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キャスパー ユンカー 新加入会見 コメント

29日、入国から2週間の隔離期間を経て26日にチームに合流したキャスパー ユンカーのオンライン加入会見が行われ、チームやファン・サポーターの印象、レッズでの意気込みなどをメディアに対して語った。

(日本に入国してから2週間の隔離生活を経てチームに合流したが、浦和の街やレッズの雰囲気をどう感じているか?)
「初日から非常にいい印象を抱いています。チームはグループとしてまとまっていますし、全員がハードワークしていますので、とてもいい印象を持っています。浦和の街も少し見て良いと思いました。今はコロナ禍によって外でたくさん活動はできませんが、いい街だと思います。

また、先日スタジアムに行き、ファン・サポーターの方々も見ました。今は4,000人くらいですが、すごくチームの後押しとなるような手拍子での大きな応援をしていたと思います」

(チームに合流する前からレッズのチームやファン・サポーターの印象はあったのか?)
「知っていました。レッズのファン・サポーターについて話は聞いていましたし、来る前にレッズのチャントも聞きました。とても有名な応援だと思います」

(昨シーズンはノルウェー1部で得点王にもなったが、得意なプレーやゴールパターンは?)
「自分の強みはスピードとペナルティーエリア内でのポジショニングだと思います。また、左足でのシュートは得意だと思っています。そして自分でゴールを取るだけではなく、他の選手へのアシストもできますので、ゴールを取りながら、アシストをしながらチームに貢献したいと思っています」

(ユンカー選手の加入が決まった際、または合流した際の映像など、ファン・サポーターの反響や期待はすごく大きいが?)
「日本の文化のことも浦和レッズのグループのことも理解して、しっかり溶け込んでいきたいと思っています。日本語も勉強していますし、これからもしっかりがんばってここに入っていきたいと思っています」

(昨シーズンが終わって時間が経ち、2週間の隔離生活で自主トレーニングもしていたと思うが、試合に出るためにどれくらいの時間が欲しいか?)
「ノルウェーのシーズンは12月に終わりましたが、その後にプレシーズンのトレーニングキャンプでかなりハードなトレーニングをしてきましたので、コンディションは良いです。14日間の隔離期間がありましたので、ボールのフィーリングは取り戻していかないといけませんが、レッズに加入してからもハードなトレーニングを行っていますし、コンディションは上がっていると思います。自分はサッカー選手ですので、早くピッチに立ってプレーしたいですが、そこは監督の判断になると思います」

(デンマークやノルウェーと日本は近しい国ではなく、サッカーでの交流もそう多いわけではないが、日本のサッカーに対してどのような印象を持っているか?どのような形でJリーグを知り、日本でプレーしようと決断したのか?)
「アジアでプレーしたいと常に思っていましたが、その中でも日本はハイレベルだと思います。生活面でもいい国だと思っていますし、アジアの中で一番いい国だと思います。さらに浦和レッズはアジアの中で最も大きなクラブの一つですので、ここに来られてうれしいですし、チャンスだと思っています。サッカーでは楽な選択をするだけではなく、冒険したいと思っていました。そして、この国の文化に触れることができていますので、とても興奮しています」

(リカルド ロドリゲス監督のサッカーの中で自分をどのように生かせると思っているか?)
「監督はいいサッカーを指導してくれると思います。非常に攻撃的で、ハイプレスを掛けるスタイルですし、自分が前に所属していたクラブに少し似ているのでよかったと思います。攻撃的な選手は攻撃的なサッカーを好みますが、早く監督のアイデアを自分の中に浸透させていきたいですし、自分に合っているサッカーだと思います」

(ストライカーの中にはボールにたくさん触ったり、サイドに流れてリズムを作ったり、ゴール前に待ち構えるタイプもいるが、ユンカー選手はどのようなタイプなのか?)
「自分の強みはペナルティーエリア内でのポジショニングだと思います。もちろんたくさん動きますが、攻撃の最後のところではペナルティーエリアの中にいたいですし、少し引いて間のスペースを使うこともできますが、そこは監督の戦術に合わせていきたいと思います」

(レッズの外国籍選手は2人目で、トーマス選手とは英語でコミュニケーションを取れていると思うが、関係性はどうか?)
「トーマス選手とは英語でコミュニケーションが取れますし、このクラブのことも、チームのサッカーのことも分かっていますので、トレーニング中もピッチの中で助けてくれています。自分も早くクラブのことを理解したいと思いますし、そのためにも自分の日本語を向上させて、他の選手ともコミュニケーションを取れるようにしていきたいと思います」

(これまでのチームのファン・サポーターに呼ばれていたニックネーム、日本のファン・サポーターに呼んでほしいニックネームはあるか?)
「みなさんにとって呼びやすい呼び方でいいと思います。クラブの中ではキャスパーと呼ばれていますが、苗字のユンカーで呼ばれても問題ありません」

(セリエAやロシアリーグやトルコリーグのクラブからもオファーがあったと聞いたが、日本でプレーすると決めるまでに悩んだのか?)
「ヨーロッパの他の国に行く選択肢もありましたが、アジアでプレーしたいという思いもありましたし、他のところでトライして別の文化を経験したいと思っていました。またレッズのようなビッグクラブの名前がテーブルに乗ると、ノーとは言えませんでした。自分にとっても次のレベルへのステップだと思いましたし、レッズのファン・サポーターを含め、サッカーを愛する人たちの中で活動できることをうれしく思います」

(去年は自身は得点王、チームは優勝とパーフェクトイヤーだったと思うが、FKボーデ/グリムトへの思いは?)
「昨年は素晴らしいシーズンを過ごすことができました。FKボーデ/グリムトに非常に感謝しています。本当によくしてもらったと思います。信じられないような1年であり、歴史を作ったような1年でしたが、その一部になれたことをうれしく思っていますし、監督には成長させてもらったと思います」

(14日間の隔離生活で不安や寂しさもあったと思うが、どのように過ごしていたのか?)
「早くチームに合流したいという気持ちがありましたが、まず日本に来られたことがうれしかったです。1日に1時間、ピッチを使って動くことができましたので、そこは最大限がんばりました。また、Jリーグに与えられた端末で試合なども見られましたので、レッズの全試合を見ました。試合を見ながら、自分もそこに早く合流したいという気持ちがありましたが、それが今ようやくかないました」

(昨日は埼玉スタジアムで試合を見ていたが、自分が入ったらどんなプレーをしようとイメージしていたのか?)
「僕はサッカーを愛していますので、試合を見るたびに分析してしまいます。昨日の試合も分析しながら、どのようにすればスペースを見つけられるのか、そしてそこでどのようにボールを受けられるのかということを見ていました。もちろんチームメートのことを知っていく段階ですが、早く彼らと一緒にピッチでプレーしたいです」

(具体的にどのようにすればスペースが生まれ、どのようにすればシュートまで持ち込めたとイメージしたのか?)
「昨日の試合はいい時間帯もあったと思います。ゴールを奪えなかったのはアンラッキーでしたが、全員ががんばっていたと思います。自分はその中で、ペナルティーエリアの中でスペースを作ってゴールを決めることをイメージしていました。戦術の話になってしまうのであまり多くは話したくありませんが、選手たちはよくやっていたと思います」

(背番号7番はどうか?)
「自分から希望した番号ではありませんが、誇りを持ってこのシャツを着ています。ヨーロッパでもビッグプレーヤーがよく身に付けている番号ですので、うれしいです。また、自分が3歳から5歳くらいまでのころに7番を付けてプレーしていましたので、そういった意味でもおもしろいと思いますが、背番号よりもパフォーマンスの方が大事だと思います」

(Jリーグでプレーしたデンマーク人選手はレッズでプレーしたニールセン選手、ヴィッセル神戸でプレーしたラウドルップ選手以来だが、彼らは代表選手でもあった。国を代表して25年ぶりにデンマークの選手が日本でプレーすることをどのように感じているか?)
「とても気分はいいです。日本に引かれたもう一つの理由は、今までデンマークの選手は少なかったということもありました。先ほど挙げられた2人も偉大な選手でしたし、自分が3人目であることはとてもうれしいことです。ここではスカンジナビアの選手、デンマークの選手がいいプレーをすることを見せたいです。その地域のより多くの選手が日本で冒険できることを望んでいます」

(昨年は柏レイソルに所属していたオルンガ選手が30近くのゴールを決めてMVPになったが、今年はアフリカ出身の選手が6人加入している。ユンカー選手が活躍することでスカンジナビアやデンマークの選手をJリーグに呼ぶことができるのか?)
「自分も自分に大きな期待をしている状況ですし、ゴールを決めながらチームに貢献したいですが、最も重要なことはいいゲームをすることです。ゴールも決めたいですが、勝利の方が重要です。チームがいいパフォーマンスをしていれば、その中でも自分がよくやっている証拠だと思います。先ほども言いましたが、非常にまとまったグループであり、チームプレーヤーとしてもプレーしたいと思います。チームとしていい方向に向かっていると思います」

(アジアでプレーしたいと思っていたことは意外だが、サッカーに引かれていたのか?それとも文化に引かれていたのか?)
「自分は自分がサッカー選手であることをとても幸運だと思っています。サッカー選手であれば、サッカーが違う文化に連れて行ってくれますし、いろいろなところに旅をすることができます。ヨーロッパ人で歳をとったときに『日本に住んだ経験がある』と言える人はそんなに多くないと思います。また、このような文化に触れ、自分が人間としても成長できると思います。それだけではなく、サッカーもエキサイティングであり、自分にとても合っていると思いますし、それも大事だと思います」

(経験してみたいと思っている日本の食べ物や文化はあるか?)
「できるだけ多くのことをこちらで経験したいと思いますが、まずはサッカーで順応したいと思っています。もちろん寿司など好きな日本の料理もありますし、文化を含め、いろいろなことを学んでいきたいと思っていますが、まずは言語を勉強したいと思っています」

(フェイエノールトの協力もあって想像以上に早く日本に入れたこともあったと思う。ワールドワイドなクラブの協力についてどのように感じているか?)
「とてもよかったと思います。サッカーではクラブ間の良好な関係もとても大事だと思いますが、メディカルチェックがフェイエノールトでできたことはとてもよかったですし、プロフェッショナルなクラブ同士の関係だと思います」

(ユンカー選手がFWとして成長するに当たって、デンマークや北欧の選手で参考にしたりアイドルにしていた選手はいるのか?)
「ロビン ファン ペルシが好きですし、マンチェスター ユナイテッドのファンですので、ルート ファン ニステルローイやルーニーなどたくさんの好きな選手がいましたが、彼らから少しずつ自分の中にいろいろと取り入れることができればと思いながらプレーしています」

(ノルウェーリーグにはモルデという強いチームがあったが、そういうチームを破って優勝するまでにはどんなことがあったのか?)
「モルデは経済的にも強く、高い給料を払っていい選手をそろえるチームです。どのクラブにも文化があると思いますが、前クラブにはハードなトレーニングをする文化がありました。チームがひとつにまとまっていました。もちろん、個人のクオリティーもあると思いますが、サブの選手を含め、全員が同じ方向を向いて、監督の戦術やトレーニングなどを信頼してまとまっていけば強いチームになれると思います」

(これからどんな選手になっていきたいか?)
「今は理想的な年齢だと思います。ストライカーとしてもピークを迎えていると思いますが、これからもまだまだ成長していけると思いますし、これからもステップアップしながらパフォーマンスを上げていくことができると思います。ここで長くプレーしたいと思います。サッカーは自分にとって人生そのものですので、長い期間続けたいと思います」

(3歳で背番号7番を付けたと話していたが、何歳でサッカーを始めたのか?サッカーを始めてずっとFWだったのか?)
「僕がサッカーを始めたのは3歳のころで、ずっとストライカーです。父もデンマークでプロのストライカーとしてプレーしていましたので、これは家系ですね」

(レッズのFW陣の印象とレギュラー争いに向けての意気込みは?)
「トレーニングでも見てきましたし、昨日は試合も見ましたが、経験豊富で長くJリーグでいいプレーを見せている選手だと思います。それはリスペクトに値することですし、非常に質が高いと思います。その中に自分のクオリティーも持ち込んで彼らと健全な競争をしたいと思います。自分自身もプレーするに値する選手であると証明しながら試合に出たいですが、ここには非常にいいFWのグループがあると思います」

(今シーズンの目標は?)
「今年の目標はまずチームに順応すること、そして試合に出ればゴールやプレーで勝利に貢献すること、そのためにハードワークしたいと思っています。今年のレッズは非常にいいチームであり、試合を全て見ましたが、勝利に限りなく近いゲームが多かったと思います。早く試合に出場してゴールなどで貢献したいです」

(ファン・サポーターに向けたメッセージは?)
「ファン・サポーターのみなさんと早くスタジアムでお会いしたいです。7番のユニフォームを買ってください。後悔させません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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