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第7節 vs 鹿島「圧倒して勝利!」

3日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第7節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER 三菱UFJニコス】に臨んだ。

レッズは、前半から主導権を握り明本考浩のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムに失点したものの、後半に槙野智章がPKを決めて2-1で勝利した。

北と南のゴール裏に赤、白、黒の3色、バックアッパーに大きな「URAWA」と描かれたビジュアルサポートで後押しを受けたレッズは、立ち上がりから試合を掌握する。

前半のキックオフ直後こそ鹿島だったが、すぐにボールを奪うと支配。ボールを失っても素早い切り替えとプレスでボールを奪い返し、またパスをつなぐ。10分を過ぎるまで鹿島がオンプレーで続けて5秒以上ボールを持つことはほとんどなかった。

もちろんただパスをつなぐだけではない。サイドを中心に積極的に仕掛け、ゴールを狙った。

10分には左サイドで仕掛け、ボールを失ってもすぐに奪い返し、右にボールを運んでから関根貴大のクロスのこぼれ球に反応した山中亮輔がシュート。これは相手に当たったが、ボールがゴール前にこぼれると、明本考浩がボレー。ゴールにこそならなかったが、序盤からチャンスをつくった。

試合が進むと立ち上がりに比べ鹿島が時間をかけてパスを回すことも増えたが、レッズのペースで試合は進んだ。

そして37分、歓喜の瞬間を迎える。自陣でパスをつないでから左サイドでボールを受けた小泉佳穂がサイドチェンジ。自陣右サイドでボールを受けた西 大伍が前方を確認しながら浮き球のパスを送ると、抜け出した明本が左足でボールを止め、前に出てきた相手GKにボールを触らせることなく左足でゴール右に流し込んだ。​

西 大伍のレッズ加入後初アシスト、明本考浩のレッズ加入後初ゴール、そしてチームとして今季のJ1リーグで初めての流れの中からのゴール。見事な攻撃でレッズが先制に成功した。

先制後もペースを握り続けながら前半アディショナルタイムに失点してしまったレッズだったが、後半に入ってもペースは落ちない。

63分、関根の縦パスを受けた武藤がターンしてスルーパスを送ると、相手の裏をとりながら前に入った明本が倒されてPKを獲得。VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の確認で少し間が空いたものの、キッカーの槙野智章がゴール左隅に流し込み、66分に再びリードを奪った。

槙野はゴール裏のファン・サポーターと喜びを分かち合った後、この日47歳の誕生日を迎えたリカルド ロドリゲス監督と抱き合い、ベンチ前に歓喜の輪をつくった。

70分には山中の鋭く正確なクロスからファーサイドに飛び込んだ関根がダイビングヘッドでゴールネットを揺らしたが、VARと主審のオンフィールドレビューの結果、シュートシーンより前でのハンドによりゴールは取り消されたが、素晴らしい攻撃を展開した。

その後もレッズは交代枠を使いつつ、収容人数上限からわずかに25人を欠いただけの9,975人の大きな拍手の後押しも受け、アグレッシブさと球際での激しさを欠かずに戦い続ける。

そして太鼓と手拍子で発せられた大音量の浦和レッズコールを聞きながら、2-1で試合終了。鹿島を倒した。

次戦は4月7日(水)19時からアウェイのIAIスタジアム日本平で行われる明治安田生命J1リーグ 第8節 清水エスパルス戦となる。

【明本考浩】
(ゴールシーンはうまく抜け出して1対1となって決めたが、うまくいった部分は?)
「揺さぶりながらゴールができたと思います。左から右の(西)大伍君に行って、武藤(雄樹)君も落ちてきた中でセンターバックの後ろの空いていたところに走っていきました。そこを大伍君がしっかり見ていたので、いいボールでしたし、あとは流し込むだけでした。チームとしても本当にいいゴールだったと思います」

(2点目のPKを取った場面も明本選手が相手の背後を取った。外に流れるところから中にコースを変えていったが、あの場面の駆け引きは?)
「最初は縦に抜けようとしたのですが、相手の体の向きが悪かったので、間に行けると思って走りました。そこを武藤君がしっかり見てくれていました」

(背後を取る動きが機能したのがゴールにつながったと思うが?)
「監督からは『背後、背後』と常に意識するように言われていましたし、武藤君の動きを常に見ていたので、できました。今日の試合は見ながらプレーできたと思います」

(相手によってやりやすさ、やりにくさはあると思うが、これからのベースにしたいくらいの素晴らしい出来だったと思う。手応えや自信になったものについては?)
「手応え的には、今シーズン一番いい試合ができたと思います。自陣からしっかりボールをつないで相手を揺さぶりながら、相手が出てきたところに当てて落として3人目が絡む、そういうシーンが多々できていたので、本当に良かったと思います」

(フィジカルに特長のある鹿島アントラーズ相手にこれだけできたのは、個人的にも自信になったのでは?)
「本当に、自信がつくプレーができたと思います」

(今日はビジュアルもあり、浦和レッズらしいスタジアムの雰囲気だったと思う。試合後の場内一周の際には明本選手の背番号を掲げているファン・サポーターもたくさんいたと思うが?)
「そういう雰囲気の中でできるのはすごくうれしいですし、自分の番号が掲げられているのも、うれしい光景です。もっと15番を広めていきたいと思います」

(開幕前は明本選手を予想先発に挙げるメディアが少なかったが、そこで悔しく思った部分や、定着したという手応えは感じているか?)
「定着したとは全然思っていません。結果を残さなければ試合に出られませんし、常に競争しています。メディアが何を言っても関係なく、自分自身で自分のプレーをするのが大事だと思います」

(非公開練習をかなりキツくやったそうだが?)
「ゲーム形式が多かったですし、その中で鹿島(アントラーズ)対策を常にやっていました。インテンシティーも高く強度の高い練習ができていて、今日の試合に向けて、というのは監督も言っていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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