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ルヴァンカップ グループステージ 第4節 vs 湘南「苦戦も粘り強く戦い、勝ち点を得る」

28日、浦和レッズは埼玉スタジアムでJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第4節 湘南ベルマーレ戦に臨んだ。

レッズは、最後までゴールは奪えなかったものの、我慢の時間帯も粘り強く戦い、0-0で引き分けた。

3日前の明治安田生命J1リーグ 第11節 大分トリニータ戦から10人を入れ替えて試合に臨み、藤原優大、福島竜弥は埼玉スタジアムでのデビュー戦となった。

立ち上がりは我慢の時間となったが、相手がボールを持った際にコンパクトな守備陣形を築き、球際で激しい戦いを見せる。ボールを持てば選手たちが距離感を保ち、藤原や伊藤敦樹が果敢に縦パスを狙う。ファウルで止められることもあったが、伊藤涼太郎も積極的に仕掛けた。

20分、敵陣で相手のパスをインターセプトした汰木康也がドリブルで持ち運んでペナルティーエリアのやや外から右足でシュート。相手GKに阻まれたが、惜しいシーンを作り出した。

29分にはペナルティーエリア内に侵入されたが、守備陣を中心に体を張ってボールを弾き返し、最終的にシュートは枠の外へ。

32分にはレッズの左サイドからのクロスを梅崎 司に合わせられたが、阿部勇樹がブロックしてゴールを許さなかった。

後半開始と同時に伊藤敦樹、田中達也に代わって柴戸 海、関根貴大が入ったレッズは、立ち上がりにチャンスを作る。伊藤(涼)のスルーパスをペナルティーエリア内の右で受けた関根が低いクロスを送ると、ゴール前に汰木が走り込んだが、足に当てることはできなかった。

56分には右サイドに流れた伊藤(涼)がクロスを上げると、杉本が飛び込むがわずかに届かず、相手にクリアされた。

選手交代を使いながら、ポゼッションとパス回しのテンポを高め、相手にボールを持ち運ばれた際にも我慢強く守るレッズ。79分には後方からの縦パスを受けて前を向いた柴戸がゴール前に浮き球のパスを送ると、福島との交代でピッチに入っていた明本考浩がゴール前に飛び込む。ボールには触れなかったが、左サイドバックでゴール前に走り込む走力の高さを見せた。

ボールをキープしていた85分ごろからスタンドの太鼓と手拍子の音量が上がると、レッズはゴールを目指して攻勢に出る。

アディショナルタイムに途中出場の興梠慎三が放ったボレーシュートが枠を捉えきれないなど、ゴールは奪えなかったが、ファン・サポーターの後押しを受けながら最後まで闘い、勝ち点1を獲得した。

次戦は5月1日(土)14時3分からベスト電器スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第12節 アビスパ福岡戦となる。


【藤原優大】
(今日の試合は、阿部勇樹選手と岩波拓也選手と組み、最初の試合では、槙野智章選手と組んだが、それぞれ3人と組んで学んだところや自分自身気付いたことがあれば教えてほしい)
「自分は結構前に強くアタックするタイプですが、行ったところの後ろをしっかりカバーしてくれます。『自信を持っていいよ』という声掛けをされているので、すごく行きやすいです。いわゆるベテランと言われる選手の安心感などは練習から感じています。何年後に浦和レッズいるならそういう選手にならなければいけないと思っています」

(宇賀神友弥選手が、ストロングな部分をもっと出して、ウェリントン選手を上から叩くくらいのヘディングを見せてほしいと言っていたが、自分自身、どのくらいヘディングを出せていると思うか?)
「今日、一回も負けなかったんですけどね…。でも、ヘディングは自分のストロングですし、ヘディングで負けていたら自分がいる意味がないと思っていますので、毎日自分の武器を磨くためにどうすればいいのかやっています。ヘディングを一番の武器として売っている選手なので、ウェリントン選手の上から叩きたいと思います」

(加入して、最初はリカルド ロドリゲス監督の頭を使うサッカーに慣れていきたいと言っていたが、そういうところを含めての自分の成長については?)
「最初はすごく戸惑いというか、やっているサッカーに対する疑問や不安は、とても大きかったです。今は徐々に慣れてきて、最初やっていたころよりは、足元の部分や戦術の仕組みも少しずつ慣れてきました。でも、まだまだスタメンで出ているセンターバックの選手達には追いつけるレベルにはないと思っています。本当にもっともっと学ぶ気持ちを持って、日々やっていかなければいけないと思っています」

(阿部選手と組んだが、藤原選手が産まれたときにはもうプロサッカー選手をやっていた年齢差のあるコンビだったが、試合中や練習中で一緒に組んでいてすごく感じることがあれば教えてほしい)
「単純に一つひとつ自分に対する発言や行動にすごく重みがあり、説得力があります。今日も『アタックしていい。どんどん前に行け』って言われていましたが、そこはすごく安心感があって、すごく前に行きやすかったです。人としての力というか、そういうところが自分には足りないものだと思いますし、阿部選手の素晴らしいところだと思います」

(これまで何度も試合をした舞台だったが、浦和レッズの選手として初めて埼玉スタジアムで試合に出場したと思うが、試合に臨む心境と試合を終えた心境は?)
「埼玉スタジアムという舞台に、浦和レッズのエンブレムを付けてピッチに立てたことで、やっとここまで来たという気持ちというか、やってやろうという気持ちになりました。今日この舞台で自分のプレーが出せなければ、本当に今まで何をやってきたんだと試合前は思っていました。ここで一発やってやろうという気持ちで試合に臨みました。

やっぱり、ファン・サポーターのいる埼玉スタジアムは本当に素晴らしかったです。リーグに出場している選手たちは、週に1回このピッチに立ってプレーできていることは、本当に素晴らしいことだと思います。自分も一日でも早くそのピッチに立って、毎週戦い続けたいと思いました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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