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ルヴァンカップ グループステージ 第6節 vs 横浜FC「両翼がゴールを決めてグループステージ首位突破!」

19日、浦和レッズは埼玉スタジアムでJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節 横浜FC戦に臨んだ。

レッズは、グループステージ突破が懸かった重要な一戦で開始早々に関根貴大がゴールを奪うと、後半には汰木康也がゴールを決め、2-0で勝利した。

グループステージを突破するために勝利が必要なレッズは、槙野智章、柴戸 海、小泉佳穂が直近のJ1リーグから続けて先発出場。また、トーマスが先発出場で今季の公式戦初出場となり、武田英寿は負傷交代した4月11日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節 徳島ヴォルティス戦以来、約1ヵ月ぶりにピッチに帰ってきた。

レッズは立ち上がりからスコアを動かす。3分、槙野の縦パスを中央で受けた柴戸がグラウンダーで左に展開すると、山中亮輔の縦パスを汰木康也がスルーし、興梠慎三がワンタッチで汰木へ。汰木もワンタッチでスルーパスを送ると、抜け出した小泉がキレのあるターンで相手GKをかわして右へパス。これを関根が押し込み、鮮やかな流れで先制点を奪った。

先制以降はさらに相手を押し込み、チャンスをつくっていくレッズ。その一方で10分にはカウンターから突破を許したが、ペナルティーエリアの外に飛び出して立ちはだかったのは、西川周作。マギーニョのループシュートをなんとヘディングでクリアするスーパープレーでチームを救った。

その後も相手の間にポジションをとり、そこにパスを通しながら敵陣でボールを保持。ボールを失っても素早く奪い返して主導権を握り続ける。敵陣でボールを奪い返しきれなかった際にも守備陣を中心にしっかり対応し、相手の攻撃のほとんどを単発に終わらせた。

後半も前半同様の流れでゲームが進む中、61分に追加点を奪う。こぼれ球をペナルティーエリアのわずかに外、左45度の位置で拾った汰木が右足でシュート。曲がりながら落ちたボールはゴール右隅に吸い込まれ、汰木の今季初ゴールかつ埼玉スタジアム初ゴールでリードを広げた。

その後も選手交代を使いながら落ち着いてゲームを進める。山中や途中出場の岩波拓也、同じく途中出場のキャスパー ユンカーがチャンスを迎えた一方、相手にチャンスをつくらせることなく、公式戦3試合連続となる複数得点、無失点で勝利。この結果、レッズのCグループ首位突破が決定。プレーオフステージでは、Bグループ2位のヴィッセル神戸と対戦する。

次戦は5月22日(土)16時4分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第15節 ヴィッセル神戸戦となる。

【西川周作】
(西川選手としては珍しく前の試合から間が空いて臨んだ試合となったが、普段と違うところはあったのか?)
「今の僕の立場としては、J1リーグは出られていませんが、こうやってまたチャンスをもらえたことに感謝しながら、とにかく失点ゼロで勝ち上がるということが僕の使命だと思っていました。今日は決勝戦のような気持ちで試合に挑むこともできましたし、久しぶりにホームにいるみなさんと一緒に戦うことができて、試合が本当に楽しかったですし、やっぱり試合に出たいという欲はまだまだ強いです。このままでは終わりたくないですし、まだまだ目標に向かってがんばっている途中でもあります。

J1リーグの先発メンバーから外れたときに感じたことは、こういう時間も自分にとって意味があるということですし、自分にしっかりと矢印を向けながらいい準備ができた結果、今日も勝つことができたと思っています」

(試合を通じて安定したプレーができていたと思うが、特に10分のペナルティーエリア外でマギーニョ選手のループシュートをヘディングでクリアした場面は見事だった。あの場面を振り返ってどうか?)
「一番恐れていたことが起きた状況でしたが、自分の中で想定内ではありましたし、逆にループシュートを打ってくれたから対応できたということもあります。あそこで失点しなかったことが今日の試合の一つのポイントになったと思いますし、とにかくチームが試合に勝って、プレーオフステージに勝ち上がれたということが全てだと思います」

(マギーニョ選手との1対1の場面は、ドリブルで来られて倒しても、シュートを打たれて手で防いでもレッドカードになっていたが、そういうことも含めてあの場面で考えていたことは?)
「まず宇賀神(友弥)選手が最後にプレッシャーに行って、おそらく股を通ったと思いますが、そこでボールが長くなったので行こうと思いました。ただ、マギーニョ選手も足が速いですし、出ていって引っ掛けて退場ということが頭によぎりました。僕もペナルティーエリアの外に出ていましたが、我慢しようと思いながら、最後に抜きに来たときは体でも何でもぶつけて守ってやろうという気持ちで準備はしていましたが、ループが来るとは思いませんでした」

(横を抜けるシュートで手が出てしまうことが怖かっただろうと思うが?)
「あそこから横にシュートが来ても手で行こうとは思っていませんでしたし、足が出るくらいだったと思います。一番嫌だったのはドリブルで来られることでした」

(今日のフォーメーションは4-1-4-1で柴戸 海選手がアンカーでありながら、守備のときには4-4-2になっていたと思うが、攻守での形の切り替えのバランスについてどう感じていたか?)
「非常にいい入りができた中で、一番気を付けなければいけないのは、高い位置でボールを持っているときに引っかかってしまってのカウンターでした。そこは飲水タイムやハーフタイムで修正していかないといけないと思っていましたので、みんなで話し合っていましたし、(リカルド ロドリゲス)監督からも話がありました。

それ以外のところはしっかりとボールをまわすことができていましたし、僕のところに入ったときに柴戸選手もしっかり顔を出してくれていましたので、しっかりとそこを使いながらビルドアップできました。相手にプレスの方向をうまく回避できたシーンが多かったと思います」

(トーマス選手が今季初めて先発出場したが、声かけなどはどうだったか?)
「彼が約5ヵ月ぶりに復帰できて、僕もトミー(トーマス)が帰ってきたことが非常にうれしいですし、仲間として心強いプレーヤーでもあります。トミーは素直な気持ちで常にプレーしていますし、指示にもしっかりと耳を傾けてくれます。オリンピックも控えていますし、これからも一緒にケガなくがんばっていきたいです。彼の復帰はうれしかったです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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