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第14節 vs G大阪「ユンカーが3戦連発!アウェイで勝ち点3を得る!」

16日、浦和レッズはアウェイのパナソニック スタジアム 吹田で明治安田生命J1リーグ 第14節 ガンバ大阪戦に臨んだ。

浦和レッズのJリーグ開幕戦となった、28年前の5月16日と同一カードとなった試合。レッズは、前半にキャスパー ユンカーの2ゴール、田中達也の1ゴールで3点をリードすると、後半も失点を許さず、3-0で勝利した。

大阪府に発令中の緊急事態宣言を受けてリモートマッチ(無観客試合)となったこの一戦、レッズは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。

3分、小泉のパスを右サイドに流れながら受けたユンカーがドリブルで持ち運んでから中央にグラウンダーのパスを送ると、ペナルティーエリア内に走り込んだ武藤がワンタッチでシュート。ボールはGKの正面に向かったが、立ち上がりからチャンスをつくった。

7分、8分と続けて宇佐美貴史にミドルシュートを打たれたが、前者は2試合連続の先発出場となった鈴木彩艶がファインセーブ、後者は岩波拓也が見事なスライディングブロックで防ぎ、失点を許さない。

その後も普段に比べて相手にボールを持たれる時間が長かったが、しっかりと組織された守備で慌てるシーンを迎えることはなかった。

そして15分、デビューから公式戦2試合ゴール中だったユンカーが力を見せる。

阿部勇樹の縦パスを受けた武藤が左サイドの内側からクロスを上げると、J1リーグでは第2節のサガン鳥栖戦以来の先発出場となった田中がファーサイドでボールを受け、右足で折り返し。そのボールを下がりながら、さらにDF2人に挟まれながらもユンカーが頭で合わせ、3試合連続で先制点を奪った。

その後、18分にユンカーのパスから小泉が放ったボレーシュートはGK正面となったものの、直後の20分、ユンカーのサイドチェンジを左サイドで受けた明本考浩が低いクロスを入れると、武藤がニアサイドで相手を引き連れ、ファーサイドに走り込んだ田中がワンタッチで押し込んでゴール。リードを広げた。

その後も落ち着いてゲームを進めながら迎えた40分、相手のサイドチェンジを西 大伍が奪いワンタッチでつなげると、田中が自陣からドリブルを開始。スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアに侵入した後、一度は相手にボールを触られたものの、ボールの行方を冷静に追ってクロス。これをゴール前のユンカーが左足で押し込み、3-0とした。

後半も「ボールを動かしていこう」というリカルド ロドリゲス監督の指示通り、ボールを持てばテンポ良くパスをまわしつつ、G大阪にボールを持たれる時間もコンパクトでコースを限定する組織的な守備を見せながら、ゴール前でも冷静に対応していく。

選手交代を使いながらもバランスの取れた戦いを続け、相手に決定機を作らせることもないまま2試合連続のクリーンシートで勝利。「アウェイで一歩踏み出したい」というリカルド監督の言葉通り、今季のJ1リーグでアウェイ2勝目を挙げた。

次戦は、5月19日(水)19時から埼玉スタジアムで行われる、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節 横浜FC戦となる。

【田中達也】
(今日は体がすごくきれていたが、開幕してしばらくは体が重いように見えた。それはフィジカルの問題だったのか、戦術の理解の問題だったのか、今とはだいぶ動きが違ったと思うが、その辺りの変化についてどう感じているか?)
「開幕して最初のころは、トレーニングキャンプで捻挫してしまったところの痛みがなかなか消えていなかったこともありました。そういうところをレッズのトレーナーの方などに本当によくしてもらって、コンディションも先月くらいから上がってきました。あとはしっかり結果を残せるようにというところで、最近はゴールやアシストができているというのはよかったなと思います」

(今日はサイドハーフでプレーして3点に絡み、田中選手のゴールも明本考浩選手が速い攻撃からシンプルなクロスを入れた。トレーニングでやっているようなサイドの状況次第でゴール前をどうやって攻略するかということが生きていると思うが?)
「トレーニングでもああいうところは狙っていくように、逆サイドがクロスを上げられそうなときはしっかりとゴール前に詰めるということは言われています。僕が去年、大分(トリニータ)で点を取ったときはクロスに対してゴール前に入るという場面が多かったですし、そういうところは逃さないようにしっかり走るということは自分の特長だと思っていますので、今日はそれが得点につながってよかったです」

(J1リーグの先発出場は第2節のサガン鳥栖戦以来だったが、最近のJ1リーグの途中出場やYBCルヴァンカップでのプレー、またはトレーニングでJ1リーグでも先発で出て結果を残せるという手応えは感じられていたか?)
「まず僕の特長はゴールやアシストに絡むところで、誰よりも速く走ることや運動量は武器だと思っていますが、最近は本当に守備を向上できるようにということで、スタッフとコミュニケーションを取って、どのように守るか、どのように自分に何ができるかが整理できてきました。守備でかなりリズムをつかめてきたことが攻撃にもつながってきたと思っています。今日も守備は悪くはなかったと思いますし、そういうところでだんだんと守備と攻撃がうまくリンクし始めてきたと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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