続けたいですし、レッズというクラブはポジション争いも厳しいですので、今は出られていますが、いつ出られなくなるか分かりません。今、出られていることに感謝しながら、もっとレベルアップしていきたいです」

(今日は第1戦をレッズがリードしたことで神戸が攻めなければいけない試合であり、立ち上がりの様子見がないような大変な試合だったと思うが、そういう試合を経験してみてどう感じているか?)
「今日は次のステージに進むことが一番の目標でしたし、アウェイでしっかり勝てたことで引き分けや0-1でも突破できるという状況でした。相手は勝つしかないという状況で前から来ることは分かっていましたし、自分たちはそれに飲まれないようにと試合前に話していました。試合にはうまく入れたと思いますし、相手の勢いに飲まれることもなかったと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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