MENU

NEWS

第9節 vs 徳島「関根のゴールが決まり、2年ぶりの3連勝!」

11日、浦和レッズは埼玉スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ 第9節 徳島ヴォルティス戦に臨んだ。

レッズは、耐えるべき時間帯でしっかり耐えると時間を追うごとにペースをつかみ、後半にCKから関根貴大がゴールを決めて、1-0で勝利した。

主導権争いが続いた序盤、アクシデントが発生してしまう。7分、ボールを失った後に戻って奪い返した際に武田英寿が負傷退場。11分に杉本健勇が急遽ピッチに入った。

その後、徳島にボールを持たれる時間帯もあったが、全体をコンパクトに保ちながら前線からのプレスとプレスバックを徹底し、堅固な守備を築く。

34分にはゴール前でシュートを打たれるピンチもあったが、J1リーグ通算499試合目の出場となった西川周作がビッグセーブ。39分にはペナルティーエリア内の右からシュートを打たれたが、これも西川がビッグセーブで防ぎ、失点を許さない。

攻撃ではなかなか前方までボールを運べなかったが、長短、前や斜めや裏とさまざまなパスを出して工夫しながら徳島の隙を探していく。

一旦は失ったボールを明本考浩が中盤で奪い返したことをきっかけに中央、右へと短いパスをつなぎ、西 大伍が上げたクロスを武藤雄樹がヘディングで合わせる。しかしクロスバーに直撃して惜しくもゴールは奪えない。

アディショナルタイム1分には右サイドで細かくつないでから杉本の縦パスを武藤がワンタッチで右に送ると、関根貴大が上げたクロスを明本がヘディングで合わせたが、こちらは枠を捉え切ることができなかった。

そして高い位置でのパス回しが増えていった終盤の43分。ゴールには至らなかったが、立て続けにチャンスを作って前半を終えたレッズ。後半はボールを回す位置、ボールを奪う位置が高くなり、敵陣でプレーする時間を増やしていく。

すると60分、左CKからだった。小泉佳穂のショートコーナーから山中亮輔がクロスを送ると、関根が下がりながらヘディングシュート。ボールはゴール右に吸い込まれた。

前回の埼玉スタジアムでの試合、明治安田生命J1リーグ 第7節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER 三菱UFJニコス】ではヘディングシュートでネットを揺らしながらもVAR(ビデオアシスタントレフェリー)と主審のオンフィールドレビューの結果、シュートシーンより前のプレーに対する判定によってゴールを取り消されていた関根が、待望の今季初ゴールを決めた。

その後もレッズは追加点を狙いながら、決して引くことなく前線や中盤から激しくボールを奪いにいく。

83分にはゴール前まで運んだチャンスからカウンターを受けたが、伊藤敦樹が中盤で相手に激しいプレッシャーを掛け、横に出たボールをスライディングでクリア。3試合ぶりに先発出場したルーキーが見事な守備を披露し、徳島にチャンスを作らせなかった。

その後も集中を切らさず、試合終了の笛が鳴るまで走り、戦い続けたレッズ。2019年4月以来、約2年ぶりとなるJ1リーグ3連勝を果たした。

次戦は4月18日(日)15時からアウェイのヤンマースタジアム長居で行われる明治安田生命J1リーグ 第10節 セレッソ大阪戦となる。

【関根貴大】
(前々節の鹿島アントラーズ戦ではVARの判定でゴールが取り消されたが、今日のゴールが決まった感想は?)
「今回のゴールは取り消されないだろうと思っていましたので、素直に喜べました」

(鹿島戦でゴールが取り消されたことはどう感じていたのか?)
「VARでの取り消しはむなしいですね。喜んでしまったことも恥ずかしかったです」

(ゴールが決まってベンチ前に走っていったが、その際の心境はどうだったのか?)
「昨日のトレーニングからあの形は狙っていました。マークに付かれた選手が(ゴール前に)入らないという形でした。それがうまくはまったので本当に狙い通りでしたし、リカルド(ロドリゲス)監督も古巣相手に勝ちたかったでしょうし、勝利を届けたいという思いで一緒に喜びました」

(去年は難しい時期があったり、今年も少し出遅れたりしたが、これから勢いに乗っていけそうか?)
「チームが勝つことで自信が増していきますし、一人ひとりの選手の能力も変わっていきますので、すごくいい流れだと思っています」

(今季J1リーグ9試合目の初ゴールについてどのように捉えているか?)
「早くはないですし、まだ1ゴールしか取れていませんので、もっと結果を残したいと思っています。アシストもありませんし、物足りなさを感じています」

(これまでゴールを取るために努力してきたことはあるか?)
「自分が、というよりはチームの流れ、ボールの動かし方を先読みしていくと言いますか、どこにいればよりゴールに近づけるかということはこの5試合で先発出場できて感じてきたところです。鹿島戦もゴールにはなりませんでしたが、ああいうところに飛び込んでいくというような感覚は徐々につかめてきていると思います」

(昨季は2ゴールだったが、今季のゴール数の目標はあるか?)
「シーズンが始まる前にリカルド監督とも『2桁は取りたい』という話をしていましたので、そこは目指していきたいです」

(徳島ヴォルティスがリカルド監督の古巣ということで同じようなサッカーをしていたが、やりづらさはあったのか?前半はチームとして動きが重いように見えたが、武田英寿選手のアクシデントによる交代の影響も含めてどう立て直したのか?)
「まず負傷者が出てしまって、そこからフォーメーションを変えた中でなかなかうまくいきませんでした。相手も自分たちの形を見ながら臨機応変にポジションを変えながらやってきましたので、非常にやりづらさを感じましたが、その中でも前半は我慢して相手にいい形を作らせないように、焦れずにやろうと考えていました。何試合か悪い時間帯に失点してしまうことが多かったですので、我慢強く戦って後半立て直そうという思いで僕はプレーしていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。







PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ